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【米国株動向】低リスクで長期にわたる高利回りが見込まれるリート銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、202177日投稿記事より

長期投資では最終的に亀がウサギをアウトパフォームします。

ホットな投資トレンドに注目するよりも、緩やかに着実に成長する銘柄に投資するのがより簡単で優れたアプローチだと言えるでしょう。

こうしたアプローチに賛成する投資家にお勧めしたいのがリアルティ・インカム(NYSE:O)です。

同社は、ネットリース(テナント側が変動費用、具体的には固定資産税、保険費用およびメンテナンス費用を負担するタイプの不動産リース)に焦点を当てた不動産投資信託(リート)の中では最大のプレーヤーの1つであり、ファンズ・フロム・オペレーションズ(FFO、賃料収入からどれだけのキャッシュフローを得ているかを示す指標)を大幅に押し上げる新たな企業買収を進めています。

しかも、素晴らしい成長見通しを持つにもかかわらず株価は依然としてかなり割安です。

リアルティ・インカムに関する基礎知識

ネットリースではテナント側が運用コストの大部分を負担します。

これは不動産セクターの中ではかなりリスクの低いアプローチであり、多くのリートがネットリースを採用しています。

リアルティ・インカムが他のリートと一線を画するのは、同社が約6,600件の資産で構成される巨大な不動産ポートフォリオを持つことです。

リアルティ・インカムのパフォーマンスは驚異的です。

例えば、過去10年間の株価上昇率は、平均的なリート(代替指標としてバンガード不動産指数ETFを使用)が67%程度であるのに対し、リアルティ・インカムは100%弱です。

配当を含めた(配当を再投資すると想定)トータルリターンは、平均的なリートが150%であるのに対し、リアルティ・インカムは212%となっています。

しかも、リアルティ・インカムは年間配当を25年連続で引き上げてきた配当貴族です。

現在の配当利回りは4.2%で、平均的なリートの2.1%を大きく上回っています。

また、リアルティ・インカムは配当を毎月支払うことも魅力の1つです。

未来の飛躍に向けた投資

リアルティ・インカムの将来見通しにも魅力的な要素がたくさんあります。

その1つが同業のVEREIT(ベリート)の買収です。

この買収が完了すれば、約10,300件の資産で構成される不動産ポートフォリオを持つリートが誕生します。

この取引では、より大きなポートフォリオにコストを分散させることでコスト節減効果が生まれます。

また、投資適格級の格付けを持つリアルティ・インカムは資金借り入れコストが低いため、ベリートの債務をロールオーバーする中でコスト削減効果が高まります。

さらに、リアルティ・インカムは大規模取引の引き受け能力があることが証明され、その能力はさらに強化されます。

もう一つの重要な点は、リアルティ・インカムの家賃収入の約7%が英国の物件から、12%が産業およびオフィス不動産から(残りは小売不動産から)もたらされていることです。

これはポートフォリオを分散できるというだけでなく、成長にもつながります。

特に欧州は同社にとって新しい市場であり、今後の買収の地理的選択肢を大きく広げます。

しかも同社はベリートの買収をきっかけに、ネットリースにおける相対的に複雑で高コストな分野であるオフィス・ポートフォリオをスピンオフする計画です。

バリュエーションは妥当な水準

上記のプラス要因はウォール街では既によく知られており、リアルティ・インカムの株価は割安とは言えません。

しかし現在の4.2%の配当利回りは過去約10年間のレンジのほぼ中央値に相当します(これに対して平均的なリートの利回りは過去のレンジの下限に近い水準にあります)。

つまり投資家は、成長が見込まれる素晴らしいリートの株式を適正な価格で購入できるようになっているということです。

低リスクで長期的な勝ち組を探しているのなら、リアルティ・インカムは魅力的です。

【米国株動向】慎重な投資家が選ぶ最も安全な銘柄「リアルティ・インカム」

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Reuben Gregg Brewerは、VEREIT株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、バンガードREIT REIT株を保有し、推奨しています。
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