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【米国株動向】Huluはディズニーの影のヒーロー

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021818日投稿記事より

ウォルト・ディズニー(NYSE:DIS)の最も有名なストリーミングサービスであるDisney+は、他のサービスと比べてリリースが遅れたことを心配されていましたが、その必要はありませんでした。

ディズニーは、2019年11月にDisney+をリリースしましたが、今では1億7,400万人のストリーミング契約者が存在します。

Disney+はメディアと投資家の両方から大きな注目を集めていますが、これには正当な理由があります。

同社はHuluとESPN+など、いくつかのストリーミングサービスを提供していますが、Disney+の契約者数が圧倒的に多くなってしまったからです。

しかし、それは他のサービスがそれほどよいものではないという意味ではありません。

実際、筆者はHuluがディズニーの影のヒーローであると考えています。

Huluのサービス

Huluは、子供向けや家族向けのエンターテインメントを対象としたDisney+よりも一般的なエンターテインメントを提供しており、契約者は2つの形式でHuluを利用できます。

1つはDisney+やネットフリックスのサブスクリプションのような、サブスクリプションビデオオンデマンド(SVOD)サービスです。

もう1つは「HuluライブTV」で、複数のチャンネルを持つ従来のケーブルサブスクリプションに似ていますが、顧客がケーブルボックスを設置しなくてもコンテンツをストリーミングできます。

SVODバージョンは広告付きで月額5.99ドルから、広告なしの場合は月額11.99ドルとなっています。

ライブTVバージョンは広告付きで月額64.99ドルからとなっています。

Huluは、SVODに契約者前年比22%増の3,910万人、ライブTVに契約者前年比9%増の370万人がいます。

広告収入と顧客が各サービスで購入できる追加機能のおかげで、ユーザーあたりの平均売上金額(ARPU)は上昇しています。

直近の四半期のSVODバージョンのARPUは前年比15%増の13.15ドルとなりました。

同様に、ライブTVバージョンのARPUは前年比23%増の84.09ドルとなりました。

比較すると、直近の四半期の主力のDisney+サービスのARPUは前年比10%減の4.16ドルとなりました。

Disney+は同社の1億1,600万人の契約者数を増やす可能性があります。

しかし、Huluの4,280万人は、ユーザーの契約者数を増やし、一人当たり売上高を増やしています。

投資家にとって何を意味するのか

視聴者がケーブルテレビを解約し、ストリーミングコンテンツに移行するという長期的なトレンドは続くでしょう。

ストリーミングサービスを契約するのに、家に設備や特別な機器を設置したり、ケーブル会社の担当者の訪問などは必要ありません。

また、初期費用も少なく済みます。

これらの利点が整っていることから、ケーブルテレビまたは衛星プロバイダーテレビが回復できる可能性はほとんどないでしょう。

ディズニーにとっての問題は、ディズニーが従来のケーブルTV契約者から営業利益の大部分を得ていたことから、既存サービスの解約トレンドはこのセグメントの売上高と利益を傷つけるということです。こ

こで、Huluがサポートできます。

HuluのライブTVバージョンは、内容は従来のケーブルサブスクリプションに似ていることから、ストリーミング接続の利便性を望む消費者はケーブルの契約でかかってくる手間をかけずにHuluライブTVに加入することができます。

これだとディズニーが顧客を維持しながら、サービスの提供方法を変更しているだけになります。

Huluがないとディズニーは顧客を完全に失う可能性が高くなるでしょう。

Huluが提供するメリットを考えると、ディズニーの影のヒーローであると言えるでしょう。

【米国株決算】ウォルト・ディズニーの2021年第3四半期決算と今後の株価の推移

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Parkev Tatevosianは、ウォルト・ディズニー株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ウォルト・ディズニー株、ネットフリックス株を保有し、推奨しています。

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