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【米国株動向】押し目買いを検討したいグロ-ス株3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021年7月19日投稿記事より

今年に入り、グロ-ス株のボラティリティが総じて高まっています。

多くのグロ-ス株はパンデミック下の巣ごもり需要の恩恵を受けましたが、経済が再開する中、投資家の注目は消費者が外出することで恩恵を受ける銘柄に移りつつあります。

ここで紹介する3銘柄は年初来で20%以上下落しましたが、長期的な見通しはいずれも良好であり、押し目買いを検討すべきだと筆者は考えています。

スキルズ

スキルズ(NYSE:SKLZ)は、プレイヤーが参加しているゲームでお金を賭けることができるユニークなゲームプラットフォームを提供し、急成長を遂げています。

重要なのは、顧客獲得にかかるコストが顧客から得られる価値よりもはるかに低いことです。

2018~2020年の顧客生涯価値(1人の顧客が企業にもたらす価値の合計)は顧客獲得コストの3.8倍で、新規顧客を獲得してさらに収益性を高めるための資金が生み出されています。

しかも、ゲームに参加するプレイヤーが増えればゲームソフト開発者からの関心も高まります。

ゲームの制作に時間とリソースを費やすのはゲームソフト開発者であるため、スキルズにはこれらのコストは発生しません。

同社はプレイヤーと開発者の仲介する立場であり、ゲームの賭け金の一定割合を徴求します。

こうしたアセットライトなビジネスモデルは、事業を効率的に拡張する潜在力を同社にもたらしています。

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ペン・ナショナル・ゲーミング

ペン・ナショナル・ゲーミング(NASDAQ:PENN)はパンデミック下でカジノを一時的に閉鎖しなければならなかったために壊滅的な打撃を受けました。

現在はカジノ再開と米国の予防接種の広がりにより、売上高はほぼ2019年の水準に戻っています。

ラスベガスのカジノと異なり、同社は展示会や見本市を手掛けていないため、企業の出張旅行の減少による打撃を長期的に受けることはないはずです。

さらにペンはオンラインスポーツブック(スポーツの結果に賭けができるサイト)の立ち上げに投資しました。

オンラインスポーツブックは、実際のカジノに足を運ぶ顧客を対象としたマーケティングで顧客の転換を狙えるため、収益だけでなくカジノ顧客との関係を強化する成長エンジンとなる可能性があります。

一方で、オンラインスポーツブックにサインアップした人にペンが運営する最寄りのカジノを紹介する販促活動を行うこともできます。

同社のオンラインスポーツブック事業はまだ始まったばかりですが、登録済みのプレイヤーは40万人に上ります。

それに対して競合他社の1つであるドラフトキングス(NASDAQ:DKNG)の月間ユニーク・プレーヤー数は150万人です。

ペンにはオンラインプレーヤーを引き付ける実店舗があることを踏まえると、登録プレイヤー数は時間とともにドラフトキングスを上回る可能性があります。

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ペロトン・インタラクティブ

トレッドミルやフィットネスバイクなどのフィットネス機器を製造・販売するペロトン・インタラクティブ(NASDAQ:PTON)の売上高は、パンデミック前すでに3桁台で成長していました。

パンデミックでジムが一時的に閉鎖されると、同社の増収率はさらに勢いを増し、納期は最長で12週間にも達しました。

経営陣は素早く生産能力を増やし、サプライチェーンの問題を修正し、納期を正常に戻しました。

ペロトンは顧客に運動器具を販売するだけでなく、ライブおよび録画による月会費制のレッスンを提供しています。

会員は自宅でグループエクササイズに参加して仲間意識を楽しめることが、ペロトンのバイクを購入する主な動機の1つとなっています。

利便性と品質の高いフィットネス機器や、ジム同等の月会費のレッスンで、同社は引き続き新たな顧客を引き付けることができるようになるはずです。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Parkev Tatevosian は、ペロトン・インタラクティブ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ペロトン・インタラクティブ株、スキルズ株を保有し、推奨しています。
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