The Motley Fool

4月第5週目に動意づいた米国株

出典:Getty Images

4月26日

マイクロビジョン…+47.1%

ネット掲示板「レディット」上で最も話題に上がった銘柄となった前週に63%上げ、今週も個人投資家による買いが続きました。

29日発表の1~3月期決算に先回りした買いも入った格好です。

キャスパースリープ(NYSE:CSPR)…+27.1%

ウェドブッシュ証券が26日に投資判断を中立から買いに引き上げました。

利益率の高い高価格品の発売や製品の多様化、百貨店などへの販売網拡大がシェア拡大につながると予想しました。

アルバートソンズ(NYSE:ACI)…▲5.0%

26日に20年12月~21年2月期決算と併せて発表した22年2月期通期の既存店売上高見通しが前期比6~7.5%減と慎重でした。

新型コロナウイルスワクチンの普及で外食が増え、食料品販売の減少を見込んでいるもようです。

エッツィー(NASDAQ:ETSY)…▲4.4%

キーバンク・キャビタル・マーケッツが投資判断を買いから中立に引き下げました。

「巣ごもり消費」への期待から過去1年に株価は 3.4倍に上昇し、短期的に業績が市場予想を大幅に上回る可能性が低いと指摘しました。

4月27日

クロックス(NASDAQ:CROX)…+15.3%

27日発表の2021年1~3月期はネット通販の好調で市場予想を上回る増収増益でした。

21年12月期通期の売上高予想は前期比40~50%増と従来の 20~25%増から引き上げました。

4~6月期は60~70%増収を見込みます。

ゲームストップ(NYSE:GME)…+5.2%

4月上旬に発表した新株発行で、予定していた最大350万株を売却したと26日タに発表しました。

手数料差し引き前で5億5,100 万ドルを調達し、成長戦略に位置付ける電子商取引への移行や財務基盤の強化が進むとみた買いが集まった模様です。

ケイデンス・デザイン・システムズ…▲8.0%

26日夕に発表した 21年4~6月期の売上高見通しが市場予想に届きませんでした。

インドでの新型コロナのまん延で出荷が遅れるほか、半導体業界での供給網の混乱による生産停滞などが響くとみられます。

スプランク(NASDAQ:SPLK)…▲4.9%

モルガン・スタンレーが投資判断を買いから中立に、目標株価を213ドルから160ドルに大幅に引き下げました。

長期の大型案件で顧客が同社との契約に慎重になっているうえ、CTO(最高技術責任者)の最近の退任も経営リスクだと指摘しました。

4月28日

アルファベット(NASDAQ:GOOGL)(NASDAQ:GOOG)…+3.0%

28日の米株式市場で検索サイトのグーグルの親会社アルファベットが、前日比3.0%高の2,359.04ドルで終えました。

一時は、2,431.38 ドルをつけ、上場来高値を更新しました。

27日タに発表した 2021年1~3月期決算は、広告収入が伸びて市場予想を大幅に上回る増収増益となりました。

アナリストが相次ぎ目標株価を引き上げたのも買いを誘ったようです。

1~3月期の売上高は前年同期比34%増の553億1,400万ドルと市場予想(515億1,000 万ドル)を上回りました。

主力の検索サイトや動画サイト「ユーチューブ」などを通じた広告収入は32%増え、成長期待が高いクラウドも46%増収でした。

好決算を受け、アナリストによる目標株価引き上げが相次ぎました。

ニーダムは2,500ドルから 2,700ドルに引き上げました。

ユーチューブを通じた収入予想を引き上げるなど、年間を通して広告収入が伸びるとの見方を示した格好です。

カナコード・ジェニュイティも2,600ドルから2,800ドルに上方修正しました。

また、アルファペットは決算と同時に500億ドルの自社株買いを発表しました。

時価総額 (27日時点で1兆5,427 億ドル)の3%の規模ですが、JPモルガン・チェースは「株主還元を強化する姿勢を示した点で大きな数値だ」と評価。

目標株価を2,575ドルから2,875ドルに引き上げました。

マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)…▲2.8%

28日に4営業日ぶりに反落し、前日比2.8%安の254.56ドルで通常取引を終えました。

27日夕に発表した2021年1~3月期決算は市場予想を上回る増収増益となり、アナリストの目標株価引き上げも相次いだ格好です。

ただ、決算を先回りした買いが入って前日に上場来高値を更新していただけに、材料出尽くし感からひとまず目先の利益を確定する売りが優勢でした。

1~3月期の売上高は前年同期比19%増の417億600万ドルと市場予想 (410億4,000万ドル程度)以上でした。

企業向けクラウド関連が伸び、収益をけん引しました。

特別項目を除く1株利益は1.95ドルと、市場予想(1.78ドル) を上回った格好です。

決算を受け、ウェドブッシュ証券はクラウド事業の強さを背景に目標株価を300ドルから310 ドルに引き上げました。

27 日終値を18%上回ります。

クラウド利用への移行と在宅勤務の流れは今後も続き、マイクロソフトは「市場シェアを拡大させる位置にいる」とみています。

カウエンもクラウド事業の強化により継続的な収入を見込み「大型成長株の投資家にとって保有すべき中核の銘柄だ」との見方を示しました。

目標株価は280ドルから295ドルに上方修正しました。

バンク・オブ・アメリカは「4~6月期業績も減速はみられない」と分析。

クラウドサービス「アジュール」、業務ソフトをまとめた「オフィス 365」などの成長継続を見込みます。

目標株価は300ドルから 305ドルに引き上げました。

4月29日

フェイスブック(NASDAQ:FB)…7.3%

28日夕に発表した 21年1~3月期決算は市場予想を大きく上回る増収増益でした。

決算を受け、広告事業の強さや拡張現実(AR)の成長余地の大きさを理由にアナリストが相次いで目標株価を引き上げました。

チーズケーキ・ファクトリー…+7.1%

28日夕に発表した21年1~3月期決算で売上高が前年同期比2%増と市場予想を上回り、特別項目を除く1株損益は市場予想に反して黒字に転じました。

新型コロナウイルスの感染拡大に関連した行動制限の緩和で既存店売上高が2.8%増えました。

4月以降の既存店売上高は前年同期の3.2倍に達しているといい、収益拡大期待が高まった模様です。

ウーバーテクノロジーズ(NYSE:UBER)…▲6.0%

単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」について、ウォルシュ米労働長官が「従業員として分類されるべきだ」と述べたとロイター通信が 29日に伝えました。

運転手を個人事業者としてきたウーバーは、従業員扱いに変えると社会保障費などの負担が増えるため、警戒した売りが出ました。

同業のリフトも9.9%下げました。

サービスナウ(NYSE:NOW)…▲9.4%

28日夕に発表した21年1~3月期決算は市場予想を上回る増収増益でしたが、4~6月期のサブスクリプションのサービス収入見通しが市場予想を下回り、増収率は1~3月期から鈍化します。

「大半の収益指標が成長鈍化を示しておりトップ銘柄には値しなくなった」(BMOキャピタル・マーケッツ)と低評価が目立ちました。

4月30日

ツイッター(NYSE:TWTR)…▲15.16%

予想よりも1月から3月期の決算は良かったものの、アルファベットやフェイスブックに比べると見劣りするとの評価が相次ぎました。

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