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【米国株動向】割安の診断検査銘柄3選

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、202187日投稿記事より

株価収益率(PER)が10倍以下で、直近の売上高が33〜42%増加した割安株を3銘柄紹介します。

3社とも診断検査業界の企業ですが、新型コロナウイルスの終息後も強力な収入源がある企業です。

掘り出し物ならクエスト・ダイアグノスティクス

クエスト・ダイアグノスティクス(NYSE:DGX)は、世界最大の医療診断サービス会社です。あなたの血液検査は、かなり高い確率(クエストによれば3分の1)で同社が分析することになります。

株価は年初来で23%超上昇していますが、PERはわずか8.7倍です。

多くの医療検査が延期された昨年を含め、同社の売上高は3年連続で増加しています。

2021年1~6月までの期間の売上高は前年同期比44%増の53億ドル、純利益は、284%増の11億ドルでした。

通期の売上高は95億4,000万〜97億9,000万ドルとなる見込みです(2020年度は94億ドル)。

同社の株価(およびPER)が高くないのは、パンデミックが終息すると、新型コロナウイルスの検査の必要がなくなることを投資家が懸念しているためです。

しかし、デルタ変異株の感染が拡大しており、従業員や学生に検査を求める企業や学校が増加することから、少なくとも年末までは新型コロナウイルス検査の必要性は現状のままか、むしろ増加する可能性が高いです。

そのあとは、パンデミックの終息とともに、通常の医療処置や検査が増加するでしょう。

クエストは安定した銘柄であり、トータルリターンは過去5年間のうち昨年を含む3年間でS&P500医療機器・サービスインデックスをアウトパフォームしています。

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増収が続くホロジック

ホロジック(NASDAQ:HOLX)は女性の健康を専門とし、「乳房の健康」、「診断」、「婦人科外科手術」、および「骨格の健康」の4部門で構成され、アッセイからマンモグラフィーシステム、X線写真まで、さまざまな診断、検出、および外科製品を製造しています。

同社の株価は年初来で4%超上昇していますが、PERは9.7倍にすぎません。

株価は、第3四半期の決算が好調であったにもかかわらず、第2四半期の決算が目標を下回って以降、完全には回復していません。

第3四半期の売上高は、前年同期比42%増の11億7,000万ドル、1株当たり利益(EPS)は同96.2%増の1.04ドルでした。

新型コロナウイルスのアッセイを含む診断部門の売上高が25%増加する一方で、他の部門はさらに力強い成長をしました。

婦人科外科手術は148.4%、骨格の健康は70.4%、乳房の健康は55.8%増加しました。

9カ月累計の売上高は38億ドルで、昨年の通期売上高37億8,000万ドルをすでに上回っており、11年連続の増収となっています。

9カ月累計の純利益は15億ドルで、前年同期の純利益6億1,600万ドルの2倍超となっています。

上昇傾向が続くバイオ・ラッド・ラボラトリーズ

バイオ・ラッド・ラボラトリーズ(NYSE:BIO)の株価は年初来で29%超上昇していますが、PERはわずか5.6倍です。

同社にはライフサイエンス部門と臨床薬部門があり、獣医医療から食品由来の病原体やCRISPR遺伝子編集キットまで、ほぼすべての診断検査があります。

同社の売上高は5年連続で増加し、株主5年間のトータルリターンは410.6%に達しています。

第2四半期の売上高は前年同期比33.4%増の7億1,590万ドルに、粗利益率は前年同期の54.6%から56.1%に増加しました。

同社には多様な収入源があり、同社幹部の説明によれば、第2四半期の新型コロナウイルス検査の売上高は6,800万ドルで、総売上高の9.5%であったとのことです。

同決算でひとつマイナスだったのは、純利益が前年同期の9億6,640万ドルから9億1,410万ドルに減少したことです。

経営陣によると、この減少は、同社が保有するドイツの医薬品製造機器企業ザルトリウスの株式の価値の変動によるものです。

6カ月累計の純利益は前年同期が16億5,000万ドルであったのに対し、今年度は18億9,000万ドルでした。

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難しい決断

3社とも新型コロナウイルス検査に依存し過ぎということはないので、さまざまな活動が再開されるにつれ、どの銘柄も堅調に推移するはずです。

3銘柄のなかでは、バリュエーションの低さ、新型コロナウイルス検査以外の事業の多様性、およびトータルリターンの成長実績から、バイオ・ラッドが最も魅力的だと思います。

ホロジックには最も長く増収を続けてきた実績がありますが、規模の利益とPERの低さから、ホロジックよりもクエストに優位性があるように思います。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Jim Halleyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。
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