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【米国株動向】スクエア株が今後も上昇し続けることができる理由

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021年6月22日投稿記事より

スクエア(NYSE:SQ)は、現在最も注目されているフィンテック株の1つであり、主要な電子決済業者であり、企業向けのサービスや消費者向けのデジタル金融ツールのプロバイダーにもなっています。

同社は、主にPOS(販売時点情報管理)市場で様々な新しいサービスを提供してきましたが、今は銀行へのローン、顧客の預金口座、株式投資口座、さらには暗号通貨取引を提供しています。

スクエアは今後、多くの人々の経済生活の中心となるサービスを提供するかもしれません。

サブスクリプションが好調

決済やその関連サービスを企業に提供することは、スクエアの中核ビジネスとなっています。

2021年第1四半期だけでも、同社は総決済額が331億ドル、粗利益が9億6,400万ドルであったと報告しています。

同社は、決済処理よりもサブスクリプションとサービスでより多くの売上を出しており、第1四半期には、同サービスから粗利益4億6,900万ドルを生み出しています。

一方、決済処理の粗利益は4億3,500万ドルとなっています。

スクエアの長期的な成長のカギは、サービスを追加してより多くの決済を処理するだけでなく、企業と消費者の両方がスクエアの製品をより多く使用し、利益を高めることです。

今後の成長分野

決済ビジネスは成長していますが、スクエアの将来は銀行から暗号通貨、株式投資まですべてを提供する消費者金融アプリ、「Cash App」が握っています。

暗号通貨取引は、ビットコイン(CRYPTO:BTC)が好調だったこともあり、2021年第1四半期に35億1,000万ドルの売上高を上げましたが、粗利益はわずか7,490万ドルでした。

今後重要になってくるのは、スクエアアプリの利用頻度が高いユーザー(顧客)です。

アプリの利用頻度が高いユーザーに対しては、従来の2.6%よりも低い手数料でサービスを提供していく可能性があります。

同社は企業に対してクレジットカードなどと比較して低い手数料を取ったとしても、より良いマージンを生み出すことができます。

「Cash App」はサービスの初期段階にあるため、長期的にどのように収益を上げるかわかりませんが、他にも様々なものに取り組んでいます。

株式投資は大きなビジネスになる可能性があり、暗号通貨取引はすでに多くの売上高を生み出しており、預金ベースが拡大するにつれてより銀行サービスを追加する可能性もあります。

これは、世界最大のデジタル専用銀行になる可能性を秘めています。

巨大な金融機関となる可能性

銀行やATMの重要性が低下していることから、金融サービス業界は群雄割拠の時代となっています。

スクエアは企業にツールとサービスを提供し、Cash Appを通じて一般消費者に多くの金融サービスを提供できるため、優位な立場にあると言えるでしょう。

スクエアは成熟するにつれ、これまで銀行が提供してきたような金融サービスを取り扱っていくと考えられます。

当座預金、貯蓄、投資サービス以外に、ローン製品にもサービスを拡大していく可能性があります。

個人ローン、自動車ローン、さらには住宅ローンも、スクエアの成長ドライバーになる可能性があり、同社は今後、最も重要な金融機関になる可能性があります。

スクエア株は記事執筆時点でPSR(株価売上高倍率)9倍、PER(株価収益率)330倍となっており、決して割安ではありません。

しかし、過去5年で売上高は764%増となり、利益率も大幅に拡大しているので、指標以上の価値があると考えられます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Travis Hoiumは、スクエア株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ビットコイン、スクエア株を保有し、推奨しています。

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