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【米国株動向】5月に注目したいeコマース銘柄2選

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020513日投稿記事より

eコマース大手のイーベイ(NASDAQ:EBAY)と画像共有サービスのピンタレスト(NYSE:PINS)の株価は4月後半の第1四半期(1~3月)決算発表を受けて下落しました。

パンデミックの勢いが後退する中で消費者が実店舗に戻るのではないかとの懸念から、eコマース関連銘柄の人気に陰りが出てきたものと思われます。

しかし、両銘柄とも事業変革によって堅調なリターンを上げる可能性が大いに高まっていることに、投資家は気づいていないのかもしれません。

イーベイ

イーベイでは、ここ数年にわたり高い手数料や複雑なプラットフォームを理由に出品者が競合他社に乗り換えており、投資家の関心は薄れています。

しかし、2020年初めにジェイミー・イアノーネ氏が最高経営責任者(CEO)としてイーベイに復帰したことで、経営の方向性に変化の兆しが窺えます。

同氏がウォルマートでeコマース事業や会員制スーパーマーケットのサムズ・クラブ(Sam’s Club)事業のプラットフォーム構築に成功したことは、業界関係者の間で高く評価されています。

同氏が2021年第1四半期(1~3月)決算説明会で指摘したように、イーベイは出品の掲載手順を簡素化すると共に、宅配を効率化するためにQRコードを導入しました。

また、1つのサイトで決済を完結できるように「Managed Payments」というプラットフォームも構築しています。

2020年度通期売上高は19%増加し、前年の1%増から飛躍的に改善しました。

さらに、2021年第1四半期の売上高は42%増、GAAPベース純利益は5億6,900万ドル、フリーキャッシュフローは8億5,500万ドルを記録し、4億1,400万ドルの株主還元を実行することができました。

株価は過去12カ月間で約45%上昇しましたが、それでもPERは15倍と、アマゾンやウォルマートなどのeコマース大手を大幅に下回っています。

イーベイは、eコマース業界の中で最も高い成長率を達成することはできないかもしれませんが、最も高い投資リターンをもたらす可能性があります。

【米国株決算】イーベイの2020年第4四半期及び通年の決算情報と今後の株価の推移

ピンタレスト

ピンタレストのeコマース業界での価値は一段と高まっています。

月間アクティブユーザー数(MAU)は約4億7,800万人に上ります。

また、米国におけるピナー(ユーザー)の45%は年間所得が10万ドルを上回るため、ピンタレストは可処分所得のある買い手とアイデアを結び付けることができます。

同社はフェイスブックやツイッターのような社会的なつながりよりも、アイデアに焦点を当てるという点で注目されます。

コンセプトに焦点を当てることで、ユーザーのインスピレーションを商機に直接結び付けることができます。

すなわち、ユーザーが買いたいと思う商品を見つけると、ピンタレストはその商品を提供している販売会社とリンクさせることができるのです。

2020年にはこの戦略が功を奏し、売上高は前年比48%増の17億ドルに達しました。

2021年1-3月期売上高も前年同期比で78%増加し、赤字幅は2,200億ドルに縮小しました。

手元の流動性は約21億ドルに上るため、経費や事業投資に充てることが可能です。

株価売上高倍率(PSR)は約19倍と、ショッピファイの39倍を大きく下回っています。

サイトの改善や強力なユーザーエンゲージメントは、ピンタレストのコアである「アイデアを売上に転換する」という特性を活かした長期的な利益拡大を後押しする見込みです。

【米国株動向】ピンタレスト決算が予想を上回り、株価が31%急上昇

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。Randi Zuckerbergは、フェイスブックのマーケティング開発部の元ディレクターおよび元スポークスウーマンであり、マーク・ザッカーバーグCEOの姉です。Randiはモトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Will Healyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、フェイスブック株、アマゾン株、ピンタレスト株、フェイスブック株、ショッピファイ株、ツイッター株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、イーベイ株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、以下のオプションを推奨しています(アマゾン株の2022年1月の1940ドルのショート・コール、アマゾン株の2022年1月の1920ドルのロング・コール、イーベイ株の2021年6月の65ルのショート・コール、ショッピファイ株の2023年1月の1140ドルのショート・コール、ショッピファイ株の2023年1月の1160ドルのロング・コール)。
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