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【米国株動向】キャシー・ウッド氏のお墨付きを得た高配当株3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021628日投稿記事より

ARKインベストメントの創設者キャシー・ウッド氏は、ARKイノベーションETF(NYSEMKT:ARKK)をはじめとする上場投資信託(ETF)で2020年に驚異的なリターンを記録するなど、近年注目されています。

ハイグロース株への投資を中心に実績を上げてきた同氏ですが、運用するETFには高配当株も少数ながら含まれています。

以下では、グロース株投資家だけでなくインカムゲイン狙いの投資家にとっても魅力的と言えそうな、ARKインベストが保有する高配当株3銘柄を紹介します。

アッヴィ

製薬会社のアッヴィ(NYSE:ABBV)は、2013年にアボット・ラボラトリーズ(NYSE:ABT)から分離独立して以来、年間配当を増やし続けています。

ウッド氏のARKゲノミック・レボリューションETF(NYSEMKT:ARKG)では、保有比率が0.66%前後と小さいものの、約6,000万ドル相当の同社株を保有しています。

時価総額2,000億ドルの同社は、ゲノム情報解析、複数種類のがんのスクリーニング、細胞・遺伝子治療などの分野で戦略的な大型買収に出ることも考えられ、その意味で大きな成長性を秘めています。

加えてゲノム解析を使った実験的ながん治療薬の研究開発も盛んに行うなど、長期的な視点を持つ一方、4.5%を超える配当利回りで(執筆時点)株主に報いています。

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ノバルティス

同じく製薬会社のノバルティス(NYSE:NVS)の配当利回りも3.5%と高めですが(執筆時点)、こちらも長期目線で治療薬の開発に取り組んでいます。

ウッド氏はゲノミック・レボリューションETF(保有比率3%超)だけでなく、主力のイノベーションETFでも同社株を保有しており、保有額は計約3億8,000万ドルに上ります。

ウッド氏が買っているのは、データとデジタルテクノロジーを生かした同社の創薬力です。

同社のイノベーションは他のゲノム医薬品メーカーに活用される可能性を秘めていることから、ウッド氏が保有する他のゲノム関連銘柄にも好影響を与える可能性があります。

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武田薬品工業

ウッド氏はゲノミック・レボリューションETFの約3%を武田薬品工業(NYSE:TAK)株で構成しており、保有額は2億5,000万ドルを超えています。

配当利回りは約5%と、医薬品会社としても高い部類です(執筆時点)。

近年は研究開発力と創薬力を押し上げるための戦略的買収に注力しています。

新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンでは、モデルナ(NASDAQ:MRNA)やノババックス(NASDAQ:NVAX)といったメーカーと組み、製造や販売を担当しています。

がんや肝疾患などの治療薬候補も揃えていますが、ウッド氏が特に注目しているのは白血病治療「アイクルシグ」かもしれません。

近年株価を大きく下げたため、グロース株であるだけでなく、ウッド氏にはふさわしくないバリュー株の側面も備えています。

グロース株でインカムも手に

ウッド氏保有株の大半は、余剰資金を配当支払いよりも事業への再投資に回しがちなグロース株です。

しかし上記の3銘柄は、インカムゲインも得たい投資家にも十分魅力的と言えるでしょう。

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短期的にはボラティリティが高い傾向がありますが、グロース株投資は長期の資産形成に最も寄与するといっていいでしょう。そういった成長株として注目できる5銘柄紹介します。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Dan Caplingerは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、モデルナ株を推奨しています。
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