The Motley Fool

7月第3週目に動意づいた米国株

出典:Getty Images

7月12日

アップスタート・ホールディングス(NASDAQ:UPST)…+8.3%

ゴールドマンサックスが11日付で投資判断「買い」、目標株価を前週末比23%高い147ドルで調査を始めました。

人工知能(AI)を使って消費者に低利のローンを提供共し、金融機関の貸し出しプロセスの自動化を促します。

新たな金融機関との提携や、消費者ローン市場の回復が株価上昇の材料になるといいます。

ASTスペースモバイル…+4.2%

バークレイズが投資判断を「買い」、目標株価を前週末比2.3倍の29ドルで調査を始めました。

担当アナリストはASTスペースの技術を使えば携帯通信の対象範囲を衛星を通じて広げられ、対象となる市場は巨大だと評価しました。

投資リスクは高いですが、技術が計画通り普及すれば大きな投資機会になるとみていました。

ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス(NYSE:SPCE)…▲17.3%

7月12日に米証券取引委員会(SEC) に提出した資料で最大5億ドル相当の普通株を発行する方針を公表しました。

一般的な事業目的や宇宙船の開発、設備投資などに充てるといいます。

1株価値の希薄化を懸念した売りが膨らみました。

滴滴出行(ディディ) …▲7.2%

中国のネット規制当局が9日、滴滴出行が運営する25種類のアプリのダウンロードを禁止する方針を示しました。

個人情報の収集で法律や規制への違反があったといいます。

滴滴出行は12日、アプリへの規制が同社の中国売上高に逆風になるかもしれないと発表しました。

7月13日

滴滴出行 (ディディ)…+11.3%

中国当局が13日、 テンセントの投資先企業の非公開化を承認したと伝わりました。

中国ハイテク企業に対する中国政府の姿勢が軟化したと受け止められ、中国ハイテク企業の米預託証券 (ADR)が買い直されました。

音楽配信のテンセント・ミュージック・エンターテインメントは 5.5%高、 ネット通販の京東集団(JD)ドットコムは 4.6%高、ネット検索の百度 (バイドゥ) は2.3%高で終えました。

マスターカード(NYSE:MA)…+2.2%

13日、通信サービスのペライゾン・コミュニケーションズと次世代の高速通信規格 「5G」の技術を使った消費者や中小企業向けのタッチレス(非接触型)決済の分野で提携すると発表しました。

新たな決済分野の事業拡大への期待が高まった格好です。

アファーム・ホールディングス(NASDAQ:AFRM)…▲10.4%

ブルームバーグ通信が13日午後「アップルが決済サービスのアップルペイの利用者に対して、分割払いや後払いができる新たなサービスの提供に向けて動いている」と報じました。

ゴールドマン・サックスと提携するようです。

同様のサービスを提供するアファームの成長を妨げるとの懸念から売りが膨らんだ格好です。

コナグラ・ブランズ…▲5.4%

13日発表の21年3〜5月期は減収でした。

新型コロナの感染拡大で自宅で食事する消費者が増え好調だった前年同期の反動が出ましたが、市場予想は上回った格好です。

1株利益も市場予想以上でした。

ただ、22年5月期通期の1株利益見通しが市場予想を下回りました。

原料費などのインフレ圧力の高まりが採算悪化につながるといいます。

7月14日

ジェフリーズ…+5.4%

三井住友FGが7月14日、ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループと資本・業務提携し、約 400億円を出資すると発表しました。

財務基盤の強化と協業による収益拡大を期待した買いが入りました。

ウェルズ・ファーゴ(NYSE:WFC)…+4.0%

7月14日に発表した21年4〜6月期決算は市場予想を大幅に上回る増収増益でした。

投資アドバイザリーなど非金利収入が大幅に増加し、売上高に相当する純営業収益は市場予想を14%上回った格好です。

AMCエンターテインメント・ホールディングス(NYSE:AMC)…▲15.0%

大幅に4日続落しました。

6月2日に付けた過去1年(52 週)の高値から5割安となりました。

今月に入り売買高の減少が鮮明。

サマーシーズン入りで短期目的の個人の売買が減っているとの見方があります。

ゲーム専門店のゲームストップも今月に入り大幅に下落しています。

バンクオブ・アメリカ(NYSE:BAC)…▲2.5%

7月14日に発表した21年4〜6月期決算で、純金利収入の落ち込みで売上高に相当する純営業収益が市場予想に届かなかったです。

純利益は前年同期の2倍に増加しましたが、新型コロナウイルス禍による景気悪化で前年に積んだ貸倒引当金の戻し入れの影響が大きいです。

デルタ航空(NYSE:DAL)…▲1.6%

14日発表した21年4〜6月期決算の最終損益は6四半期ぶりに黒字でした。

ワクチン接種の拡大で旅客需要が回復し、コロナ禍以降では初の黒字となりました。

ただ、変異ウイルスのインド型(デルタ型)の拡大懸念から、好感する買いは限られた格好です。

一方、6月の最終損益が19年12月以来の黒字になったと従業員向けメモで明らかにしたと伝わったアメリカン航空グループは 3.0%高だったです。

7月15日

AMCエンターテインメント・ホールディングス…+7.7%

個人投資家の活発な取引を背景に5〜6月は株価上昇が目立ちましたが、夏休みに入って短期目的の個人の売買が減ったとの見方もあり、7月は前日までに4割強下落していました。

15日は特段の材料が出ていないですが、前日の大幅安を受けて自律反発狙いの買いが入ったようです。

AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ) …+3.6%

生命保険や退職金事業の株式の9.9%分を、米投資ファンドのブラックストーンに22億ドルで売却すると14日夕に発表しました。

ブラックストーンがAIGの生保や退職金事業の 500億ドル分の資産を管理し、6年後に925億ドルに増やすことでも合意しました。

経営改善への期待が広がりました。

ノートンライフロック…▲3.9%

チェコの同業アバストと合併に向けて交渉じていると14日に明らかにしました。

現金と株式交換の組み合わせでノートンライフロックがアパストを買収します。

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、7月中にも合意し、アバストの評価額は80億ドルを超える可能性があるといいます。

財務負担を懸念した売りが出ました。

ルイジアナ・パシフィック…▲2.9%

ゴールドマンサックスが15日付で投資判断を「売り」で調査を開始しました。

高騰していた木材価格は、生産能力の高まりや消費者の需要が和らぐとの見方を背景にさらに下落すると予想します。

株価が木材価格の変動に左右されやすく目先は株価の重荷になるとみて、目標株価は14日終値を5%下回る 54ドルに設定しました。

7月16日

モデルナ(NASDAQ:MRNA)…+10.30%

モデルナは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが同社をS&P500種株価指数の構成銘柄に採用する計画を発表し、大幅高になりました。

アクティビジョン・ブリザード(NASDAQ:ATVI)…+1.24%

オンライン小売のアマゾンやソフウェアメーカーのマイクロソフトなどがゲーミングプラットフォーム市場参入のため同社を買収対象としているとの噂で上昇しました。

インテル(NASDAQ:INTC)…▲1.51%

半導体受託製造のグローバルファウンドリーズの買収を検討しているとの報道を受け売られました。

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