The Motley Fool

9月第4週目に動意づいた米国株

出典:Getty Images

9月20日

アメリカン航空グループ(NASDAQ:AAL)…+3.0%

米政権は20日、欧州域内の出入国管理を廃止したシェンゲン協定加盟国や英国、中国、インドなどに課してきた入国禁止措置を11月から取りやめると発表しました。

米国に入国する外国人に対する新型コロナウイルスワクチンの接種の義務化に伴います。

国際旅客の回復が期待されました。

フリーポート・マクモラン(NYSE:FCX)…▲5.7%

中国恒大集団の経営不安を受け、中国経済の先行き不透明感が意識され、銅やアルミニウムなどの商品価格が下落しました。

鉄鋼のニューコアは7.6%安でした。

売りは建機のキャタピラーや化学のダウといった資本財や素材株にも広がりました。

オキシデンタル・ペト ロリアム(NYSE:OXY)…▲5.4%

中国景気の不透明感から世界の原油需要が伸び悩みかねないとの見方を誘い、原油先物相場が下げました。

業績悪化を懸念した売りが石油株全般に出た格好です。

シェブロンやエクソンモービルも安かったです。

アーク・イノベーションETF(NYSEMKT:ARKK)…▲4.4%

中国恒大集団の経営不安が強まり、20 日の米市場で株売りや暗号資産(仮想通貨)ビットコイン売りが広がりました。

アーク・イノベーションの組み入れ上位銘柄の電気自動車(EV)のテスラや、遠隔医療のテラドック・ヘルス 、仮想通貨交換業者のコインベース・グローバルなどが軒並み下げました。

9月21日

ウーバーテクノロジーズ(NYSE:UBER)…+11.5%

21日に2021年7~9月期の調整後EBITDA(利払い前・税引き前・償却前損益)などの業績予想を引き上げました。

10~12月期については調整後EBITDAで明確に黒字化の見通しを示し、収益改善期待が広がりました。

テグナ…+10.8%

身売り先を募集していた件で、買収提案を受け取ったと21日に明らかにしました。

20日夕にはニューヨークポスト紙が投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントらが80億ドルで買収を提案していると報じていました。

テグナは15年にメディア大手ガネットから分社し、テレビ局などを運営しています。

ドラフトキングス(NASDAQ:DKNG)…▲7.4%

21日朝に英同業のエンテインを200億ドルで買収する計画が伝わりました。

スポーツ賭博業界の競争が激化するなか、買収による事業拡大を狙っているとみられます。

買収負担に伴う財務悪化を嫌気した売りが出ました。

ビッグ・ロッツ(NYSE:BIG)…▲5.9%

パイパー・サンドラーが21日付で投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価を従来の60ドルから50ドルに引き下げました。

経済対策の現金給付による消費押し上げ効果がなくなることに加え、輸送コストや人件費増が 22年前半にかけて業績の向かい風になるといいいます。

9月22日

ネットフリックス(NASDAQ:NFLX)…+3.1%

22日の米株式市場で動画配信大手のネットフリックスが反発し、前日比3.1%高の590.65ドルで通常取引を終えました。

スタイフェルが目標株価を580ドルから650ドルに引き上げ、好感した買いが入りました。

ネットフリックスの獲得できる市場規模が今後も拡大するとの見通しを示しました。

担当アナリストはリポートで、ネットフリックスが獲得できる可能性のある市場は現在は全世界で5億4400万件以上のブロードバンドに接続している家庭だと指摘し、この市場規模が2026年には6億4000万件まで拡大するといいます。

ソーファイ(NASDAQ:SOFI)…+11%

22 日の米株式市場でオンライン融資のソーファイ・テクノロジーズが大幅に続伸し、前日比 11.0%高の16.84ドルで終えました。

ジェフリーズが22日付リボートで投資判断「買い」、目標株価を21日終値から65%高い25ドルで調査を始め、買い材料視されました。

フェイスブック(NASDAQ:FB)…▲5%

22日の米株式市場で交流サイトのフェイスブックが反落し、一時は前日比4.6%安の341.21ドルを付けました。

アップルの基本ソフト 「iOS」の個人情報に関する新たな変更で、ターゲティング広告配信が想定より制限されているとフェイスブックが22 日に発表しました。

2021年7~9月期の収益への悪影響が4~6月期より拡大する見通しを示し、売りが膨らみました。

9月23日

ブラックベリー(NYSE:BB)+10.9%

22日夕に発表した2021 年6~8月期決算は売上高が前年同期比 32%減の1億7,500 万ドル、特別項目を除く1株損益は0.06ドルの赤字。

市場予想 (1億6190万ドル、0.08ドルの赤字)ほど悪化しなかったです。

企業や政府などのサイバーセキュリティーの需要が堅調でした。

セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)+7.2%

23日に2022年1月期通期の売上高見通しを従来予想の262億~263億ドルから262億5,000万~263 億5,000万ドルに上方修正し、23年1月期は316億5,000万~318億ドルを見込みました。

中心値はともに市場予想を上回りました。

コロナ禍での在宅勤務で進んだデジタルトランスフォーメーションの流れが成長を後押しします。

スラック・テクノロジーズの買収も収益に寄与します。

ノババックス(NASDAQ:NVAX)…+10.9%

インド血清研究所とともに23日、新型コロナウイルスワクチン候補を世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに申請したと発表しました。

同リストはCOVAX(コバックス)加盟国に輸出する条件とされ、承認されれば同社のワクチンが世界に広く普及すると期待されました。

9月24日

ナイキ(NYSE:NKE)…▲6.3%

スポーツ用品のナイキは6%超下げました。

前日夕に発表した6月~8月期決算で、売上高が市場予想に届かなかったのが原因です。

サプライチェーンの混乱の影響が懸念されて売りが優勢となりました。

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