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【米国株動向】投資家が無視できない優良株2銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021715日投稿記事より

優良株には、景気が良くても悪くても、投資家のリスク特性に合った安定性と安全性があります。

7月15日の朝、ユナイテッドヘルス・グループ(NYSE:UNH)と台湾積体電路製造(TSMC)(NYSE:TSM)が最新の決算発表を行いました。

株価の反応はまちまちでしたが、両社とも大きな成長が見込める質の高い事業を展開しています。

以下、両社の発表内容と今後の見通しについてみてみたいと思います。

健康な健康保険会社

健康保険大手のユナイテッドヘルスの株価は、7月15日の立会時間前の取引で上昇したあと、午前半ばには0.5%値を下げています。

同社の第2四半期決算は、非常に困難な状況下であってもヘルスケア業界には強い抵抗力があったことを示しています。

ユナイテッドヘルスは事業の全般で好業績をあげました。

総売上高は前年同期比で15%増加し、ユナイテッドヘルスケア保険部門とオプタム医療サービス事業部門の売上高の伸びはほぼ同額でした。

調整後1株当たり利益(EPS)は4.70ドルと予想を上回ったほか、2021年下半期の業績予想も上方修正されました。

しかしながら、同社の利益は前年比大幅減となっています。

これは、2020年第2四半期のロックダウン(都市封鎖)によって日常的な医師の診察や緊急性の低い手術がほぼ皆無となり、1年前の医療保険請求活動が大幅に減少したことが主な原因です。

この一過性の増益が繰り返される可能性は低いので、投資家は将来の利益が現状に近い水準にとどまるとみるべきでしょう。

投資家は、ユナイテッドヘルスの業績が当面堅調に推移するとみています。

絶えず変化を続ける米国のヘルスケア業界に適応してきた素晴らしい実績を持つユナイテッドヘルスは、危機をかわし、着実に成長を続ける能力を実証済みです。

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半導体不足がTSMCの追い風に

一方、TSMCの株価は5%下落しました。

この下落は同社の第2四半期の素晴らしい決算内容とは一致しないように思われます。

株式市場全体の様々な業種で広がる半導体不足により、同社の売上高も前年同期比で20%近く上昇ました。

高性能コンピューティング業界、モバイルデバイス業界、および自動車業界はすべてTSMCの最上位製品の5nm(ナノメートル=10億分の1メートル)および7nm半導体技術に依存しており、十分な数の半導体を調達できないことから、これらの企業の多くが生産を縮小しなければなりませんでした。

しかし、半導体を必要としている顧客、特に自動車業界に対する供給を今後増強するとしたTSMC最高経営責任者(CEO)のコメントが、株価の下落を引き起こした可能性があります。

半導体事業は循環的で、投資家は供給不足と供給過剰の間の大きな振れに慣れており、そうした反転の兆候にはしばしば株価の下落が伴います。

TSMCの株価はわずか1年ですでに2倍になっており、多少の調整があってもおかしくはありません。

とはいえ、同社の株価下落は、優良企業であっても市場の循環によって事業が影響を受けるという注意喚起なのかもしれません。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Dan Caplingerは、ユナイテッド・ヘルス・グループ株、ケロッグ株、ロウズ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、台湾積体電路製造株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ユナイテッド・ヘルス・グループ株を推奨しています。
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