The Motley Fool

【米国株動向】エアバスの8月の受注量が急増

出典:エアバス

モトリーフール米国本社、2021年9月12日投稿記事より

欧州の航空宇宙大手であるエアバス(OTC:EADSY)は、2021年のパンデミックから回復し始めています。

上期には297機の商用ジェット機を納入し、2021年の目標納入数である600機に向けて順調に推移しています。

なお、2020年は、パンデミックの影響で需要が減退したため、566機の納入となっています。

2021年上期におけるエアバスの唯一の懸念店は、航空機の総受注数が165機にとどまったことであり、キャンセルは38機しかありませんでした。

しかし、8月には受注活動が活発化しており、これは、エアバスの株主にとって素晴らしいニュースと言えるでしょう。

8月に主力機「A320 neo」の受注が増加

7月のエアバスの受注は、主力機「A320 neo」の2機の注文が1件のみで、計7件の注文のキャンセルが入るなど、あまり奮いませんでした。

結果、年初来から7ヵ月間の純受注はわずか33件となりました。

しかし、エアバスは8月に状況を好転させました。

8月3日には、ドイツのコンドル航空が「A320 neo」を7機発注し、好調なスタートを切りました。

さらにデルタ航空が「A320 neo」を30機追加購入する権利を行使し、注文数を増やしました。

また、南米のトップ航空会社であるラタム航空は、28機の「A320 neo」を発注しました。

8月末には、英国の格安航空会社Jet2.comが36機の「A320 neo」を確定発注し、エアバスはボーイングからのシェアを奪いました。

5つの航空会社で計102機の航空機の受注があり、3件の注文キャンセルを除くと、8月の民間ジェット機の純受注数は99機となりました。

年初来から見ると、純受注数は4倍の132機となっています。

現在、エアバスは「A320 neo」シリーズの5,654件の受注残に加えて、現行している「A320 ceo」シリーズの受注残がわずかにあります。

生産数を増加させる計画

エアバスは膨大な受注残があるにもかかわらず、2020年のパンデミックの際には生産を縮小せざるを得ませんでした。

多くの航空会社が財政難に陥り、新型ジェット機の納入を希望する航空会社が少なくなったからです。

エアバスは2020年には446機のA320型を納入しましたが、これは2019年の642機から大きく減少しています。

しかし、エアバスは業界が完全に回復したときに備えて、今後数年で「A320 neo」シリーズの生産量を急速に増加させる計画を立てています。

2021年初めには、2023年第2四半期までに生産速度を過去最高レベルの月間64機に引き上げる計画を打ち出しました。

これにより、年間700機以上の「A320neo」シリーズを製造することができます。

さらに、2024年には月間70機、2025年には月間75機への増産を目指して、サプライヤーに働きかけを始めています。

8月の受注数の回復に加えて、将来の潜在的な受注のパイプラインが増えていることは、エアバスの野心的な成長計画を大きく後押しするものになるかもしれません。

フリーレポート配信

優良企業30社で構成されるダウ平均株価は、1世紀以上にわたり世界中でフォローされています。ダウ構成銘柄の長年の良好なパフォーマンスを考えると、市場参加者が注目するのはごく自然なことで、最近はこれから紹介するダウ4銘柄が注目されています。

著名投資家も注目の優良大型株4銘柄」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。

公式ツイッターアカウント公式フェイスブックアカウントをフォローする。

また、公式LINEアカウントの方では、投資初心者向けの情報を発信しています。
友だち追加

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Adam Levine-Weinbergは、デルタ航空株を保有しています。モトリーフール米国本社は、デルタ航空株を推奨しています。

最新記事