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【米国株動向】ペプシコの順調な滑り出し

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021418日投稿記事より

ペプシコ(NASDAQ:PEP)はコロナ禍が世界的に猛威を振るった2020年の初めに売上を大きく伸ばしました。

比較のベースが高いだけでなく、今年はコストの増加と株主還元の抑制も予想されています。

しかし4月14日の第1四半期決算発表では、今年も力強い売上成長を達成できると示しました。

売上の伸び

売上高は飲料と食品の両部門で伸び、買収効果を除いた内部成長率は2%でした。

これは前期の6%と比べると急減速と言え、販売数よりも値上げに頼った形ですが、買い溜め需要で売上が急増した前年同期(内部成長率8%)と比べても増収となりました。

海外市場ではコロナ禍からの回復にばらつきがあり、米国でも天候災害に見舞われるといった逆風もありましたが、増収という結果を出しています。

利益とキャッシュ

営業利益は前年同期の19億ドルから23億ドルに大きく増えました。

今年は製造・流通ネットワークへの成長投資を推進するため、同社は利益面では期待しないように株主に呼びかけていましたが、コア1株当たり利益(EPS)は14%増となっています。

キャッシュは売上の急減に備えて借入金を積み上げた昨年の同時期に比べて減少しましたが、それでも第1四半期末の時点で約60億ドルのキャッシュを保有しています。

ペースは良好

今年度の好スタートを切れたことで、経営陣は内部成長率が5%前後、EPSの伸び率はもう少し上という通期見通しを変えませんでした。

ライバルのコカ・コーラは、商品ポートフォリオに占めるファストフードその他のレストランチェーン向け飲料の割合が高いため、同社に比べて急回復しそうです。

短期投資家にとっての悪材料としては、成長投資に集中するため、自社株買戻しはほとんど行わない予定です。

しかし、こうした投資プロジェクトにより、売上の伸び率は将来的に過去2年間の5%を上回る水準に高まるはずです。

そうなれば、この1年間株価があまり上がっていない同社株からは大きなリターンが得られるかもしれません。

配当利回りも執筆時点で約3%と魅力的です。

【米国株動向】ユナイテッドヘルスとペプシコが好決算を発表

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Demitri Kalogeropoulosは、記事で言及されている株式を保有していません。 モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。
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