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相場を先読みすることのできるNT倍率とはどのような指標なのか?

株式相場を先読みするうえで欠かせない指標の一つであるNT倍率。

とはいえ、

  • NT倍率とはどのような指標なのか。
  • NT倍率をみて何がわかるのか。

という疑問をお持ちの投資家の皆様も多いかと思います。

そこでこの記事ではそんな疑問をお持ちの投資家の皆様のお悩みにお答えします。

具体的には、

  • NT倍率とは?見ると何がわかるのか?
  • NT倍率の計算方法
  • NT倍率が高い時・低い時は何を表すのか?
  • 2018年のNT倍率について
  • まとめ

の順番に投資家の皆様にとって相場を読み解くうえで重要なポイントのみをご紹介いたします。

NT倍率とは?見ると何がわかるのか?

NT倍率とは日経平均株価がTOPIXの何倍にあたるかを示す指標です。

日経平均株価とは日本経済新聞社が東証一部に上場している企業の中から独自の基準で選んだ225銘柄の平均株価を表す指数です。

日経平均株価は株価の高い値嵩株や海外の景気の影響を受けやすい輸出関連株、ハイテク関連株の影響を受けやすい特徴があります。

一方、TOPIXとは東証株価指数の略称で東証一部に上場している全銘柄が対象となる株価指数です。

そのため、TOPIXは時価総額をベースにしているので時価総額の大きい銀行や建設・通信など、国内の景気や需要が高い内需関連株の影響を受けやすい株価指数となります。

つまり、日経平均株価とTOPIXでは株価指数の仕組みに違いがあるため、両指数の特徴をふまえた強弱感をNT倍率で読み取ることができます。

NT倍率の計算方法

NT倍率は日経平均株価がTOPIXの何倍にあたるかを示す指標であるため、

「日経平均株価÷TOPIX」の式で導き出されます。

例えば、

日経平均株価が20,359円、TOPIXが1,529ポイントの場合

20,359円÷1,529ポイント=13.3倍

13.3倍となります。

NT倍率が高い時・低い時は何を表すのか?

NT倍率は日経平均株価がTOPIXよりも高い場合に上昇し、反対に日経平均株価よりもTOPIXが高い場合に下落します。

これを裏返すと、NT倍率の上昇は日経平均株価がTOPIXよりも強いことを表し、NT倍率の下落はTOPIXが日経平均株価よりも強いという事を表します。

つまり、NT倍率が高いということは日経平均株価と連動性の高い輸出関連株やハイテク関連株が上昇していることを指し、TOPIXの連動性が高い内需関連株が低調ということを指します。

また、反対にNT倍率が低いということはTOPIXに連動性の高い内需関連株が上昇し、日経平均株価と連動性が高い輸出関連株やハイテク関連株が低調ということを指します。

2018年のNT倍率について

NT倍率は、過去2001年から2008年を見てみるとあまり大きく変動はしておらず、TOPIXと日経平均株価は同じような値動きをしていました。

ところが、2009年以降から右肩上がりで上昇し、2018年には歴史的な高水準で推移しておりTOPIXに比べて日経平均株価が強い状態が続いています。

日経平均株価の構成銘柄であるファーストリテイリングやソフトバンクなどの構成比率上位銘柄の直近の上昇率は日経平均株価やTOPIXの上昇率をはるかに上回り、日経平均株価の上昇に大きく貢献しております。

まとめ

NT倍率を読み解くことで、どのような銘柄が買われているのかを把握することができます。

株式相場を見通すうえで重要な指標の一つとなりますので知っているのと知らないのでは大きな違いが生まれます。

指標ひとつにこだわりすぎるのはお勧めしませんが、相場を読み解くうえで役に立つ指標であることに間違いはありませんので是非活用してみてください。


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