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【米国株動向】今後株価が急上昇する可能性のある米国スポーツベッティング株2銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021818日投稿記事より

3年半前に米国連邦最高裁判所が、スポーツ賭博を禁じた、プロフェッショナル及びアマチュア・スポーツ保護法(PASPA)に違憲判決を下して以降、様々な州でスポーツ賭博を可能にする合法化の取り組みが行われています。

例えば、イリノイ州は2019年にオンラインスポーツベッティングを合法化しました。

イリノイ州の場合、オンラインスポーツベッティングで賭けをしたいプレーヤーは、本人が地元のカジノに直接登録する必要があります。

この条項が、オンラインカジノにプレーヤーを奪われることを恐れて法律に反対していた地元のカジノに対する対応策だったことは間違いありません。

本人による登録を義務付けることで地元のカジノが新規プレーヤーを獲得しやすくなるからです。

ところがイリノイ州のプリツカー知事は、パンデミックの発生を受けて本人による登録義務を一時的に停止し、オンラインスポーツベッティング運営会社が自分のサイトでプレーヤーを直接募集することを許可しました。

登録義務の一時停止がオンラインスポーツベッティング会社の追い風に

この措置を受けてオンラインスポーツベッティング運営会社のドラフトキングス(NASDAQ:DKNG)とペン・ナショナル・ゲーム(NASDAQ:PENN)は、非常に積極的なマーケティング活動を展開しました。

登録義務の一時的な停止措置が期限を迎える前にこのチャンスを生かしたいと考えたからです。

マーケティング活動はうまくいき、イリノイ州はすぐにモバイルスポーツベッティングが最も盛んな州の1つになりました。

ただし、この暫定措置は今年4月に終了し、知事は延長しないことを決定しました。

ドラフトキングスは第1四半期の決算説明会で、イリノイ州がスポーツベッティングの掛け金が最も大きい州になったと述べました。

実際、オンラインスポーツベッティングを合法化した15州のうち、人口が最も多いのはイリノイ州とペンシルベニア州です。

一方、ペンは暫定措置が期限を迎える約30日前にようやく、イリノイ州でのオンラインスポーツベッティング事業を立ち上げました。

活発なプロモーションが功を奏し、30日間で5万4,700人が登録しました。

登録義務が再び解除される可能性に注目

重要なのは、プレーヤー登録をオンラインで行うことにより、顧客獲得コストが低下する可能性が高いことです。

潜在的なプレーヤーにカジノに出向いて登録するよう働きかけるよりも、リンクをクリックしてウェブサイトに誘導して登録させる方が簡単だからです。

アイオワ州が2021年から直接登録要件を解除したのに対し、イリノイ州とネバダ州が本人による登録義務を継続していることは注目に値します。

州知事が登録義務を一時的に停止した理由は新型コロナウイルス対策です。

ところがデルタ株が米国の感染者数を再び急増させており、州知事が登録義務を一時的に停止させる可能性が高まっています。

登録義務が停止された場合、ドラフトキングスとペンは再びマーケティング活動を活発化させると予想され、両社の株価が上昇する可能性があります。

このシナリオの実現性は低いかもしれませんが、投資家は注目し続けるべきです。

【米国株動向】押し目買いを検討したいグロ-ス株3銘柄

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Parkev Tatevosianは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません
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