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テンバガーを狙うなら時価総額は低い方が良い?中小型株投資も米国市場がおすすめ

出典:Getty Images

個別株投資をするなら、テンバガー(10倍になる銘柄)になる大化け株に投資をしたいと考えている投資家も多いのではないでしょうか。

テンバガーを引き当てるのは個別株投資の醍醐味です。

インデックス投資よりも個別株投資の方が一般的にリスクは高いと言われています。

しかし、個別株投資はうまくいけばインデックス投資以上に利益を出す事もできます。

リスク許容度次第では、テンバガー発掘を目指した投資スタイルを採用するのも一つの投資法です。

ではテンバガーを発掘するコツはあるのでしょうか。

よく言われているのは、時価総額が大きいダウ工業30に採用されるような大企業よりも、時価総額の低い銘柄の方がテンバガーを狙いやすいという主張です。

中小型株への投資にはもちろんメリット・デメリットもありますが、中小型株投資の特性を知っておけば投資の選択肢が広がります。

時価総額が低い方がテンバガーを狙える

時価総額は「株価×発行株式数=時価総額」という計算式で求められます。

この時価総額が大きすぎる銘柄は、安定的に成長することはあっても何倍も株価が上昇することはあまりありません。

世界を代表する有名な大企業がこれから10倍になるよりも、これから伸びていく企業の方が伸びしろがあるためテンバガーになりやすいという話です。

ダウ工業株30に採用されるような銘柄は、世界を代表するグローバル企業ばかりですが、成熟している銘柄でもあるため、株価10倍のテンバガーになることはあまり考えられません。

優良中小型株はどこで探すか

時価総額が大きすぎない中小型株はどこで探せばいいのでしょうか。

ティッカーシンボルをAから順番に見ていき、時価総額をチェックするのも面倒です。

そこで使えるのが中小型株を集めたETFです。

例えばVanguard Extended Market ETF(VXF)は、S&Pコンプリーション指数に連動するETFです。

S&Pコンプリーション指数は、S&P500から除外された銘柄で構成されています。

VFXに採用されている個別銘柄を調べてみると、中小型株が見つけやすいでしょう。

VFXに採用されている銘柄は中小型といっても2021年現在、Square、Zoom、Snap inc、Uber、DocuSign、Twilioなど米国株の個別銘柄に投資をしている方なら一度は聞いたことがあるのではないかという優良銘柄も数多くラインナップされています。

中小型株と聞くと危ない投資先というイメージをもってしまう人もいるかもしれません。

しかし米国に上場されている筋の良い中小型株の銘柄は、投資先としてもリスクが極端に高い訳ではなく、これからに期待できる銘柄が沢山あります。

また小型株を中心に探すなら、小型株を集めたラッセル2000指数に連動したETFのi Shares Russel2000(IWM)から投資先を探してみるのも手です。

ETF以外で探すなら投資メディアで気になる個別銘柄をピックアップしてみるのもおすすめです。

一人では思いつかないような中小型銘柄も多く取り扱っているため、気になるストーリーの中小型株を探す糸口が見つかるかもしれません。

中小型株の特徴

中小型株の特徴は、メリットにもデメリットにもなります。

中小型株は大型株よりも売買代金が少ないため、大型株ではそれほど動かないインパクトの売買でも大きく動きます。

つまり値動きが大型株よりも激しくなりがちです。

一般的にはボラティリティが高くなります。

また流動性が低い、知名度・信頼性が低い、信用リスクが高いといったネガティブに捉えられる特徴もあります。

しかしリスクが高いというとこは値下がりする割合も大きい反面、値上がりする伸びしろも大きいのです。

成熟していないステージだからこそ投資妙味があります。

小さすぎる低位株(ボロ株)投資は難しい

中小型株でも投資を避けた方が良いのは、小さすぎる低位株、俗にいうボロ株です。

中小型株ならなんでも良い訳ではありません。

むしろ中小型株だからこそ、投資をする際はしっかりと一つ一つの銘柄を丹念に確認するべきです。

あまりにも時価総額が低い、株価が低い銘柄は、仕手筋が少し大きな売買をするだけで株価が大きく動いてしまいます。

あまりにも極端な値動きをしてしまうため、ハイリスクになってしまいます。

火中の栗を拾いにいくような展開は避けるべきです。

特に新興国のよく分からない低位株は避けるべきです。

日本語で得られる情報が少ない、流動性が極端に低く売買が成立しない、上場廃止になってしまう可能性など、中小型株の悪い面が顕著に出てきます。

新興国市場ならばむしろ個別銘柄自体が世界的に見て発展途上のことも多いため、中〜大型株から個別株を探す方がリスクをおさえられ且つ十分、成長余地を残している銘柄を見つけやすいでしょう。

米国の中小型株は質が担保されている

米国の中小型株は比較的、質が担保されています。

上場基準が米国は厳しめに設けられています。

また米国は世界を代表するマーケットで投資家保護の仕組みも新興国などに比べれば整っています。

そして米国の中小型株は規模は大企業ほどではなくても、ユニークなサービスで世界的に有名な企業が多く、上場されている銘柄数も多いことから、成長力が高くリスクも抑えたポートフォリオをつくることも十分可能です。

中小型株投資家こそ、成長フェーズでも魅力的な企業が多く集まる米国市場は投資先を探しやすい市場です。

中小型株のスクリーニングは決算とテクニカル分析

中小型株への投資は、成長余地に期待するアプローチが多いため、基本的に成長株投資で使われるスクリーニングが使えます。

例えば、テクニカル分析ならばボックス圏を上放れするブレイクアウトが一つの買いシグナルとして分かりやすく使いやすいのではないでしょうか。

また売上高やEPSでは前年同期比で20%〜25%以上の増加を確認できるのが理想です。

ブレイクアウトと売上高・EPSの観点からスクリーニングすれば多くの中小型株を絞りこむことができます。

絞りこめれば、個人投資家の裁量が入る部分は企業の成長ストーリーの部分になります。

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免責事項と開示事項 記事の作者、田守正彦は、記事内で言及されている銘柄を保有してはいません。記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。

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