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【米国株動向】相場が急落する前に購入したい配当株3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021627日投稿記事より

S&P500指数、ダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数の3つの主要株価指数は、過去最高値か最高値付近で推移しています(執筆時点)。

上昇相場が続くと考えられる理由は数多くありますが、株式市場はいずれ急落するでしょう。

このことを念頭に置いて、相場が急落する場合でも投資に値する配当株をモトリーフールの寄稿者に聞きました。

選ばれたのは、再生可能エネルギー発電大手ブルックフィールド・リニューアブル(NYSE:BEPC)、石油大手シェブロン(NYSE:CVX)、鉄道大手ユニオン・パシフィック(NYSE:UNP)でした。

ブルックフィールド・リニューアブル

電気自動車(EV)に非常に大きな注目が集まる中、再生可能エネルギーセクターの他の分野は人気を失っているかもしれません。

ここに、相場の急落を警戒する抜け目のない投資家には嬉しい、とっておきの投資機会があります。

ブルックフィールド・リニューアブルに投資すると、シンプルなアプローチでクリーンエネルギー業界へのエクスポージャーを得ることができます。

ブルックフィールドの運用資産額は約600億ドルです。

同社は8GWの水力発電プロジェクトに加え、太陽光、風力、エネルギー貯蔵、分散型発電などのさまざまな再生可能エネルギープロジェクトを運営しており、ポートフォリオ全体の発電能力は合計21GWとなっています。

ブルックフィールドは上記のプロジェクトと長期電力購入契約(PPA)を締結しているため、将来のキャッシュフローが見通しやすく、市場が急落した場合でもそのキャッシュフローに従って計画を立てることができます。

現在、ブルックフィールドの予想配当利回りは3%超と魅力的で(執筆時点)、さらに経営陣は増配を目指しています。

例えば、最近の投資家向けプレゼンテーションでは、年間配当を5%から9%へ引き上げるという目標を再確認しました。

同社のバランスシートは投資適格で、S&Pグローバル・レーティングからBBB+の格付を付与されているため、財務的な健全性を心配する必要がありません。

これは相場が急落する場合には好ましいことです。

【米国株動向】暗号資産の急落に備えるための配当株3銘柄

シェブロン

シェブロンは、エネルギー会社の中では珍しい配当貴族(25年間連続で増配している銘柄)の1社です。

石油・ガス市場の景況感にかかわらず、同社は30年以上連続で年間配当の増配を続けてきました。

増配を継続できた一因であるバランスシートの強さは、恐らく石油大手の中で最高でしょう。

同業他社と同様に、2020年の業績は苦しいものとなりましたが、今年は今のところ改善しているようです。

ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物価格は3年以上ぶりに1バレル当たり70ドルを超えており(執筆時点)、シェブロンの利益率に貢献する見込みです。

シェブロンの株価は、株式市場の上昇や下落よりも石油・ガス価格の推移に沿って変動する傾向があります。

同社の株価は新型コロナウイルスによる安値から大幅に回復し、年初来では25%超上昇と、株価指数を大きく上回っています(執筆時点)。

コモディティー価格の上昇による利益の増加予想は株価に織り込まれている可能性が高いでしょう。

シェブロンは支出と生産コストの削減に成功しており、原油価格が下落してもプラスのフリーキャッシュフローを上げることができます。

こうした事業面の優位性、堅調な財務実績、一貫した増配を踏まえると、シェブロンは相場の急落前に投資するのに値する石油株でしょう。

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ユニオン・パシフィック

相場が急落するときは、ほとんどの銘柄の株価が下落するはずです。

投資家にできるのは、景気後退をうまく切り抜けられる可能性が高いため、下落相場を通じて積極的に保有したいと思える銘柄に投資することです。

また、相場が回復するのを待つ間、配当を得られれば助けになります。

鉄道は米国の産業経済の基幹であるため、経済が長期的に成長するならば鉄道会社の売上も増加するでしょう。

さらに、鉄道会社は自社でインフラを所有しているため、市場において強固な地位を有します。

また、これらの企業は実質的に寡占(少数の大企業による支配)を形成しています。

例えば、ユニオンとBNSFは西海岸、ノーフォーク・サザンとCSXは東海岸を支配しています。

ユニオンの現在の配当利回りは約2%で(執筆時点)、配当の支払いに必要な資金は十分にあります。

さらに、経営陣は長期的な収益性を高めるための継続的な一連の取り組みを実行中です。

したがって、(恐らく景気後退によって)仮に相場が急落したとしても、景気が回復すれば、ユニオンが良い形で下落相場から抜け出せるという確信を持つことができるでしょう。

創業から100年以上、株価と配当で投資家にリターンをもたらしてきた米国株3選

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Daniel Foelberは、ブルックフィールド・リニューアブル株を保有しています。元記事の筆者Lee Samahaは、記事で言及されている株式を保有していません。元記事の筆者Daniel Foelberは、ブルックフィールド・リニューアブル株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ユニオン・パシフィック株を保有し、推奨しています。
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