The Motley Fool

8月第4週目に動意づいた米国株

出典:Getty Images

8月23日

トリリウム・セラピューティクス(NASDAQ:TRIL)…+188.8%

製薬のファイザーが23日に22億6,000万ドルで買収すると発表し、買収額にさや寄せして上昇しました。

トリリウムは血液がん薬などの複数の治療薬候補が治験段階にあります。

オキシデンタル・ ペトロリアム(NYSE:OXY)…+6.9%

米原油先物相場が23日に大幅高となり、石油株全般に収益改善を見込む買いが入りました。

石油株は足元で売りが続いた反動もありました。

バプアニューギニア政府とガス田開発計画の協議が2年ぶりに再開したと報じられたエクソンモービルも大幅高。

ペロトン・インタラクティブ(NASDAQ:PTON)…▲1.4%

オッペンハイマーが23日付で目標株価を150ドルから140ドルに引き下げました。

ペロトンの顧客が利用する後払い決済サービスのデータを分析した結果、6~7月の機器出荷やオンラインでのフィットネスクラスのサブスクリプション(継続課金型)サービスの利用の伸びが鈍化したといいます。

ゼネラル・モーターズ(NYSE:GM)…▲1.3%

発火の恐れがあるバッテリーの交換を理由に、電気自動車(EV)の「シボレー・ボルトEV」の追加リコール(回収・無償修理)を20日に発表し、販売への影響を懸念する売りが出ました。

7月下旬のリコールで含まれていなかった2019年型と最新の20〜22年型で7万3,000台が追加され、費用として10億ドルが加算される見込み。

8月24日

パロアルトネットワークス(NYSE:PANW)…+18.6%

上場来高値を更新しました。

23日発表した2021年5〜7月期決算で売上高が前年同期比28%増と市場予想を上回りました。

新型コロナウイルスのまん延による在宅勤務の普及がセキュリティ需要の拡大につながった格好です。

22年7月期通期の売上高見通しも市場予想を上回りました。

好決算を受けてドイツ銀行など目標株価の引き上げが相次ぎました。

テンセント・ミュージックエンターテインメント・グループ(NYSE:TME)…+12.7%

米運用会社アーク・インペストメント・マネジメントによるネット通販の京東集団(JDドットコム)株の買いやテンセントの自社株買いなどをきっかけに、米市場の中国株米預託証券(ADR)に見直し買いが入りました。

中国当局によるネット企業への規制強化の不透明感が薄れたのも市場心理の改善を誘いました。

JDは14.4%高。

モデルナ(NASDAQ:MRNA)…▲4.1%

特に悪材料は出ていませんが、新型コロナワクチンの普及期待で景気敏感株などが買われた半面、先行して上げてきたワクチン銘柄には利益確定売りが出ました。

モデルナ株は7月以降、23日までに75%上昇してました。

8月25日

ディックス・スポーティング・グッズ(NYSE:DKS)…+13.3%

25日発表した2021年5〜7月期決算で売上高や特別項目を除く1株利益が市場予想を上回りました。

消費者がアウトドアの活動を増やし、運動用の服や靴などがよく売れました。

22年1月期通期の売上高見通しを上方修正し、特別配当や最低4億ドルの自社株買い枠も発表しました。

ウエスタンデジタル(NASDAQ:WDC)…+7.8%

同業のキオクシアホールディングスと合併に向けた交渉が進んでいると米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が25日に伝えました。

早ければ9月半ばにも合意する可能性があるといいます。

買収額は200億ドル以上とみられ、ウエスタンデジタルは株式で支払う見通し。

規模のメリットで収益拡大を期待した買いが集まりました。

ノードストローム(NYSE:JWN)…▲17.6%

24日夕に発表した 21年5〜7月期決算で売上高は好調なセールの押し上げもあり、一時的な店舗閉鎖の影響を受けた前年同期の2倍に回復しました。

それでも19年5〜7月期の水準は下回り、業績回復には時間がかかると受け止められました。

J Pモルガンは投資判断を「中立」から「売り」 に引き下げました。

業績回復が見込める事業環境なのに、同業他社に比べて回復ペースが弱いと分析しました。

ボストン・ビール(NYSE:SAM)…▲3.5%

カウエンが25日付で投資判断を「中立」から 「売り」に、目標株価を 825ドルから400ドルに引き下げました。

販売動向が弱合んでいたアルコール入り炭酸水が夏場も振るわず、21年12月期と22年12月期の通期の1株利益予想を引き下げました。

ゴールドマン・サックスも販売業者を対象とした調査結果を受け、アルコール入り炭酸水の販売鈍化を懸念し、 業績見通しを下方修正しました。

8月26日

ローズタウン・モーターズ…+17.8%

著名投資家カール・アイカーン氏の投資会社のトップだったダニエル・ニニバッジ氏が最高経営責任者(CEO)に就任したと26日に発表しました。

自動車業界の経験が豊富な同氏のもとで経営再建に向かうと期待された格好です。

予約受注台数の水増し疑惑、前経営トップの突然の退任などが重なり、株価は年初来で 25日までに73%下落していました。

コティ(NYSE:COTY)…+14.7%

26日に発表した21年5〜7月期決算で売上高が市場予想を上回りました。

北米の回復が目立ちました。

決算と併せて22年7月期通期の売上高が「10%台前半の伸びになる」との見通しを示ました。

業績不振が続いてきたため、 業況好転と受け止められた格好です。

アバクロンビー・アンド・フィッチ…▲10.4%

26日に発表した21年5〜7月期決算で売上高が市場予想に届きませんでした。

米国での店舗販売などは持ち直しましたが、アジア地域やネット通販が低調でした。

オートデスク(NASDAQ:ADSK)…▲9.4%

25日夕に発表した21年5〜7月期決算で売上高が市場予想とほぼ一致しました。

8〜10月期の1株利益見通しも中心値が市場予想を下回り、成長鈍化が意識された格好です。

8月27日

アルファベット(グーグル)(NASDAQ:GOOGL)…+1.71%

米長期金利が前日比0.05%低い1.30%まで低下する場面があり、高PER(株価収益率)の主力ハイテク株にも買いが入りました。

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