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【米国株動向】アリババ株が7月に続き、8月はさらに14.4%下落した理由

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021年9月5日投稿記事より

中国のハイテク大手アリババ・グループ・ホールディング(NYSE:BABA)の株価は8月に14.4%下落しました。

アリババは、2020年末から罰金や規制を課せられ、7月の時点で株価は13.9%下落しています。

8月の不調の原因は、決算で売上高が予想を下回った事と、中国のインターネット大手に対する規制強化が続いた事によります。

8月初めにアリババは四半期決算を発表し、利益面では予想を上回りましたが、売上高の面では予想を下回りました。

この結果は、規制が同社の財務に影響を与え始めていることを投資家に心配させるのに十分だったようです。

アリババはこれまで、先駆者としての優位性を利用して競合を排除し、市場をリードするeコマースプラットフォームとしての立ち位置を確保するために、ブランドに独占契約を強要していました。

しかし、アリババは4月に独占禁止法に違反したとして28億ドルの罰金を科せられ、この慣行をやめるように命じられました。

これにより、eコマースの分野で台頭してきた競合企業がアリババのシェアを脅かす可能性があるため、今回の決算でアリババの売上高が予想を下回ったことは、あまり良い兆候とは言えません。

8月中旬に国家市場規制総局は、ハイテク企業が顧客データを違法に取得・使用したり、テクノロジーを使って競合の製品にアクセスすることを禁じるルールを発表しました。

アリババがこの規制によって受ける影響は、競合企業よりも大きいと考えられています。

また、運輸省は、配達員の福利厚生を確保するためのルール作りにも着手しており、アリババの子会社である「Ele.me」や「Freshippo」の食品配達コストにも影響を与える可能性があります。

これらの新しい規制がアリババの財務に打撃を与えることは間違いないでしょう。

しかし、アリババがすぐに消えてしまうわけではありません。

アリババが小売店のサンアートを買収した影響を除くと22%に過ぎませんが、前四半期の売上高は34%増となっています。

この暴落により、アリババの株価は確かに割安に見えます。

2021年の予想株価収益率(PER)17.9倍で取引されていますが、これには多額のネットキャッシュポジションと他社への数百億の少数株主投資が含まれています。

アリババ株は年初にすでに有名なバリュー投資家であるチャーリー・マンガーやビル・ミラーを魅了していましたが、現在の株価はさらに安くなっています。

したがって、中国株を保有するリスクに抵抗がない人にとっては、一見の価値があるかもしれません。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Billy Dubersteinは、アリババ・グループ・ホールディング株を保有しています。Billy Dubersteinは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、アリババ・グループ・ホールディング株を保有し、推奨しています。

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