The Motley Fool

5月第5週目に動意づいた米国株

出典:Getty Images

5月24日

ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス(NYSE:SPCE)…+27.6%

22日に実施した宇宙船のテスト飛行が成功したと発表しました。

ニューメキシコ州の宇宙港からの有人飛行は初めての事例です。

今回のデータを分析して宇宙船を点検し、次のテスト飛行に進む予定。

商業運航に向けて前進したと受け止められました。

ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス(NYSE:NCLH)…+4.7%

24日、米疾病対策センターの承認を得たうえで、今夏に米国発のクルーズ船の運航を再開すると発表しました。

従業員と乗客はワクチンを接種し、新型コロナウイルスの感染を防ぐ対策を導入します。

ダラー・ゼネラル(NYSE:DG)…▲3.8%

バンク・オブ・アメリカが24日付で投資判断を「中立」から「売り」に、目標株価を225ドルから190ドルに引き下げました。

小売り大手が主導する食料品のネット通販の普及やコンビニエンスストアの集客回復が、ダラー・ゼネラルの市場シェア縮小や来店者数減少につながると指摘しました。

5月25日

コインベース・グローバル(NASDAQ:COIN)…+7.6%

JPモルガンが25日付で投資判断を「買い」で調査を始めました。

目標株価は前日終値を65%上回る371ドルに設定しました。

仮想通貨市場は成長の初期段階と指摘し「米国の仮想通貨取引で重要な位置を占めるコインベースは市場拡大に伴って収益増加が期待できる」と評価しました。

ノードソン(NASDAQ:NDSN)…+7.1%

24日夕に発表した21年2~4月期決算は市場予想を上回り、21年10月期通期の1株利益見通しは市場予想以上の水準に引き上げました。

非耐久消費財や工業向けなど幅広い分野の需要が堅調でした。

市場では「利益率の伸びが非常に素晴らしい」(DAダビッドソン) との評価がありました。

ダイコム・インダストリーズ…▲15.1%

25日に発表した21年2~4月期決算で特別項目を除く1株損益が黒字を見込んだ市場予想に反して赤字でした。

一部の主要顧客の契約収入が減り、売上高も市場予想以上に落ち込みました。

併せて示した5~7月期の売上高見通しは前年同期比で「横ばいから微減」 との見通しを示しました。

ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス…▲4.8%

モルガン・スタンレーが25日付で目標株価を30ドルから25ドルに引き下げました。

前週末の飛行テストの成功は重大な節目となりましたが、テスト実施の遅れは短期的な売上高の下振れリスクをもたらすと指摘しました。

従来は21年とみていた初の商業飛行は22年になると予想を改め、22年の売上高見通しも大幅に引き下げました。

5月26日

ディックス・スポーティング・グッズ…+16.9%

26日に発表した2021年2~4月期決算で売上高が前年同期の2.2 倍、19年の同期比で52%増と市場予想以上に伸びました。

特別項目を除く1株利益も市場予想を大幅に上回りました。

ゴルフやアウトドア用品、自宅でのフィットネス関連などの需要が堅調でした。

22年1月期通期の売上高と特別項目を除く1株利益見通しを引き上げ、それぞれ下限でも市場予想を上回ります。

ゼットスケーラー(NASDAQ:ZS)…+12.4%

25日夕に発表した21年2~4月期決算は市場予想を上回り、21年7月期通期の売上高見通しは市場予想以上の水準に引き上げました。

在宅勤務の普及でクラウドサービスの利用が広がり、情報セキュリティーサービスの需要が好調でした。

決算を受け、BMOキャピタル・マーケッツは長期的な成長が見込めると評価し、投資判断を「中立」から「買い」に引き上げました。

ペロトン・インタラクティブ(NASDAQ:PTON)…+10.2%

4億ドルを投じて米国内に初のフィットネス機器工場を建設すると24日に発表したのを受け、JMP証券が25日付リボートで「強い需要が続いている証左」と指摘、 2021年の最優良株の指定を維持しました。

リコールされたランニングマシンは夏場にも市場に再び出回るとみています。

ノードストローム…▲5.8%

25日夕に発表した21年2~4月期決算で売上高の伸びは市場予想を上回りました。

実店舗とネット通販ともに販売の基調が改善しました。

ただ、1株損益の赤字幅は市場予想より大きかったです。

通期見通しを据え置いたことを受け、ドイツ銀行は「業績回復の不透明感を高めた」と指摘し、目標株価を42ドルから40ドルに引き下げました。

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(NASDAQ:WBA)…▲4.0%

アマゾンが傘下のスーパーマーケットや薬局新設によって処方薬の店頭販売を検討していると26日に伝わり、顧客がアマゾンに流れると警戒されました。

同業のCVSヘルスやライト・エイドも売られました。

5月27日

AMCエンターテインメント・ホールディングス(NYSE:AMC)…+35.6%

一時上げ幅は52%に達し、株価は前週末時点の2倍を超えました。

個人投資家の投機的な売買が再燃しています。

調査会社S3パートナーズはAMCを「空売り筋が買い戻しを迫られる踏み上げの候補」と指摘しました。

AMCと並んで急騰が続いていたゲーム専門店のゲームストップは4.8%高と比較的小幅の上げでした。

フォード(NYSE:F)…+7.1%

連日で急伸し、2015年10月以来の高値を付けました。

RBCキャピタル・マーケッツが 27日、投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価は 13ドルから 17ドルに引き上げました。

26日にフォードが示した今後の電気自動車(EV)の販売や投資計画の説明を受け「23年12月期通期の利益率目標達成への自信が深まり、E V戦略への懸念も和らいだ」と指摘しました。

これ以外でもアナリストの目標株価引き上げが相次ぎました。

オクタ(NASDAQ:OKTA)…▲9.8%

26日夕発表の21年2~4月期決算は市場予想を上回りましたが、22年1月期通期予想の1株損益の赤字幅が市場予想より大きかったです。

3月に就任したばかりの最高財務責任者(CFO)が6月1日付で退任すると発表したことも売りを誘いました。

ワークデイ…▲3.3%

26日夕に発表した 21年2~4月期決算は売上高が市場予想以上に増え、特別項目を除く1株利益は市場予想を上回りました。

22年1月期通期の継続課金収入見通しも引き上げました。

だが、コロナ禍でクラウド関連の需要は急増したもののその後は落ち着いており、四半期べ

ースの増収率が縮小する傾向は続きました。

目先の成長の不透明感が意識された格好です。

ダラー・ツリー(NASDAQ:DLTR)…▲7.7%

27日発表の21年2~4月期決算は市場予想を上回る増収増益となりましたが、22年1月期通期の1株利益見通しが市場予想を大きく下回りました。

既存店売上高の増加基調は続くものの、輸送費が前期比でかなり上がり、利益を圧迫するといいます。

5月28日

セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)…+12.7%

前日引け後に発表した決算が市場予想を上回る内容で株価が上昇。

2021年2~4月期決算は売上高が前年同期比23%増の59億6,300万ドルとなり、市場予想の58億9000万ドルを上回りました。

22年1月期通期の業績見通しを上方修正したこともあり、時間外で株価は大幅に上昇しています。

ヒューレットパッカード(NYSE:HPQ)…▲8.94%

決算で売上高が予想を上回ったものの、パソコン向け半導体の不足が出荷に影響するとの見方を示したことが嫌気され、下落しました。

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