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テイクツー、アムジェン、マリオットの決算について

出典:Getty Images

テイクツー・インタラクティブ

8月3日の米株式市場でゲームソフト大手テイクツー・インタラクティブ(NASDAQ:TTWO)が大幅下落し、前日比7.7%安の159.86ドルで終えました。

8月2日夕の2021年4〜6月期決算と併せて発表した7〜9月期見通しが、市場予想を下回ったことが要因です。

大型の新作ゲームの発売が遅れると公表し、22年3月期通期の見通しを据え置いたことも失望されました。

4〜6月期の製品やサービスなどの売上高を示す 「純受注額」は、前年同期比29%減の7億1,140万ドルでした。

市場予想(6億8,550万ドル)は上回りましたが、コロナ禍でゲーム販売が急拡大した前年同期と比べると低調でした。

携帯ゲームの課金が減ったことが響いた格好です。

開発費などが減り、純利益は1億5,230万ドルと72%増えました。

7〜9月期の純受注額は10〜15%減の8億1,500万〜8億6,500万ドルを見込み、下限でも市場予想(9億ドル) に届きません。

経済再開を背景にゲーム需要が下火になりやすい環境が続きます。

通期の純受注額見通しは、32億〜33億ドルと従来予想を据え置きました。

市場は34億ドル前後への引き上げを見込んでいました。

大作ゲームのうち2本が、期中に発売する方針は変わらないものの、当初予定より時期が遅れるといいます。

年末商戦に間に合わないとの見方があり、収益期待が後退した格好です。

アムジェン

8月3日夕の米株式市場の時間外取引でバイオ製薬のアムジェン(NASDAQ:AMGN)が下落しました。

8月3日タに発表した2021年4〜6月期決算で、売上高や1株利益は市場予想を上回りましたが、21年12月期通期の業績見通しを据え置いたのを材料に売りが優勢となりました。

4〜6月期の売上高は前年同期比5%増の65億2,600万ドルと、市場予想(約64億6,000万ドル)を上回りました。

販売価格は下落したものの、骨粗しょう症治療薬「プロリア」や高コレステロール血症治療薬「レバーサ」の売れ行きが好調で補った格好です。

企業買収に関する費用がかさみ、純利益は4億6,400万ドルと74%減った格好です。

しかし、特別項目を除く1株利益は4.38ドルと市場予想(4.09ドル) を上回りました。

21年12月期通期の売上高や1株利益予想は据え置いた格好です。

アムジェンは発表資料で「1~3月期と比べ、新型コロナウイルスの感染拡大による悪影響からは徐々に回復している」と指摘。

ただ、コロナ前に比べると新たな治療を始める患者が少なく、年後半も業績の重荷になる状態が続くとの見通しを示しました。

マリオットインターナショナル

8月3日の米株式市場でホテルチェーン大手のマリオット・インターナショナル(NASDAQ:MAR)株が3日続落し、一時は前日比 3.8%安の139.34ドルを付けました。

朝方発表の2021年4〜6月期決算で売上高が市場予想ほど増えず、需要回復が期待したほど力強くないとの見方から売られました。

売上高は31億4,900万ドルと前年同期の2.2倍に増えましたが、市場予想の32億3,000万ドルには届かなかったです。

主力の米国・カナダを中心に旅行・レジャー需要が回復しました。

投資家が収益指標として注目する「1部屋あたり売上高」は3.6倍でした。

ただ、同売上高は新型コロナウイルスの感染拡大前の19年4〜6月期比では44%減となります。

客室稼働率も前年同期比では大幅に上昇しましたが、19年の水準は下回ったままでした。

最終損益は4億2,200万ドルの黒字(前年同期は2億3,400万ドルの赤字)。

特別項目を除く1株利益は 0.79ドルと市場予想(0.47ドル)を上回った格好です。

会社は発表資料で「世界的な客室需要の回復ペースは4〜6月期に加速し、 7月も勢いが続いた」と指摘しました。

感染力が強い新型コロナのインド型 (デルタ型)の動向は注視しているとする一方、「世界的な回復基調は続くと楽観的にみている」との認識を示しました。

また、ビジネスや団体旅行は秋に本格的に回復すると予想しました。

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