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【米国株動向】2021年下半期(とそれ以降)に利益をもたらすETF3銘柄

ETF
出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、202178日投稿記事より

株式市場の歴史的な変動を経て、長期投資家は辛抱強くあることの価値を改めて学びました。

S&P500指数は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中で底値を付けてから95%上昇しています(執筆時点)。

しかし、弱気相場の安値からの回復は今回のようにスムーズに進むとは限らないという点に警戒が必要です。

個別銘柄に投資するのではなく、上場投資信託(ETF)を利用して分散投資するのにはうってつけのタイミングかもしれません。

ETFは、株式のように取引が可能である一方、何らかの特徴を有する数十や数百の銘柄の持ち分を保有するものです。

特定の規模の企業、グロースやバリュー、特定の業界やセクターに重点を置きたいならば、それに合うETFがきっと存在するはずです。

ここでは、2021年下半期に向けて、投資家に大きな利益をもたらす可能性がある3本のETFを紹介します。

グローバルXサイバーセキュリティーETF

サイバーセキュリティーほど安全で急成長しているトレンドはないでしょう。

これがグローバルXサイバーセキュリティーETF(NASDAQ:BUG)への投資を検討すべきである理由です。

新型コロナウイルスのパンデミックによって、オンラインへの移行が劇的に加速し、企業と消費者に関する大量のデータがクラウドへ流入したことで、サードパーティーのプロバイダーはこれらの情報を保護するという重荷を負うこととなりました。

企業の規模や米国/世界経済の状況を問わず、サイバーセキュリティーは欠かせないサービスとなっており、企業はこの分野に多額を支出する見込みです。

グローバルXサイバーセキュリティーETFは、純資産額が約5億5,200万ドルで、サイバーセキュリティー関連の32銘柄を保有しています。

これらの企業の多くは割安ではありませんが、それは業界が持続的に2桁台で成長していることに対するプレミアムのためです。

筆者がグローバルXサイバーセキュリティーETFを選んだ理由は単純で、業界最高クラスと考えられる認証サービス企業に焦点を当てているからです。

最大の保有銘柄はクラウドストライク・ホールディングス(NASDAQ:CRWD)で、純資産額の7.1%に相当します。

同社のクラウドネイティブなプラットフォームのファルコンは、人工知能(AI)によって時とともに賢くなり、毎週6兆件のイベントを監視しています。

5番目に大きい保有銘柄はオクタ(NASDAQ:OKTA)です。

本人認証ソリューション業界のリーダーである同社のクラウドベースのソリューションは潜在的な脅威を迅速に発見し、対応することができます。

同社は最近、同業のオースゼロの買収を完了しており、欧州での事業拡大の後押しになる見込みです。

バンガード・ユーティリティーズ・インデックス・ファンドETF

バンガード・ユーティリティーズ・インデックス・ファンドETF(NYSEMKT:VPU)は、その名前が示す通り、公益株指数のパフォーマンスに連動します。

市場をリードしているのはグロース株ですが、安全で予測しやすい公益株は、2021年下半期に便利なヘッジ先となるかもしれません。

株式市場の急落や調整が起きると考えられる理由はいくつもあり、最近の経済指標はインフレ率が上昇し始めたことを示しています。

そのため、公益企業のように、安定したキャッシュフローと高い配当利回りを生み出す銘柄が注目されるでしょう。

バンガード・ユーティリティーズ・インデックス・ファンドETFは、純資産額が約47億ドルで、65銘柄を保有しています。最も重要なのは、純経費率がわずか0.1%であることです。

純経費率はバンガード・ユーティリティーズETFを保有するために支払う合計手数料を指します。

このETFから得られる3.1%の配当利回りに比べれば、0.1%の経費率はごくわずかです。

最大の保有銘柄は、米国で時価総額最大の公益企業であるネクステラ・エナジー(NYSE:NEE)です(純資産額の13.63%)。

ネクステラがほとんどの公益会社と異なるのは、長年にわたり再生可能エネルギープロジェクトに多額の投資をしているという点です。

同社は2020年から2022年にかけて、よりクリーンなエネルギーの発電プロジェクトに500~550億ドルを費やす予定です。

バンガード・ユーティリティーズETFが2004年に設定されてからの年率平均リターンは9.7%で、投資家にとって安定した収入源であるように見えます。

アドバイザーシェアーズ・ピュアUSカナビスETF

3本目のETFはアドバイザーシェアーズ・ピュアUSカナビスETF(NYSEMKT:MSOS)です。

大麻の売上が世界中で増加していることに異論を唱える者はいないでしょう。

ただし、米国とその他の大麻市場には大きな違いがあります。

調査会社BDSAは、カナダの大麻の売上が2026年までに2倍以上の64億ドルに達すると予想していますが、同国の市場は、規制上の問題、サプライチェーンのボトルネック、安い商品を求める消費者によって打撃を受けています。

一方、調査会社ニュー・フロンティア・データによれば、米国の大麻の売上は2025年までに410億ドル以上に達する見込みです。

したがって、米国の大麻市場に焦点を当てることには大きな意味があります。

さらに、大麻市場が繁栄するためには、連邦法の改正は必要ありません。

これまでに36州が医療用大麻を合法化しており、さらに18州が娯楽用大麻の利用を認めています。

アドバイザーシェアーズ・ピュアUSカナビスETFの純資産額は10億ドル弱で、現在は30の大麻関連銘柄を保有しています。

最も注目すべきは、純資産の約11%をトゥルリーブ・カナビス(OTC:TCNNF)に投資していることです。

トゥルリーブは、91カ所の販売店のうち85カ所をフロリダ州に置いています。

医療用大麻が合法化されている同州に進出することで、マーケティング予算を抑え、13四半期連続で黒字を達成しています。

ファンド最大の保有銘柄(純資産額の12.9%)はグリーン・サム・インダストリーズ(OTC:GTBIF)で、50カ所を優に超える販売店を有します。

グリーン・サムは、市場で十分なシェアを確保するために、小売りライセンスの発行が限られる州をターゲットとしています。

また、収益性の高い市場への参入にも積極的で、2019年にはネバダ州で同業のインテグラル・アソシエイツを買収しました。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Sean Williamsは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、クラウドストライク・ホールディングス株、グリーン・サム・インダストリーズ株、オクタ株、トゥルーリブ・カンナビス株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ネクステラ・エナジー株を推奨しています。
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