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【米国株動向】投資初心者にオススメの3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021年7月15日投稿記事より

投資初心者にとって、数多くある銘柄からポートフォリオを構築することは骨の折れる作業です。

しかし初心者用のポートフォリオ作りは実際のところ、それほど難しくはないかもしれません。

本稿執筆者は、ポートフォリオを優良配当銘柄、実績のある成長銘柄、投機的な銘柄の3つに分けて構築することを勧めています。

一般的には、投資初心者は、資金の90%を優良銘柄および実績ある成長銘柄に割り当て、残りを投機銘柄に割り当てるべきだと言われています。各カテゴリーでトップに位置する銘柄を紹介しましょう。

コカ・コーラ:揺るぎない優良銘柄

コカ・コーラ (NYSE:KO)は59年連続増配の配当王です。

予想配当に基づく配当利回りは3.1%(本稿執筆時点)と、米10年債の利回り1.4%を大幅に上回ります。

過去12カ月のフリーキャッシュフローの90%を配当に充てています。

炭酸飲料の消費が世界的に減少傾向にある中、コカ・コーラは投資対象としては弱いと思われるかもしれませんが、現在ではポートフォリオを拡大し健康志向の飲料も展開しています。

同社のここ10年のリターンは約120%です(配当の再投資込み)。過去のパフォーマンスは将来のリターンを保証するものではありませんが、安定した成長は今後数十年続くはずです。

ウォーレン・バフェット氏が依然コカ・コーラの主要株主となっているのも、安定的な成長を見込んでのことです。

2020年の同社の内部的売上高および1株あたり利益(EPS)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で、レストランが休業を余儀なくされたこと等が要因となり、減少しました。

しかし2021年については、アナリスト予想の売上・利益は、ともに前年比12%増となっています。

株価予想収益率(PER)は23倍であり、引き続き優良なディフェンシブ銘柄であると言えます。

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ペイパル:実績あるグロース銘柄

ペイパル・ホールディングス (NASDAQ:PYPL)は、2015年にイーベイ(NASDAQ:EBAY) から分社し上場しました。

当時の株主は、イーベイの普通株1株あたりペイパル普通株1株を割り当てられましたが、ペイパルのその後のリターンは、かつての親会社よりもはるかに高いものになっています。

大きなリターンを挙げたペイパルをこれから追いかけるのは危険だと思われるかもしれません。

しかし、どの数字をとってみても、なお急成長しています。

2020年、同社の総決済額(TPV)は前年比31%増の9360億ドル、売上は21%増の214億5000万ドル、調整後EPSは31%増となりました。

さらに市場は、2021年の売上を21%増、調整後利益を22%増と予想しています。

2021年第1四半期のアクティブアカウント数は前年から21%増の3億9200万と堅調を維持しています。

同社は先日、米国内の加盟店に対する手数料の値上げを発表しましたが、これは同社が、自社のエコシステムおよび競争が激化する市場での価格設定力に自信を持っていることの現れと言えます。

予想利益に基づく株価は50倍と、同業のスクエアやアディエンよりも割安です。

成長とバリューのバランスがとれたペイパルは、長期保有に適した銘柄だといえます。

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 レモネード:投機的なグロース銘柄

レモネード (NYSE:LMND)は、投資初心者がポートフォリオの中心に据えるような銘柄ではありませんが、無視できないほどの大きな可能性を秘めています。

同社は、アプリ上でAIによるチャットボットを利用することで、今まで煩雑だった保険加入プロセスを90秒で処理し、ほとんどの保険請求の手続きを3分以内で行っています。

同社は営業を介さないことで手続きをシンプルにし、住宅、賃貸、ペット、生命保険などを1つのアプリにまとめ、若者の人気を集めています。

レモネードの顧客の約70%は35歳以下で、多くは初めて保険に加入する層です。

2020年の総顧客数は前年比56%増となり、2021年第1四半期には前年同期比50%増の約110万人となっています。

2020年の顧客あたりの保険料は前年比82%増、2021年第1四半期に前年同期比25%増となりました。

同社が今後数年にわたり、何千万という新規顧客を獲得すれば、既存の保険会社の大きな脅威となります。

同社は今年自動車保険にも進出する予定です。

さらに、乱立する健康保険市場に参入すれば、業界の形勢を一変させる可能性もあります。

一方で現在、株価は割高に思われます。

2021年通期の売上予想は前年比24%~28%増ですが、株価売上高倍率は50倍です。さらに黒字化にはまだ時間がかかりそうです。

しかし、リスクを厭わない投資家であれは、レモネードに注目するのも良いかもしれません。

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米国の株式市場は最高値を更新している一方で、バブルを警戒する見方もあります。そこで、より堅実な投資先として、緩やかながらも成長し続け、持続的に増配する銘柄を検討してみてもよいでしょう。このレポートでは、堅実な成長が見込める5つの高配当株をご紹介します。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Leo Sunは、レモネード株、スクエア株を保有しています。モトリーフール米国本社は、レモネード株、スクエア株、ペイパル・ホールディングス株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、イーベイ株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、以下のオプションを推奨しています(イーベイ株2021年10月の70ルのショート・コール、ペイパル・ホールディングス株の2022年1月の75ドルのロング・コール)。
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