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COVID-19をきっかけに生命保険契約を確かめる

出典:Getty Images

変異型に感染する人が増えてきたCOVID-19の感染拡大。

特に感染経路に心当たりがなくても感染し、入院や自宅療養を余儀なくされた方もいらっしゃることでしょう。

筆者は先月2度目のワクチン接種を終えました。

重症化する可能性こそ減ったものの、感染しないわけではありません。

インフルエンザの予防接種を受けても、インフルエンザに感染する人がいるのと似たようなことだろうと思います。

今後も感染しないよう気を付けようと思います。

さて、COVID-19に感染して治療を受けた場合、COVID-19が厚生労働省の「指定感染症」に該当するため、医療費は公費で負担されます。

公的な負担とは別に、別途医療保険等に加入している場合、入院や自宅療養が入院給付の対象になることが多いようです。

すでに、入院や自宅療養を経た方で、生命保険会社等に問い合わせて、自分の契約が給付の対象になるかどうかを確認し、対象になるのであれば給付手続きをしましょう。

一方、COVID-19に感染した人が新たに生命保険を掛けることに関しては、各社の対応が分かれるようです。

生命保険は入院治療等を受けた経験があると、すんなり引き受けOKにはならないことが多いです。

加入を拒否されたり、条件付きでの加入(保険料が健康な人に比べて相対的に高い、特定の部位については保障しない など)になることが少なくありません。

COVID-19の場合、治療を終えてから一定期間が経過したら引き受けられるという場合もあるようです。

生命保険への加入を検討している方で、COVID-19の治療を受けた方は、まずは生命保険会社に相談することをお勧めします。

すでに加入している方は、いい機会ですので契約内容を確認してみてはいかがでしょうか。

入院保障はどのような条件(何日目から、いくら、どのような治療を受けた場合 など)で受けられるのか、手術保障の対象になる「手術」はどんなものなのかといったことです。

死亡保障についても確認しておくとよいでしょう。

ちょっと実例を挙げます。

筆者は5年前に早期のがんが見つかり、入院手術の治療を受けました。

加入していた医療保険の給付の対象になることはわかっていたので請求手続きをするために生命保険会社のコールセンターに電話を掛けたところ、親切なオペレーターが「放射線治療を受ける予定はございますか?」と尋ねてくれました。

その時主治医から聞いていた話では、放射線治療を実施するだろうと聞いていたので、「おそらくそうなると思います」と申し上げたところ、「その放射線治療も手術給付の対象になる可能性がありますので、その際はまたお問い合わせください」とご案内をいただきました。

その電話の後、約款を改めて読んだところ、確かにそのような記述がありました。

恥ずかしながら、オペレーターに教えていただくまで保障内容をきちんと理解していなかったのです。

その後、放射線治療を受けることになり、看護師さんから「生命保険の給付の対象になる可能性があるから、生命保険会社の診断書などをあらかじめもらっておいてください」と伝えられました。

放射線治療は25営業日程度続けて通院しなければならない治療です。

しかも、1回あたりの治療費が健康保険の3割負担でも5,000円程度必要で、25回程度治療を受けると、窓口負担が10万円を超えることが珍しくありません。

あらかじめ生命保険会社等の診断書等を提出しておけば、治療の最終日に記入済のものを渡すからとのことでした。

生命保険会社からも医療機関からも親切に指示があり、非常にありがたかったです。

指示通り診断書等を生命保険会社から取り寄せ、医師に記入していただいて生命保険会社に提出したところ、コールセンターのオペレーターが教えてくださったとおり、手術給付の対象となり、保険金を受け取れました。

保険不要論のようなものを見聞きすることがあります。

そのあたりは個人の判断ですので、言及するつもりはありません。

発生する可能性が低いことが起きたことを保障するのが保険です。

加入しているのであれば、うまく活かしたいものです。

また、保険はかけっぱなしにしている人を多く見かけます。

自分の既契約が本来求める保障とはかけ離れている可能性もあります。

商品は進化していますので、必要な保障を得るために可能であれば定期的にメンテナンスすることも必要でしょう。

実は筆者が給付を受けた医療保険は、がんに罹患する3年前に当時の契約について保険会社の営業が見直しを提案してくれたことにより掛け替えたものでした。

旧契約は入院5日目から入院保障されるものでしたが、1日目から給付されるものにしないか?と提案を受けたのです。

給付を受けた入院手術は3泊4日でした。

旧契約であれば入院給付は受けられませんでした。

このようなケースもありますので、COVID-19対応も含めて今一度既契約の確認をお勧めしたいのです。

特に医療保険は年々進化しています。

健康体ならば、既契約を維持するより掛け替えた方が保障内容を充実させたり、リーズナブルになる場合もありますので、今一度ご確認ください。

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