The Motley Fool

4月第4週目に動意づいた米国株

出典:Getty Images

4月19日

ゲームストップ(NYSE:GME)…+6.3%

ゲームストップ株急騰の仕掛け人とされる個人投資家のキース・ギル氏がコールオプションを行使し、新たに買い増しました。

同氏の保有株が今月初めの倍の20万株になったと伝わり、先高観が強まりました。

19日は最高経営責任者の7月末の退任を発表し、経営刷新が進むとの期待もされました。

クリーン・エナジー・フューエルズ(NASDAQ:CLNE)…+6.3%

19日にアマゾン・ドット・コムと低炭素の再生可能天然ガスを供給する契約を結んだと発表しました。

アマゾンに対し普通株式5314万株を上限に新株予約権を発行し、うち1,328万株はガス代金の支払いといいます。

マイクロストラテジー(NASDAQ:MSTR)…▲8.1%

仮想通貨のビットコインが18日に急落し、ビットコインを保有する同社や決済サービスのスクエアが売られました。

仮想通貨交換業者のコインペース・グローバルや採掘業のマラソン・デジタル・ホールディングスも下落しました。

プラグパワー(NASDAQ:PLUG)…▲7.3%

ウォール・ストリート・ジャーナルがS&Pグローバル・クリーン・エネルギー指数の構成銘柄のプラグパワーなどが割高感から変動性が高まると指摘しました。

19日に構成銘柄が30社から81社に拡大し、新たな採用銘柄に資金が移行する可能性があるといいます。

4月20日

カンザスシティー・サザン(NYSE:KSU)…+15.2%

20日、同業のカナディアン・ナショナル鉄道が19日終値を 27%上回る条件での買収を提案しました。

3月下旬に合意したカナディアン・パシフィック鉄道による買収提案の条件を大幅に上回っており、高値での買収を期待した買いが膨らみました。

IBM(NYSE:IBM)…+3.8%

19日夕発表の21年1~3月期決算がクラウド関連の好調さを背景に5四半期ぶりの増収となり、売上高や1株利益は市場予想を上回りました。

「22年12月期通期が増収になるのか疑問は残る」と持続的な収益拡大への懐疑的な見方も多いですが、20日は目標株価を引き上げるアナリストが相次ぎました。

ユナイテッド航空(NASDAQ:UAL)…▲8.5%

19日夕方発表の1~3月期決算はコロナ禍での旅客数の大幅減を背景に、5四半期連続の最終赤字となり、売上高や1株利益が市場予想を下回りました。

収益寄与が大きい法人と国際線の需要回復について、経営陣が回復時期が不透明だと述べたのも売りを誘いました。

ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス(NYSE:SPCE)…▲6.6%

成長銘柄への投資で知られる米投資会社アーク・インベストメント・マネジメントが19日に保有するヴァージン株の多くを売却していたことが20日に公表されました。

前週にはヴァージン創業者のリチャード·ブランソン氏による株売却も明らかになっています。

4月21日

インテュイティブ・サージカル(NASDAQ:ISRG)…+49.9%

20日夕に発表した21年1~3月期決算で売上高や特別項目を除く1株利益が市場予想以上に伸びました。

医療機関などがコロナ禍で見送っていた機器購入を再開し、手術支援ロボット「ダビンチ・サージカル・システム」がよく売れたことが要因です。

決算を受け、アナリストによる投資判断や目標株価の引き上げが相次ぎました。

ウェルビルト…+44.5%

同業のミドルビーによる買収で合意したと21日に発表しました。

すべて株式交換で実施し、ウェルビルトの株主は1株当たり0.1240株のミドルビー株を受け取ります。

20日終値ペースで3割強上回る価格となり、さや寄せされる形で買いが集まりました。

ウェルビルトの筆頭株主の著名投資家、カール・アイカーン氏も買収を支持しているといいます。

モデルナ(NASDAQ:MRNA)…+8.1%

来年向けの新型コロナウイルスのワクチン供給でイスラエルと契約を結んだと20日夕に発表しました。

開発中の変異ウイルス向けが承認されれば、同ワクチンの購入オプションも契約に含まれるといいます。

長期的な収益拡大が見込めるとみた買いが入りました。

ネットフリックス(NASDAQ:NFLX)…▲7.4%

20日夕方に発表した21年1~3月期決算で世界の有料契約者数の伸びが市場予想を大幅に下回り、4~6月期の見通しも市場予想より大きく下振れしました。

決算を受け、目先の契約者数の伸び悩みや制作コスト増への懸念を指摘する声が聞かれ、目標株価を引き下げるアナリストが多かったです。

ハリバートン(NYSE:HAL)…▲3.6%

21日に発表した21年1~3月期決算で売上高は市場予想ほど落ち込まず、特別項目を除く1株利益も市場予想を上回りました。

部門別では掘削調査が、ソフトウエアの販売増で予想以上の売上高となりました。

ただ、株価は昨年3月に付けた安値から前日までに5倍近くに上昇しており、材料出尽くし感の売りに押された格好です。

オートゾーン(NYSE:AZO)…▲1.8%

パンク・オブ・アメリカが21日付で投資判断を 中立から売りに引き下げました。

パンデミックで自分で車を修理や整備する人が増えて需要を押し上げましたが、今後は中期的に伸びが鈍化するリスクを市場は織り込んでいないと指摘しました。

株価は前日までに年初から3割近く上げていました。

4月22日

エクイファックス…+14.9%

21日夕方に発表した21年1~3月期決算で売上高や1株利益が市場予想を上回りました。

住宅ローンに関連したサービスなどが好調でした。 21年12月期通期の業績見通しも引き上げました。

ユーアイパス+9.4%

投資会社アーク・インペストメント・マネジメント系の複数の上場投資信託が21日の上場初日に株式を購入していました。

機関投資家が強気と受け止められ、買いを誘いました。

ダウ・ケミカル(NYSE:DOW)…▲6.0%

22日発表した21年1~3月期決算では売上高が市場予想を上回りましたが、寒波などの影響を受けて販売価格が急上昇した影響が大きかったです。

成長の持続性が懸念され、利益確定売りが出ました。

アメリカン航空(NASDAQ:AAL)…▲4.5%

22日発表の21 年1~3月期決算で特別項目を除く1株当たり損失が市場予想よりも大きかったです。

1日当たりの現金流出額が20年  10~12月期に比べて減少し、買いが優勢になる場面もありました。

4月23日

インテル(NASDAQ:INTC)…▲5.3%

半導体大手のインテルは、1月から3月期の決算を発表しました。

売り上げと利益は市場予想を上回りましたが、弱い4月から6月期の見通しが嫌気され大幅に下落しました。

フリーレポート配信

コロナ禍で消費者が一斉にレストランや航空機の利用を敬遠した一方、在宅需要という大きな恩恵を享受し、新産業として伸びた分野もあります。過去1年で既に株価は大幅に上昇してしまいましたが、在宅関連銘柄としても、長期的な成長株としても注目できる3銘柄を取り上げます。

在宅需要で新たな産業が勃興する中、注目のコンスーマー関連3銘柄」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。

公式ツイッターアカウント公式フェイスブックアカウントをフォローする。

また、公式LINEアカウントの方では、投資初心者向けの情報を発信しています。
友だち追加

免責事項と開示事項 記事の作者、渡辺たけしは、記事内で言及されている銘柄を保有してはいません。記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。

最新記事