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【米国株動向】バークシャー・ハサウェイへの投資を今すぐ検討するべき

出典:Motley Fool

モトリーフール米国本社、2021415日投稿記事より

ウォーレン・バフェット氏は、過去10年間にさまざまな批判にさらされてきました。

同氏が率いるコングロマリット、バークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.A)(NYSE:BRK.B)の株価は、2008~2009年の大恐慌以来S&P500指数を下回っています。

バフェット氏とバークシャー・ハサウェイは、デジタル時代に合わせた投資戦略への修正に遅れを取っていますが、同社が最近行った最大の購入は、バークシャー・ハサウェイ社の株式そのものであり、2020年には過去最大となる247億ドルの自社株買いを実施しました。

バイデン政権が年内にインフラ投資法案を通そうと注力していることもあり(当初案では今後10年程度の間に2兆3,000億ドルの歳出を要求)、バークシャー・ハサウェイ株に長期的な投資をするには今が好機と言えるでしょう。

ポートフォリオを構成する2部門

バークシャー・ハサウェイは、上場株のポートフォリオと非上場子会社のポートフォリオの2つに分けることができます。上場株ポートフォリオの時価総額は2020年末で2,810億ドル、そのうち40%近くをアップル(NASDAQ:AAPL)が占めています。

バンク・オブ・アメリカ(NYSE:BAC)、アメリカン・エキスプレス(NYSE:AXP)、コカ・コーラ(NYSE:KO)、クラフト・ハインツ(NASDAQ:KHC)といった成熟企業が上位5銘柄に並び、現在成長中の企業であるアマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)などもこのポートフォリオに含まれます。

2020年の投資収益は合計407億ドルで、加えて年間81億ドルの配当収入と受取利息があります。

しかし本稿で注目したいのは、バークシャー・ハサウェイの子会社やその他の非公開事業です。

これには経済の要となる保険(ガイコ)、運輸(BNSF鉄道、パイロット・ガス・ステーション)、公益・エネルギー(パシフィック・コープ、BHEリニューアブルズ)、製造業(プレシジョン・キャストパーツ)など様々な企業が含まれます。

いずれも一般的な事業が多く、ハイテクがビジネスを変革する中で、過去10年間にほとんど人気のなかった成熟産業です。しかし、これらの企業は素晴らしい実績を上げています。

子会社の多くが新型コロナウィルスによって深刻な打撃を受けたにもかかわらず、投資収益を除けば、昨年の純利益は合計で222億ドルに達しました。

景気回復とインフラ支出に期待

コロナ禍による影響から経済が回復し始めたことで、バークシャー・ハサウェイ株は運輸や資本財のエクスポージャーを手に入れるための素晴らしい投資対象です。

またインフラ投資法案が議会を通過すれば、見過ごされがちなこうした事業にも強力な追い風となるでしょう。

ハイテクセクターも恩恵を受けるでしょうが、巨額の財政支出は、住宅建設や、再生可能エネルギープロジェクトを含む送電網の増強、さらには製造業およびその職業教育に向けられたものです。

バークシャー・ハサウェイがこうした分野の全てに直接関わりを持つことに加え、連邦政府によるインフラ支出が大幅に増加すれば、大量の製品や資材の輸送が必要になりますが、BNSF鉄道およびトラック輸送には、その準備ができています。

バークシャー・ハサウェイの株価純資産倍率(PBR)は1.4倍と、過去最低に近い水準にあり、バフェット氏自身も昨年自社株買いに資金を投じました。

景気回復の兆しが見え、政府が大規模な投資を計画している今、このバリュエーションが長く続くことはないかもしれません。

確かに、同社が最も有望な投資先であるとは言えないでしょう。

バフェット氏は、一時的な流行にすぎない投資トレンドを避けることで有名です。

同社は高成長企業ではありませんが、長期的に投資家に提供できるものが多く揃っています。

2021年の投資を検討する価値のある、割安株と言えるでしょう。

【米国株動向】退職者にとっての夢の株バークシャー・ハサウェイ

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Nicholas Rossolilloは、アップル株、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有しています。Nicholas Rossolilloの顧客は、記事で言及されている株式を保有しているかもしれません。モトリーフール米国本社は、アマゾン株、アップル株、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、以下のオプションを保有しています(バークシャー・ハサウェイ(B株)の2023年1月の200ドルのロング・コール、バークシャー・ハサウェイ(B株)の2023年1月の200ドルのショート・プット、アップル株の2023年3月の130ドルのショート・コール、アップル株の2023年3月の120ドルのロング・コール、アマゾン株の2022年1月の1940ドルのショート・コール、アマゾン株の2022年1月の1920ドルのロング・コール)。
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