The Motley Fool

7月第2週目に動意づいた米国株

出典:Getty Images

7月6日

微博(ウェイボ) (ADR)… +6.3%

7月6日にロイター通信が、中国政府が米国市場に上場する中国ネット企業への規制を強化しているのを背景に、株式非公開化の検討を進めていると報じました。

一時は16%上げましたが「非公開化を協議していない」との声明を会社が発表した後は伸び悩びました。

アマゾン(NASDAQ:AMZN)…+4.7%

2カ月ぶりに上場来高値を更新しました。

米国防総省が6日、クラウド情報基盤の構築でマイクロソフトへの発注を取り消し、同社に加えてアマゾンなど複数社に委託する方針を明らかにしたことがきっかけです。

7月5日に創業者のジェフ・ベゾス氏の後任としてアンディ・ジャシー氏が最高経営責任者(CEO)に就任し、トップ後退に伴う成長戦略への期待も買いを誘いました。

滴滴出行(ディディ) (ADR)…▲19.6%

中国政府が米国市場に上場する中国企業への規制を強化しており、成長性に対する不安が広がりました。

電子商取引のアリババ集団やネット検索の百度も大幅安でした。

ハリバートン(NYSE:HAL)…▲6.5%

WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物が1バレル73ドル台に下げて終え、エクソンモービルやシェブロンなどエネルギー株全般が軟調でした。

WTI8月物は主要産油国の減産縮小交渉の決裂で6日未明に76.98ドルと6年半ぶり高値を付けましたが、いずれは減産縮小で合意するとの見方から次第に利益確定売りが優勢になりました。

7月7日

デア・バイオサイエンス…+23.7%

7日に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で、開発中の避妊器具「DARE LARC1」について、米慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」から4,895万ドルの開発補助金を受け取ることで合意したと明らかにした。

製品化につながるとの期待が強まり、買いが膨らみました。

SAP(NYSE:SAP)…+4.2%

バンク・オブ・アメリカが7月7日、投資判断を「売り」から「買い」に2段階引き上げました。

目標株価は前日終値より25%高い150ユーロに上げ、米市場で米預託証券(ADR)が買われました。

クラウド関連サービスの「ライズ(RISE)」の導入で「クラウド事業の勢いが加速し、株価が同業他社に出遅れているとの投資家の認識が変わる」と指摘しました。

滴滴出行(ディディ)…▲4.6%

CNBCが7日、中国のテンセントの対話アプリ「ウィーチャット」とアリババ集団傘下の決済アプリ「アリペイ」からディディのアプリが削除されたと報じました。

ともに 10億人前後の利用者を抱える巨大アプリだけに、ディディの利用者減少につながるとの懸念を誘いました。

アドバンスト・マイクロ・デバイス(NASDAQ:AMD)…▲4.2%

英国と欧州当局の承認を得た同業ザイリンクス買収計画を巡り、中国当局の精査がより厳しい段階に進んだと7日に伝わり、警戒感が高まりました。

昨年10月の買収発表から前日までに2割強上げていたザイリンクスも大幅安。

アナログ・デバイセズによるマキシム・インテグレーテッド・プロダクツの買収計画も中国当局の承認待ちで連れ安しました。

7月8日

ザ・リアルリアル(NASDAQ:REAL)…+5.4%

ニーダムが8日付で投資判断「買い」、目標株価は7日終値の2倍の35ドルで調査を始めました。

衣服やアクセサリーなどにペントアップ (先送り)需要の高まりがみられ、好業績が見込めると指摘しました。

テスラ(NASDAQ:TSLA)…+1.3%

中国での6月の販売台数は2万8,138台と5月の2万1,936台から増加しました。

ロイター通信などが中国乗用車協会(CPCA)の発表を引用して8日に報じ、テスラは同日、中国で多目的スポーツ車「モデルY」 の廉価版を発売するとも発表しました。

カンザスシティー・サザン(NYSE:KSU)…▲7.9%

「バイデン米政権は、 鉄道や海運業界で進む経営統合や料金つり上げへの対策を打ち出す」と8日に伝わり、規制強化を懸念した売りが広がりました。

米政権は、割高な料金設定が米企業の輸送コストを押し上げているとみており、週内にも大統領を出して担当委員会に対応を求めるようです。

同業のノーフォーク・サザンは 7.2%安、CSXも6.2安となりました。

滴滴出行 (ディディ)… ▲5.9%

中国政府による海外に上場する中国企業への規制強化を警戒した売りが続きました。

中国政府は海外へのデータ流出を警戒し、中国企業による海外上場への規制強化や、すでに海外上場している中国企業への監督を厳格化する方針を打ち出しています。

7月9日

マイクロンテクノロジー(NASDAQ:MU)…+1.63%

米国の半導体製造会社のマイクロンテクノロジは、半導体株全般の上昇を受けて買われました。

アマゾン…▲0.32%

連日で上場来高値を更新していたネット通販のアマゾンが下げました。

バイデン米大統領が9日、企業間競争を促すため大企業への監視強化を求める大統領令に署名しました。

市場シェアが高い巨大ハイテク企業への規制強化が警戒され、売りにつながったとの指摘がありました。

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