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【米国株動向】ロシアのアマゾン、オゾンに注目する理由

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021826日投稿記事より

オゾン・ホールディングス(NASDAQ:OZON)は、ロシアで急速に勢いを増しているeコマースプラットフォームです。

3年前、オゾンはあまり知られていませんでしたが、今ではロシアで2番目に人気のあるデジタルショッピングサービスであり、ロシア国内で59%の認知度を誇っています。

さらに、調査対象となった消費者の73%が、オゾンを信頼していると述べました。

これは、ロシア最大のオンライン小売業者であるファッションプラットフォーム、「ワイルドベリー」の78%とほぼ同じ割合です。

同社は急速にコングロマリットへと進化しています。このPER(株価収益率)4.3倍の高成長株を見て行きましょう。

オゾン株

アマゾン(NASDAQ:AMZN)と同様、オゾンはデジタルブックストアとしてスタートしました。

アマゾンとは異なり、本の配送以外のeコマースのアイデアはロシアに定着しておらず、インターネットの普及率は何年もの間低いままでした。

パンデミックはこれを大きく変え、多くのロシア人が初めてオンラインで買い物をするようになりました。

2021年第2四半期中にオゾンの売上高は前年比53%増の370億1,800万ルーブル(4億9,800万ドル)となり、1,840万人以上ものアクティブな買い物客が生まれました。

同社は、損失を出しましたが、これは収益性よりも市場シェアの獲得を優先したためです。

2020年にはわずか9%でしたが、2021年半ばにはロシア人の約38%がeコマースプラットフォームで商品を購入しました。

オゾンは2020年第4四半期に、そのビジネスモデルが収益性の高いものになる可能性があることを証明しました。

通常、オゾンはサイトで販売された商品の価格に対して5%の手数料と送料を請求します。

これはロシアのeコマース小売業者の中では低い方であり、その絶大な人気につながっています。

オゾンでは、家具、電子機器、ファッションアイテム、医療機器、新学期のアイテムなど、ほぼすべてのものを購入できます。

オゾンには、プラットフォーム上の購入に対して5%のキャッシュバックを可能にするオゾンカードがあります。2020年12月にサービスが開始して以来、すでに100万人以上の会員がこのサービスを利用しています。

同社は2017年からオゾントラベルも運営しています。

このサービスを通じて、300万枚以上の列車チケットと2,290万枚の飛行機チケットが販売されました。

しかし、最大の成功はおそらくオゾンエクスプレスです。

ロシアの顧客はオゾンエクスプレスを利用して食品を購入し、玄関先まで配達を依頼することができます。

第2四半期には、モスクワ地域の食料品購入全体の20%をオゾンエクスプレスが占めました。

同社の勢いはまだ続いています。

そして、国際的な展開を通じて成長を維持できると思います。現在、売上のほとんどはロシア国内からのものです。

しかし、オゾンは2021年にベラルーシへの進出を始めており、年末までにカザフスタンでプラットフォームを立ち上げる予定です。

まとめ

オゾンは、コングロマリットのような経営戦略と成長でロシアのアマゾンになることができる堅実な電子商取引会社です。

ロシアでは、国内企業の電子商取引の売り手は輸入税や出荷税を課されることがないという大きな利点があります。

したがって、ロシア国内に配送センターのない海外のeコマースプラットフォームがロシアに進出することは、かなり困難です。

しかし、ロシア株に投資することのリスクも考慮しましょう。

過去10年で、ウラジーミル・プーチンの外交政策は、世界中の国々を何度も混乱させ、ロシア経済の急落をもたらしてきました。

しかし、そのようなボラティリティに耐えることができれば、オゾン株は堅実な消費財銘柄になるでしょう。

次のアマゾンになるのはどの銘柄か?

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Zhiyuan Sunは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、アマゾン株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株のオプションを推奨しています(2022年1月の1940ドルのショート・コール、2022年1月の1920ドルのロング・コール)。

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