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【米国株動向】配当利回り5%以上の配当銘柄3選

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021年5月31日投稿記事より

高配当銘柄は魅力的ですが、配当が安定的であることが重要です。

配当利回りが高く、配当実績があり、さらに増配のための材料が揃っている銘柄こそが最高だと言えます。

そのような条件を満たす銘柄を3つ紹介します。

W.P.キャリー:実績のある不動産投資信託

不動産投資信託W.P. キャリー (NYSE:WPC)は、配当利回りが5.5%と高いにもかかわらず割安となっています。

同社の不動産ポートフォリオは、オフィスと倉庫がそれぞれ22%、工業用不動産が25%であり、COVID-19による経済活動停止を乗り切れるか懸念されていました。

ところがパンデミック禍にあった2020年も、賃料徴収率は95%以上を維持しました。

2021年第1四半期は、稼働率98%、契約賃料徴収率もほぼ同等と堅調でした。

さらに、パンデミック中に減速していた買収の動きも回復し、年初来すでに7億6500万ドルを投資しています。

堅調な第1四半期の業績を受けて、経営陣は1口あたり調整後ファンズ・フロム・オペレーション(AFFO)の通期見通しを引き上げ、中央値を4ドル86セントから4ドル92セント(前年比4%増)としました。

さらに今年の投資総額の予想は12億5000万ドルから17億5000万ドルとしています。

この投資により、AFFOの成長および今後の配当成長は確実となるでしょう。

同社は1998年の上場以来、増配を続ける優れた配当銘柄です。

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クリアウェイ・エナジー:再生可能エネルギー分野の割安配当銘柄

世界の再生可能エネルギー市場はここ10年で急激に成長し、今後の成長はさらに加速するとみられています。

再生可能エネルギー銘柄は存在感を増していますが、同時に高配当を実施している銘柄は注目に値します。

クリアウェイ・エナジー (NYSE:CWEN)(NYSE:CWEN.A)は、2019年に主要顧客が破産したため減配しましたが、2020年には増配の方針を再度明確にし、長期的な年間増配率の目標を5%〜8%としています。

この増配目標を支えるのは、風力や太陽光、天然ガス等から成る8ギガワット(GW)の再生可能エネルギー・ポートフォリオと、10GW近い開発パイプラインです。

同社は、イールドコ(YieldCo:上場インフラファンドの1形態)であり、米国をベースとするインフラファンドのグローバル・インフラストラクチャー・パートナーズの出資を受けています。

クリアウェイ・エナジーは資産開発を行わない代わりに耐用年数の長い再生可能エネルギー資産を買収し、長期にわたる固定料金や規制で保護された契約で電力を販売しています。

したがって同社は安定したキャッシュフローを生み出しており、それが安定した配当および増配につながっています。

再生可能エネルギーの大きな成長機会と大手出資者に支えられた同社には、クリーンエネルギーの配当銘柄として大きな可能性があります。

業績見通しは魅力的です。

株価が年初来14%下落している(本稿執筆時点)今こそ注目の銘柄です。

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エンブリッジ:景気回復の恩恵を受けると考えられる、石油関連配当銘柄

石油市場は回復しつつあり、高配当のエネルギー関連銘柄は、再び投資家の注目を集めています。

カナダのエネルギー・インフラ大手エンブリッジ(NYSE:ENB)は、過去26年間連続増配を実施する配当貴族であり、本稿執筆時点の配当利回りは7%です。

さらに、過去26年間の年平均増配率は10%であり、同セクターはもともと変動率が高く景気循環の影響も受けやすいにも関わらず、投資家に素晴らしいリターンをもたらしています。

重要なのは、同社の配当成長が継続していることです。

経営陣は、成長戦略により2023年までのディストリビュータブル・キャッシュフロー(DCF:株主に還元可能なキャッシュフロー)の年平均成長率を5%〜7%と予想し、DCFの60%~70%を株主還元に充てる予定です。

エンブリッジは、石油およびガスの中流事業でトップ企業の一角を占めています。

同社のパイプラインは現在、石油等を貯蔵や精製、輸送していますが、将来的にはそれをよりクリーンなエネルギーに使用できると考えています。

さらに再生可能エネルギーにも積極的な投資を行っており、その点も魅力です。

【米国株動向】長期投資の観点から決して手放したくない3銘柄

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配当利回りが高く安定した値動きの株は、安定した配当収入をもたらし、株価の乱高下からストレスを受けずに、株を保有し続けることができます。また、多くの米国株は四半期毎に配当を支払うので、リタイヤ層に向いています。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Neha Chamariaは、記事で言及されている株式を包有していません。モトリーフール米国本社は、エンブリッジ株を保有し、推奨しています。

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