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【米国株動向】5年で株価が3倍になる可能性のあるハイテク銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021年9月12日投稿記事より

2020年9月に上場したユニティ・ソフトウェア(NYSE:U)の株価は、52週高値を23%下回る水準であるものの、上場以来1年弱で94%上昇しています(本稿執筆時点)。

同社は、ビデオゲーム、拡張現実(AR)、バーチャル・リアリティ(VR)、人工知能(AI)といった重要なトレンドで大きな役割を果たしており、今後5年間で株価は3倍になると考えられます。

大きな市場機会

ゲームクリエーターは、ユニティのプラットフォームを利用することで、スマートフォンやゲーム機器、AR・VR用ヘッドセットなど、さまざまなデバイス向けに双方向型の2D/3Dコンテンツを作成・管理し、さらに収益化することが可能になります。

同社のプラットフォームはゲーム業界以外にも、建築や自動車、映画制作などで利用されています。

さらに、自動運転やロボットのAIモデルを訓練するシミュレーションのツールとしても利用されています。

同社は、2025年までに市場規模は330億ドルになると予想しています(ゲーム分野で160億ドル、その他の分野で170億ドル)。

3次元仮想空間技術が実用化されれば、さらに拡大する可能性もあります。

ゲーム業界での圧倒的な地位

これまでの3Dコンテンツの開発は、コストも労力もかかるものでした。

また、単純な双方向型コンテンツの制作であっても、膨大な時間と資源を要していました。

さらに、コンテンツをウィンドウズ、Mac、Xbox、プレーステーションといったプラットフォームごとに再コード化する必要がありました。

ユニティは、そのような問題を解決しました。

同社のプラットフォームにより、コンテンツの映像制作と同時に編集を行うことが可能となり、開発フローは劇的に改善しました。

ユニティで制作されたコンテンツは、コードを書き換えなくても20種類ものプラットフォームに対応可能です。

さらに、広告販売を行うユニティ・アドや、アプリ内でセールスプロモーションを行うユニティIAPといったツールを使って、ゲームの収益化も可能となります。

こうしたバリュー提供によって、同社はゲーム開発エンジンで首位に立ちました。

2020年第4四半期には、トップ1000モバイルゲームのうちの71%がユニティを利用したものでした。

さらにゲーム開発スタジオトップ100のうちの94は、ユニティの顧客です。

急激な成長

ビデオゲーム業界は急拡大しています。

中でもモバイルゲームは最大かつ成長率が最も高いセグメントです。

したがって、ユニティのソフトウエアに対する需要も高まっています。

同社プラットフォームの昨年の月間アクティブクリエーター数は、140万人を記録しました。

ゲーム以外にも建設、製造、エンターテインメント業界で同社の需要は高まっています。

ここ2年間の売上の年平均成長率は41%ですが、さらに加速しています。2021年第2四半期の売上は前年同期比48%増となり、11四半期連続で30%以上の売上増を記録しています。

一方で、同社は米国会計基準ベースでは赤字を計上しており、さらにここ12カ月間のフリーキャッシュフローは、1億2,000万ドルの赤字でした。

これらの数字を注視する必要はありますが、それほど心配する必要はありません。

同社は急成長する業界にあり、市場シェア獲得のために積極的に投資を行うことは、理にかなっていると考えられます。

双方向型リアルタイム3Dコンテンツは、さまざまな業界で重要なツールとなっており、ユニティはそのトレンドに乗じています。

同社が年率30%以上で成長すれば、株価売上高比率(PSR)が変わらないとしても、5年後の2026年までに株価は軽く3倍になると考えられます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Trevor Jennewineは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、ユニティ・ソフトウエア株を保有し、推奨しています。
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