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【米国株動向】資産形成に大きく貢献しそうなハイテク3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021627日投稿記事より

2021年前半のハイテク銘柄の株価は不安定でしたが、短期的には何が起ころうとハイテクセクターは引き続き有望銘柄を生み出すでしょう。

そこで3人の本誌執筆者に、パフォーマンスが市場を大幅に上回りそうな有望銘柄を挙げてもらいました。

電子部品メーカーのインピンジ(NASDAQ:PI)、マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)、サイバーセキュリティ銘柄オクタ(NASDAQ:OKTA)を解説します。

インピンジ:「モノのインターネット」に「モノ」を持ち込む

IoT(モノのインターネット)技術は、急成長する可能性を秘めています。

インピンジは、日用品をデータの送信機に変えるための無線周波数識別(RFID)タグ、リーダー、ソフトウェアのメーカーです。

基本的には最新のバーコードシステムに類似しますが、RFID技術にはより多くの最新ソフトウェアを統合できる大きな利点があります。

既にナイキ、メイシーズ、ザラなどの小売企業は同社の技術を利用して、在庫の測定、消費トレンドの把握、盗難の削減などを迅速かつ正確に行っています。

インピンジの売上げのほとんどは衣料・アパレル業界が占めますが、同社の技術が利用できるのは小売業界だけではありません。

航空業界での手荷物追跡、病院における医薬品の管理と補充、製造業での工程改善などにも、同社の技術が導入されています。

同社のRFID製品の導入は始まったばかりですが、今後10年以上にわたって、新たな用途と需要により急拡大する可能性があります。

インピンジの時価総額はおよそ13億ドルであり、依然として急騰する余地のある小型株です。

比較的リスクが高いものの、同社の長期戦略が奏功すれば高いリターンが得られるでしょう。

【米国株動向】長期保有するテクノロジー銘柄として、注目すべき3銘柄

マイクロソフト:クラウドの支配者

マイクロソフトのように知名度が高い大型株でも、比較的小さいリスクでリターンを上げることが可能です。

同社の株価は、クラウドをベースにした事業の高成長に支えられ、ここ数年株式市場をアウトパフォームしてきました。

マイクロソフトは急速に拡大するクラウドコンピューティングの巨人です。

同社のソフトウェア「365」にはクラウド版Word、Excelが含まれ、従業員の働く場所がますます散らばるなか企業は成功に必要なツールを簡単に提供できます。

同社のクラウドプラットフォーム「Azure」はもう1つの成長ドライバーです。

Azureの第3四半期売上高は前年同期比50%増となり、同社全体の売上高を417億ドル、同19%増に押し上げました。

クラウド事業の拡大による利益率向上で、純利益は155億ドルと、前年同期を44%上回りました。

加えてマイクロソフトは、拡大する利益を自社株買いや増配に充てるなど、株主還元に積極的です。

こうした点は、資産形成に貢献する株価上昇を支え、今後も続く可能性が大きいでしょう。

Windows11発表で上場来高値を更新したマイクロソフトの今後

オクタ:サイバーセキュリティは米国の国家的問題

先月、サイバー犯罪グループが南東部一帯のガソリン供給を不能にしてコロニアル・パイプラインに440万ドルを要求しました。

このサイバー攻撃が最も注目を集めましたが、他にも食肉加工業者JBSが1,100万ドルを支払いました。

食料やガソリンは社会に不可欠であり、米政府がサイバーセキュリティを安全保障問題と考えるのも理解できます。

1企業が単独で不正な攻撃を完全に防ぐことはできませんが、オクタが重要な役割を担うことができます。

従業員は同社が提供する認証・アクセス管理(IAM)ソリューションを使って、データベースや業務に必要なツールにアクセスする一方、サイバー犯罪集団の侵入を防ぎます。

オクタの成長の勢いは続いています。

企業は何年も前から、どこにいても仕事ができるようにデジタルトランスフォーメーションに投資してきました。

顧客との協働や顧客サービス、文書の共有などクラウドコンピューティングの利用は拡大しており、同社のIAMツールの需要の拡大は今後も続く見込みです。

顧客が同社の追加サービスを購入する可能性もきわめて大きく、金額で見る前四半期の同社の顧客維持率は120%でした。

これまで、オクタは従業員のID管理事業に集中していましたが、顧客ID・アクセス管理(CIAM)も有望です。

CIAMは顧客に安全だけでなく円滑な取引を提供し、エンゲージメント率向上やリピート購入の増加につながると見られます。

今年初めの認証サービス会社Auth0の買収で、獲得可能な市場規模は300億ドルに倍増しました。

有望な株を見付ける鍵は、オクタのように、重要な業界でトップを走るスタートアップ企業を見分けることです。

【米国株決算】オクタの最新決算情報と今後の株価の推移

IoT(モノのインターネット)で注目銘柄3選

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スマホやPCだけでなく、家電、自動車、産業機器といったモノのインターネット化、いわゆるIoTが急速に進んでいます。インターネットに接続されている「モノ」は人口よりも多く、拡大を続けるデバイスから得られるデータや自動化には、大きな付加価値が生まれるものと期待されています。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Jamal Carnette, CFAは、記事で言及されている株式を保有していません。元記事の筆Joe Tenebrusoは、記事で言及されている株式を保有していません。元記事の筆者Jamal Carnette, CFAは、インピンジ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ナイキ株、オクタ株、マイクロソフト株を保有し、推奨しています。
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