The Motley Fool

6月第5週目に動意づいた米国株

出典:Getty Images

6月28日

インテリア・セラピューティクス…+50.0%

26日、バイオ製薬リジェネロン・ファーマシューティカルズと共同開発するゲノム編集

技術「クリスパー・キャス9」を使った治療法 「NTLA2001」について、臨床試験(治験)で効果が確認できたと発表。

同技術を使った治験での有効性確認は史上初となり、先行きの業績拡大期待が高まった格好です。

NTLA2001は体内で異常なたんぱく質のかたまりができ神経の働きに悪影響を及ぼす病気「トランスサイレチン型アミロイド症」の治療法です。

発表を受け、同じ技術を使った医薬品開発のクリスパー・セラピューティクスも6.4%上昇しました。

アナベックス・ライフ・サイエンシズ(NASDAQ:AVXL)…+16.6%

28日、開発中のパーキンソン病治療薬「ブラルカメシン」の第2相の臨床試験(治験)が、認知と運動機能の両方の改善を示したと発表しました。

先行きの製品化への期待が高まり、買いが優勢となりました。

ボーイング(NYSE:BA)…▲3.4%

27日、次世代大型機 「777X」について、米連邦航空局(FAA)が「2023 年半ばから後半までは承認できない」 とボーイングに通知したと伝わりました。

機体が飛行試験開始に必要な承認を得るのにまだ不十分といいます。

就航が遅れる可能性が意識され、売りが優勢となりました。

バイオジェン(NASDAQ:BIIB)…▲2.2%

エーザイと共同開発し、米当局が今月承認したアルツハイマー型認知症治療薬について、米下院の監視·政府改革委員会が25日、承認と価格設定についての調査を始めると発表しました。

委員会は発表資料で年間5万6000ドルと高額な販売価格は 「幅広い影響がある」 と指摘しました。

高額な価格への風当たりが強まるとの警戒感が強まった格好です。

6月29日

クレイトス・ディフェンス・アンド・セキュリティー・ソリューションズ…+8.4%

アーク・インベストメントが運用するETFが株式を買い増したことが明らかになりました。

アークが宇宙開発に取り組む企業に投資するETFの保有銘柄で残高は3位、自動運転やロボット技術に投資するETFの保有銘柄で残高は4位となっています。

ジェフリーズ…+7.1%

28日夕に発表した2021年3~5月期決算が市場予想を上回る増収増益となりました。

増配を発表したことも好感された格好です。

ハーマン・ミラー…+6.9%

21年3~5月期決算では売上高や1株利益が市場予想を上回りました。

社員の出勤を再開する企業が増え始め、オフィス家具の販売が好調でした。

ただ、21年6~8月期の1株利益見通しが市場予想に届かなかったことが嫌気されました。

6月30日

インテグラル・アド・サイエンス…+14.3%(公開価格比)

30日、ナスダック証券取引所に新規上場しました。

初値は公開価格(18ドル)比22.2%高の22.00 ドルでした。

同社は出稿主がブランドを傷つけないサイトを選ぶなどインターネット広告の広告主が出稿先を適切に選ぶことを助けるサービスを提供します。

正確な広告効果の測定も提供します。

ベッド・バス・アンド・ビヨンド(NASDAQ:BBBY)…+11.3%

30日発表した21年3~5月期決算が市場予想を上回る大幅増収でした。

ネット通販が伸びたことが要因です。

新学期商戦での販売好調が見込めるとして22年2月期通期の売上高見通しも上方修正しました。

信用の売り残が多く、買い戻しで上昇に弾みが付いた面もあります。

ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス(NYSE:SPCE)…▲2.2%

バンクオブ・アメリカが30日付リボートで投資判断を「買い」から「売り」へ2段階引き下げました。

米連邦航空局(FAA) から商業宇宙旅行の承認を受けた好材料はおおむね株価に織り込まれたといいます。

他の宇宙開発企業の新規株式公開(IPO) などで投資妙味が低下する可能性も指摘しました。

目標株価は 41ドルで据え置いています。

7日1日

マリン・ソフトウエア…+40.5%

インターネット掲示板「レディット」で結託した個人投資家による投機的な買いが殺到したと伝わりました。

デジタル広告ソフトの新機能を前週に発表し、上昇に拍車がかかっているといいます。

クリスピー・クリーム…+23.5% (公開価格比)

1日にナスダック証券取引所に5年ぶりに再上場しました。

前日に公開価格を仮条件の21~24ドルから17ドルに引き下げていました。

初値は16.30ドルでした。

身売りに伴い2016年から株式を非公開化しましたが、20年12月期の売上高は前の期比17%増と経営再建が順調に進み、再上場に踏み切った格好です。

キュアバック…▲7.7%

30日夕に同社が開発する新型コロナウイルスワクチンの臨床試験の最終結果で有効性が48%にとどまったと発表。

先行するファイザーやモデルナのワクチンより有効性がはるかに低く、失望された格好です。

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(NASDAQ:WBA)…▲7.4%

1日発表の2021年3~5月期決算は売上高と1株利益が市場予想を上回りました。

しかし、収益を押し上げてきた新型コロナウイルスのワクチン接種が減速するとの見通しを示し、嫌気した売りが膨らんだ格好です。

7月2日

アルファベット(NASDAQ:GOOGL)(NASDAQ:GOOG)…+1.86%

検索エンジンのGoogleを持つアルファベットは、アナリストの投資判断引き上げで上昇しました。

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