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NYダウの週報(7月26日週)と来週の見通し

出典:Getty Images

30日(金)のNYダウは反落し、前日比149.06ドル安の34,935.47ドルで取引を終了しました。

今週は、27~28日にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていたので、積極的な買いは手控えられました。

また、新型コロナウイルスのデルタ型の感染拡大による世界経済の先行き懸念から売りが優勢になる場面もありました。

注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、金融政策の現状維持を決定。パウエルFRB議長は会合後の記者会見で、テーパリングの開始に向け「今後複数の会合で経済情勢の進捗を確認する」と述べました。

そして、米連邦準備理事会(FRB)が早期のテーパリングに動くとの観測が後退したので、FOMC後の米国株式市場は上昇しました。

しかし、29日の引け後に決算発表をしたアマゾン・ドット・コムの株価が急落し、投資家心理が悪化。

週末にかけて主力ハイテク株中心に売りが優勢になったのです。

ただ、NYダウは2カ月ぶりの上昇となり、月間では432ドル(約1.3%)高となりました。

NYダウ来週の見通し

米連邦公開市場委員会(FOMC)では、物価安定と最大雇用の目標に向けて経済は進展しているものの、目標達成にはまだ距離があるとの認識が示されました。

そして、テーパリングの早期開始への警戒感が和らいでいることは、株式市場にとってプラス材料です。

ただ、世界中で新型コロナウイルス感染「第5波」への警戒感が高まっています。

デルタ株が猛威を振るっており、130の国や地域で確認されているからです。

米国でも感染が拡大しており、米疾病対策センター(CDC)は、ワクチン接種済みの人でも屋内でマスクを着用するように勧告。

カリフォルニア州ロサンゼルスやイリノイ州などでは、ワクチン接種者にもマスク着用を求める動きが広がっています。

来週は新型コロナウイルスの感染拡大が続くかどうかが、マーケットの関心を集めそうです。

そして経済指標では、8月6日(金)に発表される7月の米雇用統計に注目です。

6月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比85万人増となり、市場予想を上回りました。

そして、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大は依然として懸念されるものの、ワクチン接種が進んでいることや、事業活動の制限措置解除によって、労働市場の回復は続くと見られ、7月の非農業部門雇用者数の市場予想は、前月比93万人増となっています。

来週のNYダウは、新型コロナウイルスの感染拡大や米雇用統計を控え上値の重い展開が予想されますが、35,000ドル台を回復できるかどうかに注目です。

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