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注目の医療関連銘柄3選。イーライリリー、クーパーカンパニーズ、インテュイティブ・サージカル

出典:Getty Images

米国は医療テクノロジーの分野でも最先端を走っています。

ヘルスケア関連のセクターでも、安心して投資できる大手企業から、成長中の注目企業まで投資先の選択肢も豊富です。

ヘルスケア関連・医療セクターはどちらかといえばディフェンシブなイメージがあります。

しかし株価のチャートを見てみると、IT関連の成長株にも負けない勢いで株価が上昇中の銘柄も少なくありません。

今回は医療関連の銘柄で現在、株価が上昇中の3つの銘柄に注目しました。

  • イーライリリー(NYSE:LLY)
  • クーパーカンパニーズ
  • インテュイティブ・サージカル(NASDAQ:ISRG)

これらの銘柄は医療関連銘柄といっても、それぞれ違う分野で存在感のある注目企業です。

特に順張り・トレンドフォローで投資をしたい方に注目の3銘柄です。

イーライリリーは製薬会社の中で売上高が世界9位

(Googleファイナンス)

イーライリリーは製薬会社の中で売上高が世界9位のグローバルカンパニーです。

特に研究開発に力を入れている製薬会社で糖尿病、注意欠陥多動性障害、うつ病、骨粗しょう症など様々な分野の薬を開発しています。

糖尿病治療薬として知られるインスリン製剤もイーライリリーが開発した薬です。

2021年には開発中のアルツハイマー型認知症治療薬「ドナネマブ」が、FDA(米国食品医薬品局)からブレイクスルーセラピー(画期的治療薬)の指定を受けたことでも注目されました。

イーライリリーは研究開発に力を入れており、様々な分野で市場でも話題になる新薬を世に出しています。

イーライリリーの新薬の開発については公式サイトにまとめられています。

広い分野で積極的な研究開発を続け、歴史のあるグローバル企業でありながらも未来を切り拓く力がある製薬会社です。

実は日本とも関係が深く、1975年には日本イーライリリーが兵庫県神戸市に設立され本社を構えています。

クーパーカンパニーズはコンタクトレンズで好調

(Googleファイナンス)

クーパーカンパニーズは世界で約130か国以上に展開しているコンタクトレンズメーカーです。

ジョンソンアンドジョンソン、クーパービジョンに次いで世界3位のコンタクトレンズメーカーです。

世界中でスマホが普及し、小さい画面を見続けるのが当たり前の時代になりました。

しかも医療技術の発達で長寿化も進み世界中の老若男女が近視に悩んでいる時代です。

コンタクトレンズを必要とする人が世界中に増え続けることも追い風となりそうです。

特に使い捨てコンタクトは利益率が高く、実質サブスクリプションのように安定した形で売り続けることができるため、ビジネスモデルとしても強固です。

コンタクトレンズは研究開発費や広告費などの経費はありますが、原価的には1枚で5円〜30円程度と言われており、利益率も高く眼鏡に比べて新規参入して製造するのも簡単ではありません。

クーパーカンパニーズの1日使い捨てコンタクトレンズ「ミサイト」は2021年、中国の国家医療製品監督局からの審査をクリアして中国での使用が認められたことが発表されました。

中国市場での存在感を今後ますます高めていくのではないでしょうか。

インテュイティブ・サージカルは最先端の手術支援ロボット

(Googleファイナンス)

インテュイティブ・サージカルは手術支援ロボットで有名な企業です。

手術支援ロボットを使えば、医師が内視鏡による3次元画像を見ながらロボットアームで手術することができます。

ロボットアームは人間の手では難しい細かい作業を正確に行えます。

また手術は医師にとって体力的にも精神的にもハードな仕事ですが、ロボットを使うことで負担が軽減されます。

手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」は日本のメディアでも紹介されており、日本の比較的大きな医療施設でも導入が進んでいます。

東京や大阪以外の地方都市でも既に「ダ・ヴィンチ」が導入されている医療施設は珍しくありません。

日本にも「ダ・ヴィンチ」のトレーニングセンターがあり、日本人医師でもロボット手術ができる医師は増え続けています。

手術支援ロボットと聞くと最先端の一部の医療施設だけの話のように思う方もいるかもしれませんが、既にかなり一般的になっています。

また医師は「ダ・ヴィンチ」の研修を受けているため、新しい手術支援ロボットを導入しようとしても学習コストがかかります。

「ダ・ヴィンチ」のロボット手術の特許は切れましたが、乗りかえは面倒なため業界のパイオニアとして優位性もあります。

ただ日本では日本人の体型にあった小型ロボットの開発を川崎重工と医療機器メーカーのシスメックスが共同出資し設立した「メディカロイド」が開発しており、海外でも新規参入とのシェア争いが進みそうです。

医療関連・ヘルスケア関連の成長株にも注目

ヘルスケア関連のセクターはCOVID-19のパンデミックを背景にセクター全体にも資金が流入傾向にあります。

医療関連の銘柄は専門用語も多く、分野によっては成長ストーリーを描きづらい銘柄もあるため、個別銘柄への投資が難しいと感じたらETFを利用するのも手です。

例えば、ヘルスケアセレクトセクターSPDRファンド(NYSEMKT:XLV )は、S&Pヘルスケア・セレクト・セクター・インデックスに連動した動きをするETFで、ヘルスケアETFで最大の純資産です。

ジョンソン&ジョンソン、ユナイテッドヘルスグループ、メルク、ファイザーなどの日本でも有名な医療セクター銘柄をバスケットで買えます。

またバイオテクノロジーに特化したiシェアーズ NASDAQ バイオテクノロジー ETF(NASDAQ:IBB)など、同じヘルスケア関連でも違った切り口からポートフォリオを構成しているETFもあります。

本記事で紹介した・イーライリリー、クーパーカンパニーズ、インテュイティブ・サージカルのように、個別銘柄で勢いよく株価が伸びている銘柄をピックアップするのは個別株投資の醍醐味でもあります。

医療セクターのETFの中から個別銘柄を自分で探してみると、興味深い銘柄が他にも見つかるかもしれません。

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免責事項と開示事項 記事の作者、田守正彦は、記事内で言及されている銘柄を保有してはいません。記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。

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