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【米国株動向】クラウドコンピューティングのトレンドは、ナスダックで急上昇を引き起こす可能性も

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021年6月1日投稿記事より

ここ1年、クラウドコンピューティングはテクノロジー分野で非常に強力な業界となっており、投資テーマとしても大きな存在感を放っています。

そんな中、機関投資家によって、クラウドコンピューティング銘柄であるクラウデラ(NYSE:CLDR)を非公開化するための取引が行われたというニュースが話題となっています。

これにより、一部の投資家は、今後クラウド業界の再統合が行われるのではないかと考えているようです。

クラウデラ株の取引

クラウデラの株価は、今回のニュースによって1日の記事執筆時点で24%上昇しました。

クラウデラは、KKR(NYSE:KKR)とクレイトン・ドゥビリエ&ライス(CD&R)が、全額現金取引でクラウデラを非公開化にするために53億ドルを支払うことに合意したと報告しました。

この契約は、2021年下期に完了することが見込まれています。

株主はクラウデラ1株につき16ドルを受け取ります。

これは、5月28日の株価よりも24%高くなっています。

KKRとCD&Rは、クラウデラが長期的な改革を実行し、データ管理と分析に関する知識を最大限に活用するだろうとの見解を表明しました。

なお、クラウデラは2020年1月に終了した会計年度に65%の大幅な成長を遂げましたが、2020年の売上高の伸びはわずか9.5%と鈍化しており、さらに、損失も出していました。

急上昇するクラウド銘柄

ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(NASDAQ:ZM)、クラウド・ストライク・ホールディングス(NASDAQ:CRWD)、アトラシアン(NASDAQ:TEAM)、オクタ(NASDAQ:OKTA)は、ナスダックで存在感が大きいクラウド関連銘柄です。

これらの企業はいずれも、ビジネスの見通しだけで株価が上昇してきており、バリュエーションの高さを懸念する投資家も増えています。

これまで成功してきたクラウド銘柄のビジネスモデルに何かが起きた場合、株価が急落する可能性があることを恐れているのです。

大規模なクラウド企業でさえ、高値を記録した株式市場のベンチマークについていくのに苦労しているため、ここ数か月で株価売上倍率(PSR)は低下しています。

しかし、今回のクラウデラの取引で、クラウド関連銘柄が無価値になる可能性が低いことを示しました。

たとえ株価が大幅に低下したとしても、クラウデラのように非公開化するような取引が誘引される可能性があるのです。

こういったトレンドが続けば、高成長でリスクの高いクラウド銘柄に投資している人は、安心感を得ることができるでしょう。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Dan Caplingerは、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ株、クラウド・ストライク・ホールディングス株、アトラシアン株、オクタ株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、KKR株を推奨しています。

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