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【米国株動向】1000ドルの軍資金で長期投資を考える人のための2銘柄

園芸する父と息子
出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021年6月10日投稿記事より

投資を始めるにあたり、1000ドルを軍資金とするのは良い考えだと思います。

とはいえ限られた資金ですから、初心者投資家は、高いリターンをあげる可能性のある銘柄に投資したいでしょう。

手作り品のマーケットプレイスを運営するエッツイ(NASDAQ:ETSY)と園芸用品サプライヤーのグロウジェネレーション(NASDAQ:GRWG)といった一般消費財銘柄は、高い成長が期待できる銘柄です。

エッツイ

エッツイを通じて商品を販売するのは、職人やクラフト作品のサプライヤー、ビンテージ品のディーラーなどです。

エッツイは彼らにプラットフォームだけではなく、コミュニティも提供しています。

エッツイのコミュニティは、中小事業者にリソースの提供も行なっています。

潜在顧客と繋がれるように、キーワードを最適化するサポートや、事業を効率的に行うためのアドバイスを用意しています。

2021年第1四半期の売上は前年同期比142%増の5億5100万ドルとなりました。

当期利益は同1048%増の1億4400万ドルでした。

売上に対して営業費用の伸びを抑えたことが、利益増につながりました。

2020年通期の売上が前年比111%増、当期利益は同264%増でしたが、それと比べても、さらに目覚ましい業績です。

一方で、COVID-19の大流行から回復しつつある米国の状況を鑑みて、経営陣は売上の減速を予想しています。

パンデミックの最中にエッツイの利用を始めた新規顧客の多くは、その後も同サイトの利用を続けているように見えますが、同社は2021年通期の業績予想を提供しませんでした。

同社は、第2四半期については、売上成長率は15%〜25%に減速するとしています。

2021年第1四半期のフリーキャッシュフローも大きく上昇し、前年同期比410%増の1億4800万ドルとなりました。

さらに同社には約17億ドルの流動性資産があります。

負債は2億4000万ドル増加して13億ドルとなっていますが、流動性とキャッシュフローがあるため、コントロール可能なはずです。

株価は、今年これまでには下落の局面もありましたが、昨年と比べると2倍以上となっています。

一方、同時期の株価収益率(PER)は130倍から50倍以下になっています。

実店舗での買い物への回帰でエッツイの売上成長が鈍化する中で、割高と考える向きもあるでしょう。

ですが2桁の増収が予想され、株価上昇は長期にわたるものと思われます。

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グロウジェネレーション

グロウジェネレーションは、誰もがよく知るブランドではないかもしれませんが、大麻を水耕栽培する機器を販売している小売チェーンであり、著しい成長を遂げつつあります。

現在、カリフォルニア州とメイン州で55店舗を構えています。

大麻に関する法律は緩和される方向にあり、同社の市場は、急激に拡大しています。

同社は2023年までに100店舗に拡大する計画で、米国50州での事業展開を目標にしています。

自社ブランド製品も拡大しており、競合にはないような豊富な品揃えを用意しています。

ホームセンターのホーム・デポやロウズも水耕栽培用の製品を販売していますが、グロウジェネレーションほどの品揃えはありません。

2021年第1四半期の売上は、前年同期比173%増で過去最高の9000万ドルとなりました。

利益は610万ドルと、前年同期の210万ドルの損失から大きく上昇しています。

売上成長に対して、営業管理費の増加が59%に抑えられたことが主な要因です。

2020年の売上は前年比143%増、利益は203%増でした。

また、同時期の既存店売上は63%増でした(2021年第1四半期は53%増)。

さらに、2021年通期の売上予想は4億5000万ドルから4億7000万ドルとなっており、しばらくは3桁成長が続く見込みです。

確かにこの成長の大きな要因は、株式の希薄化がともなうものでした。

現在の発行済株式数は5840万株と、2020年第1四半期終了時点の株式数3780万株をはるかに上回ります。

同社は得た資金を再投資して、店舗数を倍増させています。

にもかかわらず株価の上昇は、過去12カ月で480%となっています。

一方で興味深いことに、PERは180倍近くありますが、低下してきています(本稿執筆時点)。

利益成長を考えると、投資家が嫌気することは考えにくいと見られます。

大麻の合法化が進んで生産量が増えるにつれ、グロウジェネレーションの株価も長期で成長を続けるでしょう。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Will Healyは、グロウジェネレーション株を保有しています。モトリーフール米国本社は、グロウジェネレーション株、エッツィ株、ホームデポ株、ショッピファイ株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ショッピファイ株のオプションを推奨しています(2023年1月の1140ドルのロング・コール、2023年1月の1160ドルのショート・コール)。
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