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【米国株動向】今後10年間で500%のリターンも夢ではない、破竹の勢いの5銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021415日投稿記事より

S&P500指数は1年余り前にわずか5週間の間に3分の1以上下落して以降、歴史的な回復を遂げ、2020年3月23日の底値から85%上昇しています(執筆時点)。

いかなる市場環境でも驚異的なリターンを得る秘訣は、競争優位性が明白で、破竹の勢いを持つ事業を見つけることです。

以下に紹介する5銘柄は、今後10年間で500%を上回るリターンも夢ではありません。

ピンタレスト

画像共有サイトを運営するピンタレスト(NYSE:PINS)はソーシャルメディアの中では新興勢力ですが、ステイホームを余儀なくされた2020年に人々はインターネットに多くの時間を費やし、ピンタレストの月間アクティブユーザー数(MAU)も、1年間に37%増加しました。

しかし、ピンタレストの成長は新型コロナウイルスのはるか以前から始まっており、MAUは2019年までの3年間に年平均30%のペースで増加していました。

中でも海外ユーザーの伸びが大きく、昨年に増加したMAUの1億2,400万人のうち90%以上が米国外のユーザーです。

海外ユーザーのユーザー1人当たり売上高(ARPU)は米国を大幅に下回りますが、その分、海外ユーザーのARPUには成長余地が大きいという見方もあります。

また、ピンタレストにはeコマースプラットフォームとしての役割もあります。

ユーザーがお気に入りの商品やサービスの画像を投稿し、ピンタレストはその商品/サービスに興味を持った消費者と取り扱う企業をつなぐだけで良いのです。

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レッドフィン

オンライン不動産仲介企業のレッドフィン(NASDAQ:RDFN)も創造的破壊をもたらす1社であり、また歴史的低水準にある住宅ローン金利からも恩恵を受けています。

競合他社との大きな差別化ポイントの一つが手数料の低さで、仲介手数料は1~1.5%と、従来型の不動産会社より2%ポイントほど低くなっています。

住宅価格は高騰しているため、手数料率の違いは大きな金額の差となります。

その上、同社のサービスは住宅売買のプロセスを様変わりさせる可能性があります。

現在一部の都市で提供されている「レッドフィンナウ」サービスでは、住宅を直接同社に現金販売することができ、煩雑な手続きを簡素化することができます。

物件の査定や審査、所有権移転といった事務手続きの一括サービスも提供しています。

将来的にレッドフィンは不動産業界における中心的企業となるかもしれません。

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トルパニオン

ペット関連ビジネスは右肩上がりの市場であり、全米ペット製品協会のデータによれば、米国のペット関連支出は25年以上前から一貫して前年実績を上回っています。

今年は約1,100億ドルに達し、このうち323億ドルを獣医診療と製品販売が占める見通しです。

ペットが家族の一員として扱われるようになるにつれ、ペット保険を手掛けるトルパニオン(NASDAQ:TRUP)に商機が見込まれます。

2020年末時点で約86万3,000匹のペットが同社の保険に加入していますが、これは米国で飼われているペットの約1%にすぎません。

英国のペット保険加入率は25%であり、米国がこの水準に達すれば、市場規模は320億ドルを上回ります。

参考までに、トルパニオンの2020年売上高は5億200万ドルでした。

同社は過去20年にわたり多くの動物病院と強固な関係を築いている他、主要なペット保険会社として唯一、診察時の直接支払いを可能にするソフトウェアを導入しています。

成長間違いなしの業界で足場は万全です。

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テラドック・ヘルス

遠隔医療サービス大手のテラドック・ヘルス(NYSE:TDOC)がパンデミックから大きな恩恵を受けたことは想像に難くありません。

2020年のオンライン診療件数は約1,060万件に達し、前年の414万件から2倍以上に増加しました。

だからといって、コロナ禍が収束した後にテラドックのビジネスモデルが成り立たないということは決してありません。

遠隔医療は、患者にとっては非常に便利であり、医師にとっては慢性疾患患者の管理が容易になり、保険会社にとっては外来診療よりも診察費が安くなるなど、医療サプライチェーン全体に大きな利点をもたらします。

昨年11月には同業のリボンゴ・ヘルスを買収しました。

リボンゴは慢性疾患患者から膨大なデータを収集し、人工知能を使って分析した上で、患者に健康管理に関するアドバイスをします。

登録している糖尿病患者は50万人を優に超え、今後は高血圧や体重管理を対象にサービス内容を拡大する計画です。

リボンゴを手に入れたテラドックは今後10年で急成長が見込まれます。

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シー・リミテッド

最後に紹介するシー・リミテッド(NYSE:SE)はシンガポールの企業で、3つの主力事業が目覚ましく成長しています。

1つ目のゲーム事業はEBITDAに占める割合が最大で、2020年には20億ドルの調整後EBITDAを生み出しました。

パンデミックによるステイホームと人気作品のおかげで、四半期アクティブユーザー数(QAU)は2020年に前年比72%増の6億1,060万人、そのうち課金ユーザーは同120%増の7,300万人強となりました。

2つ目はeコマース事業で、「ショッピー」というプラットフォームを、東南アジアと中南米といった急成長中の新興国市場を中心に展開しています。

プラットフォーム全体の2020年のオーダー件数は前年比133%増の28億件、流通取引総額(GMV)は前年の2倍となる354億ドルでした。

3つ目はデジタル金融サービス事業で、ショッピーと同じ地域で十分な金融サービスを利用できない地域を中心にサービスを提供しています。

2020年末時点のモバイル決済の利用者数は2,300万人を上回り、決済総額は78億ドルに達しました。

2020年~2024年の間に同社の売上高は4倍に増加する見通しで、大きな投資リターンも期待できます。

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コロナ禍で消費者が一斉にレストランや航空機の利用を敬遠した一方、在宅需要という大きな恩恵を享受し、新産業として伸びた分野もあります。過去1年で既に株価は大幅に上昇してしまいましたが、在宅関連銘柄としても、長期的な成長株としても注目できる3銘柄を取り上げます。

在宅需要で新たな産業が勃興する中、注目のコンスーマー関連3銘柄」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。Randi Zuckerbergは、フェイスブックのマーケティング開発部の元ディレクターおよび元スポークスウーマンであり、マーク・ザッカーバーグCEOの姉です。Randiはモトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Sean Williamsは、フェイスブック株、ピンタレスト株、テラドック・ヘルス株を保有しています。モトリーフール米国本社は、トルパニオン株、フェイスブック株、ピンタレスト株、テラドック・ヘルス株、レッドフィン株、シー・リミテッド株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、レッドフィン株のオプションを推奨しています(2021年5月の65ドルのショート・プット)。
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