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【米国株動向】バンガードの3つの配当ETFを比較

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021411日投稿記事より

配当株は長期にわたり不労所得を得ることのできる投資となり得ますが、個別銘柄に投資をするのはかなりの調査が必要であり、またしばしば割高になります。

あまり調査を必要としないアプローチを探しているのであれば、配当に重点をおく上場投資信託(ETF)に投資をするのがベストかもしれません。

各ETFは数百の異なる銘柄から構成されているため、直ちにポートフォリオを分散し、リスクを限定することが可能です。

数多くの配当ETFがありますが、最初に投資をするのに適した銘柄としてはバンガードの以下3つの代表的なETFがあります。

バンガード米国増配株式ETF

バンガード米国増配株式ETF(NYSEMKT:VIG)は、ナスダック米国ディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスに連動し、毎年増配を実現してきた実績のある200を少し超える銘柄で構成されています。

2006年に設定されて以降、平均で年10%近いリターンを上げており、毎月300ドルをこのETFに投資したとすると、年間のリターンが10%であれば、30年後には60万ドル近くに成長します。

また、同ファンドのこの1年間の四半期配当は1株(1口)当たり0.50~0.60ドルであり、これに対し株価は約150ドル(執筆時点)です。

投資できる金額にもよりますが、いずれ年間数千ドルの配当収入を得られるようになる可能性があります。

バンガード・インターナショナル・ハイ・ディビデンド・イールドETF

バンガード・インターナショナル・ハイ・ディビデンド・イールドETF(NYSEMKT:VYMI)は、配当利回りが平均を上回る可能性がある世界中の企業の株1,200銘柄で構成されています。

このETFはリスクがより高いため、投資をする前に自分のリスク許容度を検討しておくことが重要です。同ETFの設定は2016年で、今回ご紹介する3銘柄では最も新しいETFです。

また、ポートフォリオの4分の1強が、ボラティリティは高いものの成長の余地も大きい新興市場に配分されています。

ETF設定後のリターンは平均で年約9%です。

また、この1年間で支払われた四半期配当は1株(1口)当たり約0.50ドルであり、リターンの点ではバンガード増配株式ETFに似ています。

しかし、このETFは、時とともに平均以上の成長をする可能性がある反面、より多くのリスクも伴います。

バンガード米国株高配当ETF

バンガード米国株高配当ETF(NYSEMKT:VYM)は、米国を拠点とする企業のみで構成される点が2つ目のETFとの違いで、配当利回りが平均を上回る400を少し超える銘柄で構成されています。

リスクも少し低く、2006年に設定されたことからより長い実績もありますが、設定後のリターンは平均で年約8%とやや低くなっています。

しかし、配当額は素晴らしく、この1年間の四半期配当は1株当たり0.70~0.80ドルであり、これに対し株価は約100ドル(執筆時点)です。

何年も投資をし、今1,000株を所有しているとすると、四半期配当が1株当たり0.70ドルであれば、年間の受取配当額は2,800ドルになります。

配当ETFは、健全なポートフォリオを構築するのに役立つと同時に、長期的な不労所得源となるため、多くの人にとって賢明な投資です。投資をする前に、自分のリスク許容度を検討し、自分にあったETFを選択してください。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Katie Brockmanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、バンガード米国増配株式ETFを保有し、推奨しています。
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