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【米国株動向】長期的な資産形成を支える3つのバンガードETF

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021415日投稿記事より

3月に成立した2021年米国救済計画法に基づく国民一人当たり1,400ドルの現金給付が数百万の家計に届く中、多くの米国人がこのお金の使い道を決めようとしています。

本稿では、家計が盤石で給付金を投資に回す余裕がある人のために、長期的な資産形成に役立つ戦略を紹介します。

投資先には多くの選択肢がありますが、以下に紹介するバンガードの3つの上場投資信託(ETF)は将来の資産形成に役立つ可能性があります。

バンガードS&P 500 ETF (VOO)

バンガードS&P 500 ETF(NYSEMKT:VOO)はS&P500指数に連動するETFで、500社をやや超える米国大手上場企業が組み入れられています。

S&P 500 ETFは株式市場全体を代表するETFであるため、より安全な投資先の1つです。

株式市場は短期的にはボラティリティが生じることはあっても、長期的には一貫してプラスのリターンをもたらしてきました。

同ETFが設定された2010年以降の年率リターンの平均は15%です。

ただし、この数値は過去10年間にわたる驚異的な強気市場によるところが大きく、長期的な平均は年率約10%と想定した方が現実的かもしれません。

安全を期して年率リターンの平均を10%、初期投資額を1,400ドルと想定した場合、合計金額が10万ドルに達するための毎月の投資額と継続期間は次の通りです。

  • 20年にわたり毎月125ドルを投資
  • 15年にわたり毎月250ドルを投資
  • 30年にわたり毎月40ドルを投資

同ETFはパッシブ運用なので、継続的に毎月投資すること以外にやるべきことはありません。

【米国株動向】上場投資信託(ETF)QQQとVOOの比較

バンガード・グロースETF (VUG)

バンガード・グロースETF(NYSEMKT:VUG)には、平均より高いリターンをもたらすと予想される250超の銘柄が組み入れられています。

既に確立された企業に比べ、高成長企業の業績は不安定になることがあるため、グロースETFはリスクが高い部類に入ります。

しかし、同ETFの最大の保有銘柄にはアップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、フェイスブックが含まれています。

これらの企業は驚異的な成長を遂げている一方で業績は比較的安定しているため、投資家のリスクは限定的です。

同ETFが設定された2004年以降の年率リターンの平均は11%強です。

今後もこのリターンが維持され、初期投資額を1,400ドルと想定した場合、合計金額が10万ドルに達するための毎月の投資額と継続期間は次の通りです。

  • 20年にわたり毎月115ドルを投資
  • 15年にわたり毎月225ドルを投資
  • 30年にわたり毎月30ドルを投資

【米国株動向】数十年にわたる長期保有に向くバンガードETF3銘柄

バンガード情報技術ETF (VGT)

バンガード情報技術ETF(NYSEMKT:VGT)には、情報技術セクターから選別された約350銘柄が組み込まれています。

同ETFは、保有するすべての銘柄が同じセクターに属するため、リスクが高い可能性があります。

しかし、ハイテクセクターは急激に成長しており、同ETFは相対的に高いリターンをもたらすと予想されます。

同ETFが設定された2004年以降の年率リターンの平均は13%です。

今後もこのリターンが維持され、初期投資額を1,400ドルと想定した場合、合計金額が10万ドルに達するための毎月の投資額と継続期間は次の通りです。

  • 20年にわたり毎月90ドルを投資
  • 15年にわたり毎月200ドルを投資
  • 30年にわたり毎月15ドルを投資

株式市場で大金を得るには、時間が味方になります。

今すぐに投資を始め、毎月少しずつ投資し続けることで、想像以上の資産を形成することができます。

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米国の株式市場は最高値を更新している一方で、バブルを警戒する見方もあります。そこで、より堅実な投資先として、緩やかながらも成長し続け、持続的に増配する銘柄を検討してみてもよいでしょう。このレポートでは、堅実な成長が見込める5つの高配当株をご紹介します。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。Randi Zuckerbergは、フェイスブックのマーケティング開発部の元ディレクターおよび元スポークスウーマンであり、マーク・ザッカーバーグCEOの姉です。Randiはモトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Katie Brockmanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、アマゾン株、アップル株、フェイスブック株、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、マイクロソフト株、バンガード・グロースETF、バンガードS&P 500 ETFを保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株のオプションを推奨しています(2022年1月の1940ドルのショート・コール、2022年1月の1920ドルのロング・コール)。
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