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【米国株動向】今が狙い目の長期投資に向いたグロース株3選

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021916日投稿記事より

成長企業の株価は短期的に下げることはありますが、基盤となる事業が成長を続ける限り、長期的には上昇軌道をたどるはずです。

株価が急落したときが投資のチャンスかもしれません。

以下、この数カ月株価が下落しているものの、長期的な成長が見込めるグロース株を3つ紹介したいと思います。

オスカー・ヘルス

オスカーヘルス(NYSE:OSCR)は、テクノロジーを駆使して差別化をはかっている医療保険会社です。

8月12日発表の第2四半期決算によれば、保険料収入は前年同期比364%増の5億2,800万ドル超となりました。

これは主として保険契約者数が前年同期末比35%増の56万3,114人に増加したことによるものです。

しかし、株価はこの3カ月間で29%下落しています(その間S&P500指数は約5%上昇)。

今回の決算で問題なのは、パンデミック関連費など、経費の増加により、調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が5,000万ドルの赤字となり、前年同期よりも赤字幅が拡大したことです。

しかし、米国のワクチン接種率が上昇すればこの逆風は弱まるはずです。

収益性が改善すれば、株価についても強気の見方が出てくるでしょう。

同社は、医療保険会社シグナと提携して共同ブランドの医療保険を提供し始め、より多くの消費者にアクセスできるようにしました。

同社が事業を展開しているのはまだ18州にすぎず、事業拡大には大きな余地があります。

また、テクノロジーを活用し、潜在的により若い(そしてより健康的な)保険契約者を対象とすることにより、将来的に堅実な業績をあげる可能性があります。

ロク

投資家は、ロク(NYSE:ROKU)を通じて、人気が高まりつつある動画配信サービス業界に投資をすることが可能になります。

同社はロクチャンネルを通じて独自のコンテンツを配信するだけでなく、消費者は同社の動画配信デバイスとプラットフォームを使用してすべての定額配信サービスを容易に統合できるようになります。

消費者の行動が通常に戻れば、パンデミック(新型コロナウイルスの感染拡大)に伴うロックダウン(都市封鎖)で恩恵を受けた企業の業績は不調になるとの見方から、同社の株は人気を失っている可能性があり、株価は直近の3カ月間で8%下落しています。

しかし、第2四半期の決算内容は、そうした悲観的な見方を裏付ける結果とはなりませんでした。同社のアクティブなアカウントの数は前期比2.8%増の5,510万件となり、視聴時間数は前期の183億時間から174億時間に減少しましたが、前年同期比では19%増加しました。

最も成長したのは、広告とコンテンツ配信を含むプラットフォーム売上で、前年同期比117%増の5億3,230万ドルとなりました。

これに対し、プレーヤー(ハードウェア)部門の売上高はわずか1%の増加でした。

動画配信サービスは成長を続けると思われ、この分野におけるロクのユーザー基盤を踏まえれば、同社は長年にわたり保有すべき成長銘柄かもしれません。

フェデックス

物流会社のフェデックス(NYSE:FDX)も、安定した長期保有銘柄であるように思われます。

パンデミックの影響でeコマースが世界中で急成長したほか、ショッピファイやエッツィのようなプラットフォームによって、個人がオンラインで工芸品を販売し収益を得ることが容易になりました。

人々が実店舗に安心して戻れるようになれば、eコマースは必然的に減少するでしょうが、より多くの買い物をオンラインで行うことが、パンデミック後の新たな日常の一部となるかもしれません。

したがって、この1年間の伸びが異常であったからといって、フェデックスの成長が突然止まってしまうと早合点すべきではありません。

同社の2021年度(期末日5月31日)の売上高は前年比21%増の840億ドルとなりましたが、マイケル・レンツ最高財務責任者(CFO)は、2022年度を含め、今後さらなる成長を見込んでおり、eコマースのような最も成長力があり収益性の高い分野に投資を集中すると述べています。

同社で最も改善した点のひとつが収益性です。経費を一定に保ちつつ売上高を伸ばすことで、純利益が前年度の13億ドルから4倍の52億ドルとなりました。

eコマースの拡大が続く(アナリストによれば今年の小売販売額は17%増加の見通し)ことや、業務運営を改善して効率性を高めることに重点を置いていることから、フェデックスの業績は長期にわたり向上していくはずです。

直近3カ月間で株価が13%下落していますが、この安値が続く可能性は低く、今が購入のチャンスかもしれません。

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者David Jagielskiは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、エッツィ株、フェデックス株、ショッピファイ株、ロク株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ショッピファイ株のオプションを推奨しています(2023年1月の1,140ドルのロング・コール、2023年1月の1,160ドルのショート・コール)。
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