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【米国個別銘柄動向】ダンキン、決算発表でエスプレッソ戦略と成長の痛みに言及

―ドーナツチェーンの成長は第4四半期に急減速しました。しかし経営陣は長期展望について楽観的ですー

モトリーフール米国本社、2019年2月16日投稿記事より

ダンキンブランズ(ティッカー:DNKN、以下「ダンキン」)の成長戦略を一言で言うと以下の通りです。

まず、フランチャイズ加盟店にとって事業をより効率的かつ収益性の高いものにしつつ、消費者に対するレストランの魅力を増します。

そして、全米の西側地域に向けて積極的に店舗基盤を拡大します。

ダンキンの2018年第4四半期決算および通期決算は、2019年に向けた重要分野のいくつかで進捗がありました。

ただ、1つの重要の例外を除いてで、具体的には、顧客数の動向が2018年を通じて弱かったことです。

CEOのデービッド・ホフマン氏は特に第4四半期の既存店売上高を「期待外れ」と表現しました。

しかし経営陣は投資家との電話会議で、ダンキンの長期経営計画に変更はないとの楽観的な見方を表明しました。

課題を達成

ホフマン氏は、「極めて生産的な2018年でした」と言及しています。

ダンキンは、2018年に成長計画を見直し、地域的な重点を外し、より大きな国内市場全般の開拓を目指すことにしました。

経営陣は、メニューの簡素化や店舗の再設計などへの取り組みも強調しました。

同社はまた、マクドナルドのような全国的な巨大企業に対抗するべく、質の高いスナック類の投入も開始しました。

ダンキンはエスプレッソベースの飲料を再開し、コーヒーの魅力を強化しましたが、これはスターバックス(ティッカー:SBUX)とのより直接的な競争となっています。

結局、ダンキンの成長ペースはこれらライバルを大幅に下回り、第4四半期の既存店売上高は第3四半期の1%増から横ばいに減速しました。

マクドナルドとスターバックスの両社の米国売上高は過去数ヶ月間は4%成長で、第4四半期にはわずかに改善傾向となっています。

飲料について

経営陣は、第4四半期の成長鈍化は、部分的にはエスプレッソの発売に注力したことが原因であると示唆しています。

全国の9,000以上の拠点にすばやくエスプレッソマシンを展開した後、10万人以上の従業員が新しいマシンでトレーニングしました。

トレーニングとマシン設置期間中は広告を控え、ピークのホリデーショッピングシーズンから店舗が新しいサービスに対応できるようにした、と経営陣は強調しました。

この動きは短期的には業績を損なうかもしれませんが、経営陣はエスプレッソプラットフォームには変革の可能性があると考えています。

既に利益率が上昇し、午後の顧客数を支えているとのことです。

量より質

ダンキンは新たな中期拡大目標を発表しましたが、その成長ペースは減速しています。

2017年の米国新店舗立ち上げは313店でしたが、2018年に278店に減少し、2019年には約200店に減速するペースにあります。

ダンキンは成長について慎重に検討しており、満足のいく顧客体験を提供できる高品質の店舗網展開を目指しています。

最近の顧客数が低いことを考えると、これは賢い戦略的アプローチです。


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