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【米国株動向】テクノロジーの未来を切り開くグロース株2銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021826日投稿記事より

デジタルトランスフォーメーションは、企業が効率的に業務を行い、規模を機動的に拡大するのに貢献します。

その一方で、新しいテクノロジーを飛躍的に導入すると複雑さが生まれます。

企業はますます多くのアプリケーションに依存するようになり、そうしたアプリケーションの多くは様々なインフラやシステムに大量のデータを生み出しています。

そうして生まれたデータはすべて貴重な資源となる可能性がありますが、それはデータの力を活用するためのツールを持つ場合のみに限られます。

企業によるデータの管理と活用を助けるのがパランティア・テクノロジーズ(NYSE:PLTR)とスノーフレーク(NYSE:SNOW)です。

以下、これら2つのグロース株について投資家が知っておくべきことを説明します。

パランティア・テクノロジーズ:政府向けデータ分析事業を民間向けに展開中

パランティアの操業当初の事業は、中央情報局(CIA)や米連邦捜査局(FBI)などの防衛・諜報機関のためのソフトウェアの構築でした。

実際、同社の「ゴッサム」プラットフォームは、米国がオサマ・ビン・ラディンを発見する上で重要な役割を果たしたことで知られています。

同社は最近、「ファウンドリー」と呼ばれるソフトウェアをリリースし、民間向け事業に進出しています。政府向けと民間向けのいずれの分野でも同社の製品が中心的なオペレーティングシステムとして機能し、顧客による組織全体のデータの統合、分析、管理を支援します。

これによりデータサイエンティストはモデルとアプリケーションを構築でき、経営陣はデータ主導の意思決定を行うことができます。

さらに、同社の3つ目のプラットフォームである「アポロ」を使用すると、他社のSaaS(サービスとしてのソフトウェア)製品が動作できない環境でもゴッサムとファウンドリーを展開することができます。

例えば、ほとんどのSaaSベンダーは1つまたは複数のパブリッククラウドでソフトウェアを実行するのに対し、パランティアはパブリッククラウド、プライベートデータセンター、および機密ネットワークでソフトウェアを展開できます。

パランティアの売上高は過去1年にわたり堅調に成長していますが、顧客数はまだ比較的少ない状態です。

今後を見据えると、パランティアでは事業を勢い付けるための態勢が整っています。

同社では最大市場規模を1,190億ドルと推定しており、経営陣は2025年までの増収率を年率30%以上と予想しています。

以上のことを念頭に、投資家は同社の新規顧客獲得能力と民間部門での事業拡大能力に目を向ける必要があります。

民間向け事業の前四半期の増収率は28%にとどまり、会社全体の増収率を大きく下回りました。

同社が事業を拡大するためには、この数字を加速させる必要があります。

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スノーフレーク:顧客がデータを相互利用して収益化するためのマーケットプレイスを構築

スノーフレークによると、ITリーダーの10人に9人がデータサイロに関する問題を指摘しています。

つまり、これらの企業では、データがあまりにも多くの異なるシステムに分散しているため、情報を一元化して洞察を引き出すことが困難になっています。

こうした問題を解決するため、同社は数千にものぼる企業とそのデータを接続するネットワークとして「データ・クラウド」を立ち上げました。

この包括的なプラットフォームは、モビリティ用のデータパイプライン、ストレージ用のデータレイク、分析用のデータウェアハウスなど、従来のソリューションの機能を組み合わせたものです。

つまり、この統合的なアプローチによってサイロが壊され、顧客は情報に基づいた意思決定を行い、データ駆動型アプリケーションを構築してデータを安全に共有できるようになります。

上記の最後のユースケースは特に重要です。

顧客はスノーフレークのガバナンスツールを使用して安全性が確保されたデータハブをつくり、組織の内外でデータを共有できるようになります。

さらに重要なことは、顧客が他の顧客からデータセットを取得して収益化できるデータマーケットプレイスを2019年に立ち上げたことです。

データマーケットプレイスはネットワーク効果を生みだします。

すなわち、データ・クラウドを採用する企業が増えるにつれて、スノーフレークのマーケットプレイスを通じてより多くのデータセットが利用可能になり、すべての顧客に価値をもたらします。

この好循環は既に同社の強力な成長要因となっていますが、時間の経過とともにスノーフレークの優位性をさらに強化し続けるはずです。

スノーフレークでは、今後も事業を成長させる態勢ができています。

同社は最大市場規模を900億ドルと推定しており、経営陣は製品売上高が今後は年率44%で成長し、2029年度までに100億ドルに達すると考えています。

投資家は、特にスノーフレークの顧客基盤の規模に注意を払うべきです。

この指標は、データマーケットプレイスの長期的な成功にとって非常に重要です。

同社が現在の勢いを維持すれば、顧客の数は急速に増えるはずです。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Trevor Jennewineは、パランティア・テクノロジーズ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、パランティア・テクノロジーズ株、スノーフレーク株を保有し、推奨しています。
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