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【米国株動向】何十年も買い持ちできる3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021429日投稿記事より

買い持ち(バイ・アンド・ホールド投資)は、長い目で見れば最も大きな利益を生む投資法の1つであることが証明されています。

何十年も株式を保有することで、複利効果によって膨大なリターンを実現するだけでなく、値上がり益を減少させるキャピタルゲイン税の課税を遅らせることができます。

さらに、優れた企業を買って時が経つのを待つだけなので、安心して眠れるという長所もあります。

この戦略を疑うなら、ウォーレン・バフェット氏の実績を見ればよいでしょう。

同氏が率いるバークシャー・ハサウェイは、何十年にもわたって複利年率20%のペースで成長しています。

これは同期間のS&P500指数の2倍以上のパフォーマンスに上り、トータルリターンでは数倍にもなっています(執筆時点)。

ポイントは買い持ちに適した銘柄を発見することです。

ここでは何十年も買い持ちしたいと思える3銘柄を紹介します。

スティッチ・フィックス

オンラインアパレル大手スティッチ・フィックス(NASDAQ:SFIX)は、2017年の上場以来、株価が激しく変動しています。

個人に合わせたスタイリングサービスをオンラインで提供するという独特の事業を展開しており、株価が決算発表後に十数パーセント変動することも珍しくありません。

スティッチ・フィックスはアパレル小売りに対して独自のアプローチを取っており、10年近くにわたって顧客の嗜好や衣服のサイズに関するデータを収集しています。

同社は年内に「ダイレクト・バイ」サービスを新規顧客向けに開始し、データサイエンスに基づくビジネスモデルによって大きな進歩を遂げる見込みです。

このサービスでは、アンケートやツールを基に、新規顧客の嗜好に合った衣類のセットを送付します。

これまで同社は、ダイレクト・バイを提供した既存顧客から強力なフィードバックを得ており、女性のアクティブ顧客の4分の1に同サービスを提供しています。

同社の創業者兼最高経営責任者(CEO)のカトリーナ・レイク氏は8月に退任し、現社長のエリザベス・スポールディング氏が後任となる予定です。

この交代はダイレクト・バイのサービス開始とタイミングを合わせたものです。

ダイレクト・バイは市場規模を何倍にも拡大し、成長率を大幅に押し上げる可能性があります。

同社の時価総額は50億ドル未満で(執筆時点)、ダイレクト・バイが成功すれば大きな上昇余地が存在します。

【米国株動向】スティッチ・フィックスのCEOが辞任し、株価が急落

オクタ

オクタ(NASDAQ:OKTA)はクラウドベースのID管理・セキュリティツールを提供しています。

同社の事業分野はニッチなように感じられますが、実際は非常に大きく成長しており、この分野でのリーダーシップによって同社の時価総額は300億ドル以上に増加しました(執筆時点)。

オクタの事業では、多要素認証やシングルサインオンなどのツールを提供し、従業員と顧客がオンラインネットワークに円滑かつ安全にログインできるようにしています。

2017年の新規株式公開(IPO)以降、隣接市場への拡大などによって、市場規模は180億ドルから800億ドルへ拡大しました。

上場以降、オクタの売上は四半期ごとに規則正しく40%ずつ成長しており、収益性は大幅に向上しています。

昨年のフリーキャッシュフローは売上の13%に相当する1億1,070万ドル、調整後純利益は1,620万ドルでした。

最近は認証プラットフォームを手掛けるAuth0(オースゼロ)を買収しており、海外市場を中心とした成長の加速に寄与する見込みです。

今後、ID管理・セキュリティソリューションのニーズが消えるとは考えられません。

800億ドル規模の市場において、オクタの今年の売上は10億ドルを超えるとみられます。

このクラウド関連銘柄には依然として大きな成長の余地があります。

【米国株動向】ID管理サービスのオクタ、新たに250億ドル規模の市場機会を獲得

ロク

昨年はコロナ禍の中、従来のメディア企業が先を争うように新サービスを展開し、旧来のテレビからストリーミング配信への移行が加速しました。

メディアストリーミング機器を製造・販売するロク(NASDAQ:ROKU)は、ストリーミングTVデバイス市場のリーダーで、調査会社NPDグループによれば米国で38%のシェアを占めます。

ロクはテレビに接続する機器を販売しているだけではなく、同社のソフトウェアは市場の多くのスマートTVの原動力となっています。

さらに同社のプラットフォームは、ストリーミング配信パートナーの広告在庫の3分の1をコントロールしており、強力な広告事業を構築することを可能にしています。

コロナ禍によってストリーミング配信と同様にデジタル広告の成長も加速しており、いくつかの広告テクノロジー銘柄はコネクテッドTVの2桁台後半や3桁台もの成長率をアピールしています。

これはロクにとって幸先の良いことです。

というのも、同社は業界内で広告料を回収する立場にあるからです。

第4四半期の売上は前年同期比58%増の6億4,990万ドルで、広告が牽引する高収益のプラットフォーム売上は同81%増の4億7,120万ドルへ急増しました。

動画ストリーミングは、国内と海外の双方で依然として大きな成長余地があります。

ストリーミングプラットフォームでは、広告のテクノロジーとターゲティングが一段と洗練される中、広告収入の増加が続くでしょう。

ロクはこの長期的なトレンドによる恩恵を受けやすい地位にあるとみられます。

【米国株動向】いま買うべき割安なハイテク株3銘柄

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Jeremy Bowmanは、オクタ株、ロク株、スティッチ・フィックス株を保有しています。モトリーフール米国本社は、オクタ株、ロク株、スティッチ・フィックス株、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、以下のオプションを保有しています(バークシャー・ハサウェイ(B株)の2023年1月の200ドルのロング・コール、バークシャー・ハサウェイ(B株)の2023年1月の200ドルのショート・プット、バークシャー・ハサウェイ(B株)の2021年6月の240ドルのショート・コール)。
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