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【米国株動向】いま投資したいスマートなグロース株2銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021826日投稿記事より

サイバー犯罪は驚くべき頻度で発生しています。

今年は石油パイプラインのコロニアル・パイプライン、マクドナルド、マイクロソフトへの攻撃がニュースに上がりました。

最近では通信会社のTモバイルも攻撃対象となり5,400万人の個人情報が盗まれました。

これらの攻撃は企業の評判を傷つけ、往々にして顧客の安心を損ない、経済にとって大きな打撃となります。

調査会社サイバーセキュリティ・ベンチャーズによれば、今年の世界のサイバー犯罪による被害額は6兆ドルに上る見込みで、2025年までに10兆5,000億ドルに達すると予想されます。

つまり、現在はサイバーセキュリティ会社のクラウドストライク・ホールディングス(NASDAQ:CRWD)とクラウド管理サービス会社のオクタ(NASDAQ:OKTA)に投資する良いタイミングかもしれません。

クラウドストライク・ホールディングス

クラウドストライクのプラットフォームであるファルコンは、顧客のデータセンター、パブリッククラウド、仮想化環境などで顧客が処理データやデバイス(アプリケーション、サーバーなど)を保護できるようにします。

同社は人工知能(AI)などを利用して、業界をリードする脅威検知サービスを実現しており、ファルコンは極めて高度な攻撃も阻止することができます。

クラウドストライクは今年、独立系セキュリティ評価団体のAVコンペラティブの業界ベンチマーク調査で100%の保護率を達成しました。

さらに、同じく独立系検査組織のSEラボからも最高の格付けを付与されています。

クラウドストライクは2020年、エンドポイント(ネットワークの末端に接続された端末)保護の分野で最も大きな市場シェアを獲得したベンダーとなりました。

下表のとおり、同社の事業は急激に成長しています。

指標 2020年第1四半期

(過去12カ月)

2022年第1四半期

(過去12カ月)

年平均成長率
顧客数 3,059 11,420 93%
売上高 2億9,860万ドル 9億9,920万ドル 83%

出典:クラウドストライクの証券取引委員会(SEC)提出書類、YCHARTS。

注記:2022年第1四半期は2021年4月30日を末日とする。

2019年の新規株式公開(IPO)以来、クラウドストライクはサービスを10種類から19種類へ拡大してきました。

最近も認証プロバイダーのプリエンプト・セキュリティとログ管理を手掛けるヒュミオを買収し、ファルコンに新たな機能を追加しました。

さらに、ディープウェブとダークウェブの脅威をモニタリングする機能や、クラウドセキュリティの一部を自動化する機能も導入しています。

これらの新たなソリューションは、ファルコンをより包括的なプラットフォームにすることや、最大市場規模を拡大することに寄与しています。

現在の最大市場規模は360億ドルですが、経営陣の見解では2025年までに1,060億ドルに達する見込みです。

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オクタ

オクタはIDとアクセスの管理(IAM)を専門とする企業です。

同社のオクタ・アイデンティティ・クラウドにより、企業は、ユーザー、デバイス、場所、さらにはタイピングの頻度に基づいて、状況に応じたアクセスポリシーを適用することができます。

さらに重要なのは、オクタは従業員と顧客の両方に向けた認証ソリューションを提供しているので、顧客は適切なアプリとサービスで適切な相手と安全につながることができます。

経営陣は市場規模を800億ドルと評価しています。

同社は過去2年間で堅調な業績を上げてきました。

指標 2020年第1四半期

(過去12カ月)

2022年第1四半期

(過去12カ月)

年平均成長率
顧客数 6,550 10,650 28%
売上高 4億4,090万ドル 9億360万ドル 43%

出典:オクタのSEC提出書類、YCHARTS。

注記:2022年第1四半期は2021年4月30日を末日とする。

オクタの成長要因は何でしょうか。同社はセキュリティの自動化と改善にビッグデータとAIを活用しています。

新規顧客が増えればAIエンジンにデータが追加され、リスクの評価能力が向上します。

また、新たな脅威が発見されれば、プラットフォームはより賢くなり、顧客に提供する価値を高めることができます。

この好循環によってオクタの事業は急速に拡大しており、現在では競合他社よりはるかに多くの顧客を獲得しています。

企業がデジタルトランスフォーメーションを進める中、サイバーセキュリティは一段と重要性を増していくでしょう。オクタはIAM市場で強力なプレーヤーとしての地位を確立しています。

このグロース株はスマートな投資先であると思われます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Trevor Jennewineは、クラウドストライク・ホールディングス株、オクタ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、クラウドストライク・ホールディングス株、オクタ株、マイクロソフト株を保有し、推奨しています。
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