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【米国株動向】株価下落で割安になった注目のグロース株3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020418日投稿記事より

グロース株は過去12年間にわたりバリュー株を大きくアウトパフォームしてきました。

背景には、技術革新や雇用、買収のための資金を低利で調達できたことにあります。

ところが、グロース株は過去2~3カ月に幅広く売り込まれており、買いの機が熟しています。

以下、注目の3銘柄を取り上げます。

ファストリー

エッジクラウドサービス企業のファストリー(NYSE:FSLY)の株価は2月9日終値の119ドルから39%下落して4月14日には72.20ドルを付けています。

同社は新型コロナウイルスの世界的流行の恩恵を享受してきた企業の一つですが、コロナが終息しても消費者や企業のコンテンツ消費の傾向が大きく変わることはないでしょう。

これはファストリー及び同社のプラットフォームにとって好材料です。

では、なぜ株価が39%も下げたのかと言えば、人件費や買収関連費用の増加によって2021年通期損失ガイダンスが市場予想よりも悪かっただけでなく、2020年第4四半期の新規顧客獲得数も大幅に鈍化したためです。

一方、2020年通期の売上継続率は99%と堅調で、第3四半期と第4四半期の顧客正味支出額は前年同期比でそれぞれ47%と43%増加しました。

ファストリーは10年間にわたり30%の増収率を維持できるタイプの革新的な企業です。

最近の株価下落は忍耐強い投資家にとって買いの好機をもたらしています。

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トルパニオン

ペット医療保険会社のトルパニオン(NASDAQ:TRUP)の株価は2021年2月8日に124ドルの終値を付けた後、2カ月余りで38%下げて76.38ドルとなっています。

株価下落の原因は、第4四半期1株当たり損失が0.09ドルと、アナリスト予想であった0.03ドルの損失よりも悪かったことにあります。

一方、2020年通期の登録ペット総数は86万3,000匹に上り、今年は心理的に重要な節目となる100万匹に達する見通しです。

20年間に及ぶ獣医との連携によって、同社は保険契約者との緊密な信頼関係を構築しています。

さらに、米国のペット医療保険加入率は約1%に過ぎませんが、英国並みの25%に達するならば、獲得可能な最大市場規模は320億ドルを上回るとみられます。ちなみに、トルパニオンの2020年売上高は5億200万ドルでした。

ペットにお金をかける傾向が強まる中で、家族の一員であるペットの健康を守るためペット保険に加入する買い主は当然増えていくでしょう。

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バーテックス・ファーマシューティカルズ

バイオ医薬品企業のバーテックス・ファーマシューティカルズ(NASDAQ:VRTX)の株価は4月14日時点で年初来でほぼ10%安となる217.13ドルを付けており、2020年7月に記録した52週高値の306ドルから大きく下げています。

株価下落の原因は、第4四半期EPSが2.51ドルと事前予想を約0.08ドル下回り、数四半期にわたる2桁台の増益率に終止符が打たれたことにあります。

また、昨年10月半ばに肝酵素の上昇を理由にα1抗トリプシン欠損症薬VX-814の開発を中止したことも悪材料となっています。

一方、好材料を挙げると、難病に指定されている嚢胞性線維症(CF)治療薬「Trikafta」の後期臨床試験では肺の機能に有意な改善が見られ、上市後の最初の1年間で約39億ドルの売上高を達成しました。

さらに、同社は66億6,000万ドルに上る手元流動性と、継続的な営業キャッシュフローを活用して、医薬品ポートフォリオを拡充するため他の企業や治療薬を取得する計画です。

VX-814の開発は中止したものの、開発中の医薬品を6本抱えており、極めて優れた臨床開発実績を積み上げています。

予想PERは17倍を割り込んでおり、2桁台の一貫した増収率を踏まえると狙い目であると言えます。

【米国株動向】4月以降株価上昇が期待できるバリュー株3銘柄

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Sean Williamsは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、ファストリー株、トルパニオン株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、バーテックス・ファーマシューティカルズ株を推奨しています。
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