The Motley Fool

【米国株動向】資産形成に貢献する大麻関連2銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021826日投稿記事より

市場調査会社フォーチュン・ビジネス・インサイトによれば、世界の大麻市場の規模は2018年の110億ドル弱から2026年には1,000億ドル弱に達する見込みで、驚異的なペースで成長しています。

医療用大麻と嗜好用大麻の合法化が進む中、同業界の急成長は長期投資家には資産形成の好機となるでしょう。

新型コロナの間も業績および株価がきわめて好調で、今後も投資家のポートフォリオに貢献しそうな2銘柄を検証してみましょう。

イノベーティブ・インダストリアル・プロパティーズ

不動産投資信託(REIT)であるイノベーティブ・インダストリアル・プロパティーズ(NYSE:IIPR)は、そのビジネスモデルと潤沢な配当で際立っています。

同社が展開するのは大麻製品の製造、販売、医療用大麻薬局の運営といった典型的な大麻関連事業ではなく、温室を始めとする大麻関連施設を保有し、リースを行う事業です。

同社はカリフォルニア、コロラド、イリノイ、フロリダ州など米国の主要大麻市場で74の物件を保有し、医療用大麻のライセンスを持つ栽培事業者に賃貸しています。

その中には知名度が高い大麻ブランドであるハーベスト・ヘルス・アンド・レクリエーション、トゥルーリーブ、クレスコ・ラブズなどが含まれます。

同社の配当利回りは2.3%と(執筆時点)、S&P500指数の平均2%弱を上回ります。

同社は過去約4年間にわたり配当を実施するとともに、定期的に増配しています。

今年第2四半期配当は、前年同期を32%上回る水準でした。

同社の注目点は配当だけではありません。

同社はテナントを医療用大麻専門の栽培事業者に絞り、業績の持続的な拡大につなげました。

前年比増収率は2018年が130%、2019年が202%、2020年は162%でした。

直近四半期でも売上高は前年同期比101%増、純利益は同124%増、REITの利益をより端的に表わす調整後ファンズ・フロム・オペレーション(FFO)は同104%増でした。

こういった業績拡大は投資家の信頼につながり、株価は過去5年間に1,200%近く上昇し、直近12カ月でも100%近く上昇しました(執筆時点)。

配当と株価の実績からすると、長期保有に向いている銘柄と言えそうです。

ジュシ・ホールディングス

ジュシ・ホールディングス(OTC:JUSHF)は、複数の州に事業を展開する典型的な大麻企業です。

同社は、ペンシルベニア州に13カ所、イリノイ州に4カ所、カリフォルニア州に2カ所、バージニア州に1カ所の小売り販売拠点を保有するほか、全米各地で栽培、加工施設を運営し、今年初めにはマサチューセッツ州の2つの医療用大麻薬局を買収しました。

さらに今年後半に数カ所の小売り店と調剤薬局を開設する計画です。

ペンシルベニア州では、医療用大麻が合法化されている一方で、嗜好用大麻は非合法ですが、イリノイ、カリフォルニア、バージニア、マサチューセッツの各州では大麻が完全に合法化されています(バージニア州では2024年まで小売り販売は禁止)。

一方、同社が13カ所の販売店を有する(許可されているのは18カ所)ペンシルベニア州は、医療用大麻のカギを握る市場です。

統計・調査によれば、同州における医療用大麻販売額は、昨年1月から今年1月だけで9億1,000万ドルにのぼります。

また、同社は多くの大麻ブランドを保有することで知られています。

2020年通期売上高は前年比690%増加し、直近四半期でも売上高は前年同期比220%弱の増加、総利益は前四半期比9%増と堅調でした。

株価は年初来やや下落していますが、依然として12カ月前の水準を140%近く上回っています(執筆時点)。

それでも株価は5ドル前後です。

今すぐ投資して数年間保有することで、拠点の急拡大とブランドの成長がもたらす株価上昇を期待できそうです。

【米国株動向】安定した成長力を誇る大麻関連銘柄3選

フリーレポート配信

コロナ禍で消費者が一斉にレストランや航空機の利用を敬遠した一方、在宅需要という大きな恩恵を享受し、新産業として伸びた分野もあります。過去1年で既に株価は大幅に上昇してしまいましたが、在宅関連銘柄としても、長期的な成長株としても注目できる3銘柄を取り上げます。

在宅需要で新たな産業が勃興する中、注目のコンスーマー関連3銘柄」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。

公式ツイッターアカウント公式フェイスブックアカウントをフォローする。

また、公式LINEアカウントの方では、投資初心者向けの情報を発信しています。
友だち追加

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Rachel Warrenは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、クレスコ・ラブス株、ジュシ・ホールディングス株、イノベーティブ・インダストリアル・プロパティーズ株、トゥルーリーブ株を保有し、推奨しています。
最新記事