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【米国株動向】ディフェンシブ銘柄を保有しているからといって、油断してはいけない理由

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021年8月3日投稿記事より

相場が不安定な時期には、一般消費財分野などのいわゆるディフェンシブ銘柄に注目が集まります。

しかし、ディフェンシブ銘柄は必ずしも相場の暴落から守ってくれるわけではありません。

例えば、消費財メーカーの世界的大手、クロロックス(NYSE:CLX)の最近の株価の動きは、ディフェンシブ銘柄が暴落から守ってくれるという評判に過度に依存している投資家にとって、良い警告になるでしょう。

ディフェンシブ銘柄の凋落

クロロックスの株価は、2日の朝に11%以上下落しました。

先日発表した第4四半期(4-6月)の決算では、売上高は前年比9%減、調整後利益は前年比61%減の1株あたり0.95ドル、オーガニック売上高は10%減となりました。

また、健康・ウェルネス部門の売上高は17%減となり、ライフスタイル製品の売上高は3%減となりました。

一方、国際的な売上高は5%増となりましたが、これは買収を行ったことによるものです。

クロロックスは、パンデミックの影響を受ける前の2年前と比較して、売上高は13%増となったことを強調し、パンデミックの時期より製品の需要が減速したことを主な理由として、景気後退を非難しました。

また、今後の見通しも明るくはなく、2022年度の売上高は2〜6%減になると予想しており、通年調整後1株あたり利益は5.40ドル〜5.70ドル、2021年度から20%以上減少することを予想しています。

コモディティコストの上昇は続いており、粗利益に対して約3〜4パーセントポイントの打撃を与えています。

投資家が注意すべき点

クロロックスの株価は約1年前の最高水準から3分の1近く下落しています。

しかし、長期的なトレンドを確認すると、ディフェンシブな投資家がクロロックス株を購入するメリットも確認できます。

2019年下期から2020年初頭のわずか8か月で、弱気相場から守ってくれることへの期待から、同社の株価は60%近く上昇しました。

これにより、2020年の2月と3月は株価の下落を回避することができましたが、その後の大幅な下落は免れることができませんでした。

どの銘柄にも保証はなく、暴落に耐えるであろうという評判がある企業も、そうなるとは限りません。

今日のクロロックスの下落は、安全に見える銘柄でさえも大きな損失を被る可能性があることを示しており、投資家はクロロックスやその他のディフェンシブ銘柄が株式市場全体とともに下落する可能性があることを含め、起こりうるものに対して準備する必要があります。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Dan Caplingerは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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