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【米国株動向】弱気相場入りしたら注目したい、抜群の回復力を備えた3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021524日投稿記事より

株式市場はここ数カ月間で激しく変動しており、新たな弱気相場入りが目前に迫っているとの見方もあります。

しかし、S&P500指数は依然として過去最高値圏にあり、ナスダック指数は高値から5%の下落にとどまっています(執筆時点)。

弱気相場入りするには直近の高値から20%下げる必要があるため、まだ余裕がある状況です。

そうは言っても、弱気相場に備えておくに越したことはありません。

その一つの方法が、市場暴落時の購入銘柄候補リストを用意しておくことです。

以下、これに該当する銘柄を3つ取り上げます。

スターバックス(NASDAQ:SBUX)

米国人はコーヒー好きです。

成人の62%が毎日コーヒーを飲み、1日平均で3杯以上を口にしています。

その恩恵を受けている企業の一つがスターバックスです。

しかし、スターバックスはパンデミックのあおりを受けて、時価総額が2020年2月から3月までの6週間で3分の1以上目減りしました。

そんな中でも、同社は携帯アプリを活用したテイクアウトとデリバリーに軸足を素早く移すとともに、経費削減、自社株買いの一時停止、設備投資の先送りを実行しました。

それから1年が経過した今、米国事業は全面的に回復しています。

2021年第2四半期(2021年1-3月期)売上高は前年同期から11%増加し、純利益と1株当たり利益(EPS)は前年比でのハードルが低かったこともあって倍増しました。

「スターバックス・リワード」ロイヤリティ・プログラムの会員数も前年同期から18%増加して2,300万人弱に達しています。

筆者が投資で望んでいるのはこの種の底堅さです。

次の弱気相場が到来しても、人々はちょっとした贅沢を求めてスターバックスに来店するでしょう。

【米国株決算】スターバックスの2021年第2四半期決算と今後の株価の推移について

アップル(NASDAQ:AAPL)

直近の弱気相場で予想外の底堅さを見せたもう一つの企業がアップルです。

スターバックスと同様に、アップルもパンデミックによって次々と店舗の営業停止を迫られましたが、消費者はオンラインストアを利用してアップル製品を購入しました。

2020年度第2四半期(2020年1-3月期)売上高は前年同期から1%増にとどまったものの、580億ドル強の売上高という素晴らしい数値を叩き出しました。

しかし、アップルの力強い回復を何よりも物語っているのが、今年1-3月期の業績です。

売上高は前年同期から54%増加して1-3月期としては過去最高を記録し、純利益も同2倍以上に増えました。

昨年の弱気相場の局面では、米国の失業率は1948年の統計開始以来最も高い水準に達しましたが、アップルでは豊富な品揃えと価格、そしてサブスクリプション・サービスが景気の不透明な期間を通じて成長を支える結果となりました。

筆者がアップルを弱気相場での購入候補に加えているのは、このためです。

【米国株決算】アップルの2021年第2四半期決算と今後の株価の推移について

ディズニー(NYSE:DIS)

筆者が取り上げる3つの銘柄の中で、昨年の弱気相場で最も厳しい試練に見舞われたのがディズニーでした。

同社最大の収益源であるテーマパーク事業と映画館事業がコロナ禍によるシャットダウン(都市封鎖)の直撃を受けたためです。

しかし、同社は事業の多角化によって難局を乗り切ることができました。

動画配信サービスのディズニー・プラスの加入者はわずか1年で1億人を突破し、放送・ケーブルネットワーク事業もステイホームを強いられた多くの人々を楽しませました。

それでも2021年4月3日に終了した第2四半期の売上高は前年同期比13%減、営業利益は同2%増と低調でしたが、パンデミックが最高潮に達した時期に比べると大きく改善しました。

重要な点として、ディズニーランド・パークとカリフォルニア・アドベンチャー・パークが3週間前にようやく営業を再開し、同社が既に回復の途上にあることが示唆されます。

ディズニー・プラスを事業に追加したことで、将来の弱気相場でも同社を支えることができ、これまで以上に弾力性を備えた企業になると思われます。

【米国株動向】ディズニーのCEO、ボブ・チャペックがコロナウイルスでパークを閉鎖するメリットを発見

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米国の株式市場は最高値を更新している一方で、バブルを警戒する見方もあります。そこで、より堅実な投資先として、緩やかながらも成長し続け、持続的に増配する銘柄を検討してみてもよいでしょう。このレポートでは、堅実な成長が見込める5つの高配当株をご紹介します。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Danny Venaは、アップル株、ネットフリックス株、スターバックス株、ウォルト・ディズニー株を保有しています。モトリーフール米国本社は、、アップル株、ネットフリックス株、スターバックス株、ウォルト・ディズニー株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、以下のオプションを推奨しています(スターバックス株の2021年7月の120ドルのショート・コール、アップル株の2023年3月120ドルのロング・コール、アップル株の2023年3月130ドルのショート・コール)。
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