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【米国株動向】今注目すべき割安な優良配当株2銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021531日投稿記事より

バーゲン品が好きなのは投資家も同じですが、それに加えて配当が良ければ、厚めのインカムゲインを得続けながら値上がりを待つことができます。

以下では、現時点で割安に見える優良配当株2銘柄を紹介します。

クロロックス

家庭用品大手のクロロックス(NYSE:CLX)は、コロナ禍によって大きな追い風を受けました。

清潔さと殺菌が重視される中、同社の漂白剤や除菌シートは品薄状態になりました。

また、外出自粛の効果で木炭「キングスフォード」の売上も急増しました。

コロナ禍に終息の兆しが見え始め、経済が正常化に向かうと株価は下落し、執筆時点で年初に付けた高値を26%下回っています。

しかし、この近視眼的な売りによって、大きなポテンシャルを秘めた大手消費者製品メーカーの株を割安に買うチャンスが生まれたと考えることもできます。

同社は2019年に「イグナイト(点火)」戦略を打ち出し、2%~4%の増収を続けて売上高に占めるキャッシュフローの割合を11%~13%に高めつつ、利益率を改善していくという方向性を示しました。

この戦略は、多数抱える有名ブランドについて利益率を押し下げる価格競争を避け、プレミアムブランド化することで優位性を保とうとするものです。

混迷の一年を送った消費者は価格に敏感になっているため、この戦略を進めるにあたっては注意が必要ですが、うまくいけば投資家にも恩恵をもたらすはずです。

そして同社は50年以上にわたって配当支払いを続けており、1977年以降は毎年増配しています。

【米国株動向】インフレでも成長が見込める3銘柄

クラフト・ハインツ

食品大手クラフト・ハインツ(NASDAQ:KHC)の配当支払い実績はクロロックスに及びませんが、配当利回りは執筆時点で3.6%と非常に高くなっています。

その上、年初来で21%、この1年間で43%上昇した同社株(執筆時点)は、ここからさらに値を上げる可能性を秘めています。

同社は事業の選択と集中を進めており、昨年はチーズ事業の一部を32億ドルで売却、今年に入ってからも「プランターズ」ナッツ事業を34億ドルで手放すと発表しました。

ミゲル・パトリシオCEOは「成長性があり、競争力の高い有力ブランドに資源を集中していく」と述べており、投資家は事業ポートフォリオのさらなる整理を期待しています。

多くの事業が利益率を押し下げるコモディティ価格上昇への対処を迫られており、だからこそ事業売却による資源の集中とコストの削減は、極めて重要と言えるかもしれません。

バークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.A)(NYSE:BRK.B)のウォーレン・バフェット氏も同社の成長余力を信じ、高値で買ってしまいましたが、今なおまだ多数の株を保有し続けています。

この先何年も配当支払いを続けられそうな生活必需品株であるにもかかわらず、来年度予想利益に基づく株価収益率(PER)は執筆時点で16倍にとどまっています。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Rich Dupreyは、クロロックス株を保有しています。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)のオプションを保有しています(2023年1月の200ドルのロング・コール、2023年1月の200ドルのショート・プット、2021年6月の240ドルのショート・コール)。
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