The Motley Fool

【米国株動向】1,000ドルの投資資金があったら4月に注目したい3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021411日投稿記事より

今年の株式市場は予測がやや困難な展開となっています。

特に2020年に急上昇したハイテク株の一部が下落していますが、同セクターの中にも長期的に有望な銘柄は存在します。

医療保険に対する新しいアプローチ

クローバー・ヘルス・インベストメント(NASDAQ:CLOV)は、特別買収目的会社(SPAC)との合併により上場したばかりの企業ですが、株価は過去最低の水準にあり(執筆時点)、長期投資の対象として買いの好機となっています。

米国の公的医療保険であるメディケア・アドバンテージ保険のプロバイダーという主力事業と同時に、テクノロジー企業の側面も持っています。

医療保険会社として膨大なデータにアクセスできるという強みを生かし、同社はソフトウェアアプリ「クローバー・アシスタント」を開発しています。

医師はこのソフトウェアを通じて患者の医療記録にアクセスし、患者の治療計画について、情報に基づいたより良い判断を下すことができるようになることから、結果的に治療費の低減が可能になります。

医師はソフトウェアを無料で使用することができ、しかもソフトウェアを利用することで特別診療報酬を受け取るケースもあります。

同社のビジネスモデルに懐疑的な見方もありますが、過去の成長実績がその有効性を裏付けています。

ソフトウェアに新たな患者データが追加され、利用する医療関係者が増えるほど、ソフトウェアは「賢く」なり、有用性はますます高まります。

過去3年間の実績を見ると、会員数と売上高は右肩上がりで、医療費比率(医療費÷保険料収入で算出されます)も改善しています。

また、同社が焦点を当てている高齢者は複数の疾患を抱えていることも多いため、より多くのデータ収集が可能になり、プラットフォームの改善につながります。

まだ小規模で実績も限定的で、若干のリスクも伴いますが、検討に値する銘柄の1つです。

【米国株動向】テスラを超える成長が期待できるSPAC3銘柄

高まるID管理の重要性

大規模な情報漏洩を阻止することは、今後ますます困難になると思われます。

システムやデータへのアクセス権を制限することは最も重要な対策の一つであり、そこにオクタ(NASDAQ:OKTA)の価値があります。

同社は企業向けに、従業員、契約者、顧客などのID管理/認証サービスをクラウドベースで提供しています。

オクタは業界のリーダーであり、調査会社のガートナーやフォレスター・リサーチからサービスとしてのID管理(IDaaS)分野のリーダー企業として高く評価されています。

業績も申し分なく、2021年1月期(通期)の売上高は前年比43%増、このうちサブスクリプション収入は同44%増でした。

残存履行義務(契約済だが未計上の将来売上)は前年から49%増であり、成長の持続を示唆しています。

フリーキャッシュフローは前年比205%増と急増し、黒字化は目前です。

先日の投資家向け説明会では、特権アクセスとIDガバナンスという2つの重要な成長市場への参入を発表しました。

特権アクセスは、ネットワーク上で極めて機密性の高い領域へのアクセスを必要に応じて提供するもので、アクセス権が与えられるのは限られた少人数に限定され、アクセス内容の追跡や保護の強化も行います。

IDガバナンスは例外報告を行うもので、企業方針から逸脱した事象や権限のないアクセスを即座に特定します。

これらの新機能や先月実施したオースゼロの買収はいずれも、同社が「IDクラウド」と呼ぶ壮大なビジョンを実現するための一環です。

経営陣は、新機能の導入により最大市場規模は550億ドルから800億ドルに拡大するとみています。

昨年度の売上高はわずか8億3,500万ドルであり、成長市場のほんの一握りにすぎません。

【米国株動向】ID管理サービスのオクタ、新たに250億ドル規模の市場機会を獲得

3つの急成長事業を擁するハイテク企業

アマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)に投資して失望することは、まずないでしょう。

さまざまな事業を手掛ける中で特に好調なのが、eコマース、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)、広告の3事業です。

北米eコマース事業の2020年第4四半期売上高は前年同期比40%増の753億ドル、海外eコマース事業はさらに急速に成長して同57%増でした。

同社のeコマース売上高は、米国全体のオンライン小売売上高の3分の1以上を占めており、今後も米国最大のeコマースプラットフォームであり続けることは間違いないとみられます。

AWSは世界をリードするクラウドサービスであり、市場シェアは31%です(2位はマイクロソフトのアジュールで20%)。

AWS事業の第4四半期売上高は前年同期から27%増、セグメント営業利益は35億ドルに達し、同社の中で最も多くの利益を生み出しました。

世界のクラウド市場は2022年に3,620億ドルに達すると予想されており、クラウド需要の拡大に伴ってAWSには大きな成長余地があります。

最後に、広告事業は過去数年間で着実に成長していますが、投資家にあまり注目されていないようです。

米国のデジタル広告支出におけるアマゾンの市場シェアは2020年に10%を上回り、2019年の7.8%から上昇しました。

調査会社eマーケターは、アマゾンの広告収入が2021年に前年比30%増の200億ドルに達し、2023年には300億ドルを上回ると予想しています。

全速力で疾走するeコマース、クラウド、広告の3事業を考えると、長期投資家としてはアマゾン株を見過ごすわけにはいきません。

【米国株動向】アマゾンは、電子機器と家庭用品のディスカウントストアを開くことを検討

フリーレポート配信

株式市場は高値圏にあり、下落・調整リスクを懸念する見方があります。そこで、市場の調整局面でも比較的安定して推移することが期待される消費財銘柄を3銘柄紹介します。こちらからメルアドを登録していただき、レポートをご覧ください。

ディフェンシブな優良消費財銘柄3選」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。

公式ツイッターアカウント公式フェイスブックアカウントをフォローする。

また、公式LINEアカウントの方では、投資初心者向けの情報を発信しています。
友だち追加

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Chris Neigerは、記事で言及されている株式を保有していません。元記事の筆者Brian Withersは、クローバー・ヘルス・インベストメント株、オクタ株を保有しています。元記事の筆者Danny Venaは、アマゾン株、マイクロソフト株、オクタ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、クローバー・ヘルス・インベストメント株、アマゾン株、マイクロソフト株、オクタ株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ガートナー株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株のオプションを推奨しています(2022年1月の1940ドルのショート・コール、2022年1月の1920ドルのロング・コール)。
最新記事